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初めての音楽理論

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音楽理論、楽典を分かりやすく‼︎
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フラットの存在意義 なぜ、シャープだけじゃいけないの?

フラットの存在意義 なぜ、シャープだけじゃいけないの?

友達からの素朴な疑問。シャープが有れば、フラットなんて要らないんじゃないの、という。お答えします。F、つまりファて始まるへ長調にした時、ファソラシドレミファの音階になります。シに、フラットをつけると、長調の音階になります。シにフラットを付けないと、変な感じの音階になります。シのフラットは、ラのシャープと同じピアノの鍵盤です。フラットを使わず、ラのシャープにすると、ファソラシドレミファにならずに、フ

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短調には3種類の、自然短音階、和声短音階、旋律短音階があります。

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音楽理論、楽典です。長音程、短音程について。

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音楽理論、楽典です。完全音程についてのお話です。

音程、完全音程グループと長、短グループ

音程、完全音程グループと長、短グループ

音程の、硬い感じがする、1度、4度、5度、8度は、完全音程グループ、他は、長、短グループで、完全と、長より広いと、増音程、完全と短より狭いと、減音程になります。また、同じ音同士が、完全1度なので、それより狭い減1度は、無いということです。

音程について

音程について

完全音程グループと、長、短音程グループの2種類の系列があります。完全音程と、長音程より広いのが増音程、完全音程と短音程より狭いのが減音程です。完全音程グループは、1、4、5、8度。それ以外の、2、3、6、7度は、長、短グループです。

音程についてのまとめ

音程についてのまとめ

音程には、完全音程と、長、短が名前に付く音程があります。完全音程は、1、4、5、8度。硬い響きがします。長、短の音程は、それ以外の、2、3、6、7度です。完全音程と長音程より広くなると、増音程になり、完全音程と短音程より狭くなると、減音程になります。

初めての音楽理論35

初めての音楽理論35

前回、三和音の基本形についての説明でした。基本形の他に、三和音では、第一転回形と第二転回形があります。第一転回形は、三和音の3つの構成音のうち、根音の3度上の音をベースに持ってきた和音です。Cコードなら、ドミソのミが、ベースになります。第二転回形は、三和音の3つの構成音のうち、根音の5度上の音をベースに持ってきた和音です。Cコードなら、ドミソのソが、ベースにきます。

初めての音楽理論34

初めての音楽理論34

和音の基本形と転回形について。転回形は回転の転に、回るに、形という字です。前回までで、三和音についての説明を、しました。三和音は、構成音が3つです。それには、基本形と、転回形があります。基本形は、ベース音、つまり、一番下の音が、根音である形をしています。ベース音が根音であれば、それ以外の構成音は、いくつあっても、下からの順番が違っても、基本形です。例えば、Cコード、ドミソの和音の基本形は、ドが、一

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初めての音楽理論33

初めての音楽理論33

長三和音、短三和音、増三和音、減三和音、の各三和音の響きを作っている音を、構成音といいます。構成している音と書いて。例えばCコード、ドミソの和音の、ドとミとソが、ドを根音とした長三和音の構成音です。音が3つでなく、4つ目に、その中の構成音の1つを加えても、三和音といいます。構成音は3つだからです。例えば、ドミソと、オクターブ違うドミソを同時に鳴らして6つの音を鳴らしても、それはドを根音とする、長三

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初めての音楽理論32

初めての音楽理論32

増三和音と減三和音の説明です。増三和音は、増5度、つまり完全5度より半音広い5度の音程の2つのプラス、下の音から数えて長3度の音程の音を加えた3つの音を同時に鳴らしたものです。減三和音は、減5度、つまり完全5度より半音狭い5度の音程の2つの音プラス、下の音から数えて短3度の音程の音を加えた3つの音を同時に鳴らしたものです。

初めての音楽理論31

初めての音楽理論31

短三和音についての説明です。短三和音とは、マイナーコードのことです。完全5度の音程の2つの音と、もう一つ、下の音から数えて短3度上の音を加えた3つの音を同時に鳴らした音です。メジャーコードが明るい響きがするのに対し、暗い響きがします。

初めての音楽理論30

初めての音楽理論30

和音について。和音には種類が色々ありますが、まず、長三和音について説明します。長三和音は、メジャーコードのことです。三和音とは、5度の音程の2つの音と、その間に入る、下の音から数えて3度の、3つの音の響きをいいます。長三和音は、ある音、それが元になる音ですが、根音といいます。根っこに音と書いてこんおんといいます。そして根音から数えて長三和音の場合は完全5度上の音を、第5音といいます。そして、その間

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初めての音楽理論29

初めての音楽理論29

ドリア旋法について。旋律の旋、に、法則の法です。短調に少し似ています。短調の音階は、全音、半音、全音、全音、半音、全音、全音の間隔で出来ています。ドリア旋法は、全音、半音、全音、全音、全音、半音、全音の音階のことです。ピアノの白鍵でレから、レミファソラシドレと弾くとなるので、レの旋法ともいいます。スカボローフェアという、サイモンとガーファンクルの曲がありますが、ドリア旋法で出来ています。