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海外の大人数・女性アイドルグループ

近年、活躍が目立つ「多人数アイドル」、特に女性アイドルによく見られますね。日本ではAKB48、モーニング娘。、古くはおにゃん子クラブなどが有名ですが、アジアまたは海外にもそういうグループは存在します。

今回はその一部をご紹介します。

★PAQUITAS

MENUDOの女性版

ブラジルのモーニング娘。
1989年にデビューしたブラジルの女性アイドルグループで1984年に結成され、2002年の解散まで全部で4世代まで続いた。プエルトリコの男性アイドルグループ「メヌード」のように10歳~15歳でグループに加入し、17歳~20歳の間に脱退するという卒業システムを導入している。ガールズグループとしては日本のモーニング娘。やAKB48の先駆け的存在である。

★SexBomb Girls

フィリピンを代表するガールズグループ

フィリピンのモーニング娘。
1999年にデビューしたフィリピンの女性アイドルグループ
最初は4人のダンスグループから始まり、その後、新メンバー2人が合流して6人組となる。さらにその後も8人→12人→13人となり、最終的に22人の多人数グループとなった。グループは歌を中心に披露するセックスボムシンガーズとダンスを中心に踊るセックスボムダンサーズと2つに分かれている。普通のバックダンサーからマルチエンターテイナーに成長し、歌・演技・ダンスなどで成功を収めた。代表曲として知られている「Spaghetti Song」は名曲。彼女たちはK-POPの女性グループが台頭していなかった1999年~2009年までの10年間、「アジア史上で最も売れた女性アイドルグループ」だった。

★i-13

韓国版・モー娘。

 「韓国のモーニング娘。」
2005年にデビューした韓国の女性アイドルグループ
グループ名は、無限大を意味する=Infinityから取った「I」とグループの人数である「13」から名付けられた。13人というメンバーの数と平均年齢が14歳、さらに消防車のメンバーだったチョン・ウォングァンがプロデュースしたことで注目を集めた。日本のモーニング娘。を参考にしたグループで、全体的にもグループのコンセプト・メンバー構成・楽曲・振り付けなど含めて¨日本のアイドル¨に近い雰囲気が感じられる。実際にデビュー曲である「One More Time」のプロモーションビデオは、東京にあるクラブageHaで撮影された。

★Mocha Girls 

フィリピンのセクシーコンセプトのガールズグループ

            2006年にデビューしたフィリピンの女性アイドルグループ 
日本のモーニング娘。や同じフィリピンの先輩グループ・SexBomb Girlsのように彼女たちもメンバーを交代しながらグループの活動を継続していくスタイルを取っている。Mocha Girlsは「フィリピンで最も過激でセクシーな歌とダンスを披露するガールグループ」と言われている。 

★少女時代

韓国を代表する女性アイドルグループの1つ

                    2007年にデビューした韓国の女性アイドルグループ
SMエンターテインメントは2005年に「スーパージュニア」をデビューさせた後、「女性版スーパージュニア」を計画した。その際に大人数のガールズグループとしてお手本にしたのが日本のモーニング娘。だった。彼女たちがデビューした2007年当時、韓国でもメンバーが9人で10代の女性グループという共通点があったため、「日本の人気グループのモーニング娘。を模倣したのではないか?」という意見がよく出ていた。彼女たちのデビュー曲である「また巡り逢えた世界 (Into the New World)」はもともとSMの先輩グループ・M.I.L.Kのために作られた曲だったが、メンバーの脱退によりグループが解散したため、少女時代が引き継ぐことになった。2010年には、日本デビューして同時期に日本進出したKARAと並んで人気を二分した。

★AFTER SCHOOL

韓国のセクシーパフォーマンスグループ

「韓国のPussycat Dolls」
2009年にデビューした韓国の女性アイドルグループ
他のアイドルよりもパフォーマンスに大きな比重を置いているため、「パフォーマンスグループ」と称されることもある。「Bang!」のマーチングドラム、「Virgin」で見せたタップダンス、「初恋」のポールダンスなどが代表的である。また韓国では珍しいメンバーを交代しながらグループを継続するスタイルも特徴である。所属事務所であるプレディスエンターテインメントのハン・ソンス社長が2000年代にBoAのマネージャーを担当していた時期があり、BoAと共に日本で生活していたとき、当時の日本で大人気だったモーニング娘。に影響を受けたため、AFTER SCHOOLに入学&卒業システムを導入したとされている。

★SING女團

中国風コンセプトのアイドルグループ

「中国のAKB48」・「中国版・TWICE」
2015年にデビューした中国の女性アイドルグループ
グループ名のSINGは、Super Impassioned Net Generationの頭文字から名付けられた。韓国のTWICEや日本のAKB48などに影響を受けたグループである。デビュー当初はAKB48またはK-POP路線の曲を歌っていたが、扇子ダンスで有名な「寄明月」を起点にEDM路線の楽曲を歌うようになった。¨寄明月¨は中国で最も人気のあるモバイルゲーム・夢幻西遊の主題歌に起用された。モーニング娘。やAKB48のようにメンバーを交代しながら活動を続けていくスタイルをとっているが、K-POPグループとは違って独特でオリジナリティのある珍しいアイドルである。

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