セルフマーケティング?

森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」を読みました。この本では、「自分をマーケティングすること」について説いてあります。

・My Brand とは何か

自分のブランドって何ですかね。就活してる学生だったりすれば、「自己PR」とかでよく考えますよね。

My Brandを設計しておくメリットとして、3つあります。

1、プレゼン・面接で緊張しない
自分のありのままの、確固たるブランドが確立されているので動揺しない。

2、キャリア戦略の重要な指針になる
自分のブランドがはっきりしているので、どんな業界でどんな実績を積んだ方がいいのかがはっきりする。

3、ブランドエクイティが上がる
理想が明確になり、努力する度合いも向上する。

では、My Brand はいかにして、見つけ出せるのでしょうか。

・ブランドを整理する方法

これを見つけるにあたり、マーケティングっぽい手法を使います。

1.Market
2.Target  
=who
3.Benefit   =what
4.Way       =how

の4観点から考えるんです。

就職活動であれば、例として

市場は、「志望業界の人材」
ターゲットは、「面接官」
ベネフィットは、「困難に挑戦できるチャレンジ精神」
方法は、「組織が困難に直面したときにリーダーとして前進させる」

となりますね。

特に注意したいのは、ベネフィットの部分です。このベネフィットにも、4つの観点が必要になります。

1. Valuable
職業・職種で活かせるベネフィットか
2. Believable
妥当性・信頼性のある裏付けがあるか
3. Distinctive
他社と差別化できるエッジの利いたものか
4. Congruent(harmony)
本質と一致しているか、偽りはないか

このフレームワークで、My Brand はうまく整理できるのではないかな、と思います。

私は個人的に、Wayの部分は、どちらかというと未来のことを表していると思いましたね。
企業へのベネフィットを示し、そのベネフィットで「どう貢献するか」ビジョンを言えるのではないかと感じます。

いずれにしても、このようなMy Brandはアップデートしてこそです。
状況に応じて、変化していく。
労働市場が非常に流動化しているこの時代だからこそ、重要視されてきているような気がしますね。

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