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葛藤を抱えながら

【ALB Link Vol.80 -2021.11.3 新潟vs磐田-】

前節のアウェイ岡山戦。1-1で試合を終えてゴール裏へ挨拶に訪れた選手たち。拍手で迎える方もいれば、無言で選手を見つめる方もいました。

試合そのものは新戦力の躍動もあり希望が見えた。目の前の試合だけを見れば拍手を送ることも何らおかしくなかったと思います。


しかしアルビレックス新潟が目指す今シーズンの目標はJ1昇格ではなかったのか?それを考えると、上位の磐田と京都、それを僅かな可能性を信じて追いかける上位クラブが勝ち点3を勝ち取る中、引き分けで終わった岡山戦へ拍手を送らない対応も理解ができます。


数字上は可能性を残しつつもJ1昇格が風前の灯となる、過去のシーズンでも経験してきた状況。この中で何をモチベーションに応援するのか?選手に、監督に、クラブに何を求めるのか?

一生懸命にやっていることは十分に伝わってきます。だからこそ、昇格争いの大一番として迎えなければならなかった磐田戦をこのような形で迎える中で、どのような心持ちで臨めばよいのかという葛藤をどうしても抱えてしまいます。


とはいえ試合が始まれば目の前の試合で勝ち点3を獲ることだけを考えてスタジアムが一つになると信じて、今節の試合を見守りましょう。

闘え新潟!


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