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~知人以上の関係~ ジュビロ磐田

【ALB Link Vol.16 -2020.9.5 新潟vs磐田-】

こんにちは!今節の対戦相手であるジュビロ磐田のホームタウン・静岡県磐田市(の隣の市である浜松市)に住む大学1年生の白鳥(@Move_action46)です!

光栄なことに寄稿のオファーを頂き、浜松や磐田の観光スポットでも紹介しようか…と考えました。しかし、ある事に気づいてしまった。

「俺、この街のことよく知らねーじゃん」

思えば春先からの4ヶ月、COVID-19による自粛期間・オンライン授業・夜の街でクラスター・(できたけど全く性格が合わない友達)などにより観光どころか外出さえも大してしていませんでした。11月にあるヤマハでの磐田戦には行きたいなとは思っています。あ、さわやかには行ってきました。とても美味しかったです(小並感)。


そこで仕方なくジュビロ磐田について少し考えてみると、我がアルビレックス新潟との間に強い想い出が残っていることに気づきました。そして彼らを"知人"と定義づけるには多すぎるほどに…。

ということで3年振りの対戦を前に今回は磐田との間にどのようなエピソードがあったのか、2つほど振り返ってみたいと思います!
※エピソードは筆者の記憶が正確な2012年以降から抽出させていただきました。それ以前の年も淳さん怒りのハーフタイムなど興味深いエピソードは沢山あるのですが曖昧に覚えてるだけなので割愛します!


【裏天王山】
現シンガポール代表監督の解任を受け片渕浩一郎ヘッドコーチを暫定監督に据えてヤマハに乗り込んだ2016年終盤戦。残留の為に絶対に勝ち点3が欲しいところ。この年はジュビロ側も残留に黄信号が灯っていたので裏天王山とも謳われました。

パスは回すけどシュートまで至らない展開が続いた前体制から一転、新潟の伝統でもある「縦への速さ」を慣れ親しんだ442で発揮。レオと裕紀のドイスボランチやコルテスのパフォーマンスが素晴らしかった。

マサルの突破からPKを得てレオ・シルバで先制。しかしセットプレーから追いつかれます。大凡の時間帯で試合を支配するも勝ち越し点が遠い新潟。鈴木武蔵や山崎亮平、野津田岳人を投入して圧力を強めるも最後の最後で相手GK・カミンスキーが立ちはだかります。しかし遂にその時が。裕紀の縦パスを受けた武蔵のクロスに頭で合わせた山崎の劇的弾。これにより大きな大きな勝ち点3をGet。

ハーフタイム中にDAZNで流れるアスリートの名言集の中に「笑う時もあれば泣く時もある だからスポーツは美しい」というマンチェスターシティのペッブ・グアルディオラ監督の言葉があります。そしてこの試合を思い出せば彼が伝えたい事への理解に繋がると思います。苦しい時を乗り越えての勝ち点3は何にも変え難い喜び。その喜びを味わった一戦の相手がジュビロ磐田でした。

因みに決勝点を決めた山崎は奇しくもジュビロ磐田でプロデビューを果たした選手。新潟加入前年度にマリノスからのオファーを断ったこの男は恩師・柳下正明監督からの熱望もありオレンジブルーのシャツに袖を通す形に。柳下チルドレンと称されたアルビ加入選手の中では1番長く新潟に残ってくれました。奥さんはスレンダーなモデルさんです。身長s…


【マサくん】
2017年、遂にJ1の座から陥落。壊れかけのALBIを再建するべく招聘されたのが鈴木政一監督。愛称はマサくん。ジュビロ磐田の前身であるヤマハ発動機でプロデビューを飾った彼は現役引退後にジュビロ磐田の指導者に。そして名波浩を中心とした「NBOX」でJやアジアのトップに君臨したチームの監督にもなりました。

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日刊スポーツからの匂わせや年代別代表監督など豊富な実績もあってそんな彼には「1年でのJ1復帰」を至上命題とされるなど大きな期待が寄せられました。が、現実は厳しいものに。

序盤戦こそ及第点を与えられるくらいの戦いを見せていたものの徐々に失速。力を入れていたはずの守備にも綻びが見え始めて夏場にはJ3降格もチラつくなどクライシスな状態に。結果無念の途中解任を告げられてしまいました。

2017、18は現場から全く覇気が感じられずに試合前から負ける気しかしなくて本当に負けてしまう試合が殆どでした。しかも18においては"J2"でそのような状態。それまで14年間J1で戦ってきたクラブが。本当に苦しく辛いシーズンを過ごしてしまいました。彼が指揮した期間、特に夏場はある意味ですが強く記憶に残っています。

そんな悪夢に導いてしまった彼は今、ジュビロ磐田で強化本部長を務めています。現磐田監督のフェルナンド・フベロにも「1年でのJ1昇格」が至上命題とされており、シーズン途中でそれが可能かどうかフロントが精査するそうです。そしてフベロ監督の磐田は現状J1昇格に向けて難しい状況にあります。※9/1日現在

もしスペイン人監督が解任されるようなら後任には「J2での戦いをよく知っている」という理由で強化本部長から監督に立場を変えたマサくんの姿を見ることになるかもしれません…。

P.S.
マサくん、新潟時代に大武峻のこと全く評価してなかったのに何故獲った…それに磐田でもやはり全く使われていないじゃないか…笑


ということで2つほどマイチームと磐田に関するエピソードを書かせていただきました。他にもヤンツーさんだったり選手の移籍などまだまだ書けるほど豊富なトピックからもこの2チームの強い関係性が伺えますね。

そして筆者もこれから浜松や磐田、静岡を沢山知って、またこういう機会を頂いた際には皆さんに「ヤマハ遠征、或いは浜松市に行ってみようかな…!」と思ってもらえるよう魅力的な記事を作ります!


それでは5連戦の真ん中、ジュビロ磐田戦での勝利を期待して締めさせて頂きます!ご覧頂きありがとうございましたm(__)m


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