現状維持は即衰退
【ALB Link Vol.19 -2020.9.19 新潟vs徳島-】
アルビレックスは今節徳島ヴォルティスとの対戦。前節首位のギラヴァンツ北九州との一戦を落とし、昇格のためには何としても負けられない試合です。
徳島は現在3位で昇格争いに加わっており、一筋縄ではいかない相手であることは間違いありません。その徳島には、藤田征也選手、河田篤秀選手と以前新潟に所属した経験のある選手がいます。
そこでもしかするとピンときた方もいるかもしれないのが今回の文章のタイトルです。
河田選手が好きな言葉・座右の銘としてあげているのが「現状維持は即衰退」という言葉です。インスタグラムの投稿でもたびたびハッシュタグでこの言葉を載せています。
河田選手が新潟所属時にも発信していたこの言葉。今のアルビレックス新潟で考えてみると、積極的に現状を打ち破ろうと動いており衰退とは程遠いことが伝わってきます。
今夏の移籍市場では実力のある選手を次々と獲得し、その選手たちがレギュラーに。またクラブの将来を見据えて、岡本選手や秋山選手がJ3へと舞台を移し経験を積むことになりました。
また、現在リザーブやベンチ外になる機会の多い選手たちもこのまま終わることはないと思います。レギュラー、リザーブ、ベンチ外の選手が固定されていってしまうようでは、過密日程の今シーズンを勝ち抜くことは困難です。単なるターンオーバーではなく競争によって選手同士が切磋琢磨し、チーム全体が底上げされることが昇格には不可欠になります。
現在の順位は昇格争いを考えると決して満足のいくものではありませんが、それでも選手・クラブは一丸となって現状を打破し、昇格へ向けて進化するために動き続けていってくれるでしょう。
今節からはホームゲームの観客動員数の制限が緩和されます。ホームゲームでのサポーターの力を今まで以上にプラスすることで、新潟は現状からもっと上を目指していくことができるはずです。
そのために大切な一戦。河田選手、藤田選手との再会は楽しみですが勝つのは新潟。絶対に勝って新潟が進化し続けるところを見せてほしいですね。現状維持に留まらない新潟の力を発揮して昇格争いに加わっていきましょう！
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