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Golangを採用している日本の会社10選

今回はGo言語を採用している日本の会社を紹介していきます。


Go言語でアプリ開発をするメリット

Go言語を用いてアプリ開発を行うメリットとして以下のような点が挙げられます。

高性能

Go言語は静的型付け言語であり、C言語に匹敵する高速な実行速度を持っており、さらにゴルーチンを使うことで並行処理を容易かつ効率的に行うことができます。

簡潔性と可読性

構文はシンプルで学習が容易ということもあります。
これによってコードの可読性と保守性が高まります。Go言語は不要な機能を省いた設計哲学を持ち、開発者がクリーンで簡潔なコードを書くことを奨励しています。

強力な標準ライブラリ

Go言語はネットワーキング、暗号化、文字列処理など多岐にわたる強力な標準ライブラリを備えています。さらに標準ライブラリとツール類は、コードのフォーマットを一貫させ、開発者間のコード共有を容易にすることができます。

クロスプラットフォームのサポート

Go言語で書かれたコードは、さまざまなオペレーティングシステムやプラットフォームで容易にコンパイルできます。

他にもGo言語が優れている点はありますが、基本的には上記4点がアプリ開発時に採用される大きな要因となっています。


Go言語を採用している日本の会社10選

メルカリ

メルカリ株式会社は日本で最も成功したスタートアップ企業の一つで、主に「メルカリ」という名前のフリーマーケットアプリを運営しています。

2013年に設立されアプリは個人間での中古品の売買を簡単かつ安全に行えるプラットフォームとして急速に人気を集めました。ユーザーは写真と説明を投稿するだけで商品を出品でき、購入者はアプリを通じて簡単に商品を探し購入できます。

メルカリはその使いやすさと効率的なマーケットプレイスモデルで、ユーザー数を急速に拡大。日本のみならず、アメリカやイギリスなど海外市場にも進出しています。また、テクノロジー面では最新のIT技術を積極的に取り入れ、特にモバイルアプリ開発やAI技術に力を入れていることでも知られています。


LINEヤフー

LINEヤフー株式会社は日本のインターネットサービス大手のYahoo! Japanと人気メッセージングアプリのLINEが経営統合を行い、設立された合弁企業です。
LINEヤフー株式会社は検索エンジン、電子商取引、ニュース配信、メッセージング、コミュニケーションなど、多岐にわたるインターネット関連サービスを提供しています。

また日本国内でのデジタル広告市場においても大きな影響力を持ち、新たなビジネスチャンスとイノベーションの創出を目指しています。


クックパッド

クックパッド株式会社は日本最大の料理レシピ共有サービス「クックパッド」を運営している企業です。
1997年に設立されインターネット上で料理レシピの投稿と共有を可能にするプラットフォームとしてスタートしました。

クックパッドのサービスは、プロのシェフから家庭料理の愛好家まで、幅広いユーザーによって日々数千のレシピが投稿されており、料理のレシピ検索やアイデア共有の場として大きな人気を集めています。

利用者は簡単に様々な料理のレシピを検索し、自分のお気に入りのレシピを保存することができます。またクックパッドは国内に留まらず、世界各国でのサービス展開を進めており、グローバルな料理コミュニティの形成を目指しています。モバイルアプリやウェブサイトを通じて、多くの人々に料理を楽しむ喜びを提供し続けています。


DeNA

DeNA株式会社、日本の大手モバイルおよびオンラインサービス企業です。
1999年に設立され、最初はオークションサイトの運営からビジネスをスタートしました。その後、モバイルゲーム、eコマース、オンライン広告など多岐にわたる事業を展開しています。

モバイルゲーム分野での成功は著しく、「Mobage(モバゲー)」というソーシャルゲームプラットフォームは大きな成功を収めました。

DeNAは自動運転技術やヘルスケア分野への進出も行っており、テクノロジーを活用した新しいビジネスモデルの開発に積極的です。プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」のオーナー企業としても知られています。


楽天

楽天株式会社は日本の大手インターネット企業で、1997年に設立されました。
最も知られているサービスは、楽天市場というオンラインショッピングモールです。楽天はeコマース事業だけでなく、クレジットカード、電子書籍、旅行予約サービス、デジタルコンテンツ配信など、幅広いインターネット関連サービスを展開しています。

楽天は国際的にも積極的に事業を展開し、ヨーロッパやアメリカ、アジアの複数の国でビジネスを行っています。スポーツ業界への関与も深く、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」のオーナーであり、サッカークラブチームのスポンサーでもあります。また、2021年にはモバイル通信事業にも参入しています。


Preferred Networks

Preferred Networks株式会社は日本の先進的なテクノロジー企業で、特に人工知能とディープラーニングの分野において高い評価を受けています。2014年に設立され、自動運転、ロボティクス、ヘルスケア、バイオインフォマティクスなど、さまざまな分野でのAI技術の研究開発に注力しています。

大量のデータを高速に処理することが可能なディープラーニングフレームワーク「Chainer」を開発し、オープンソースとして公開しています。業界をリードする研究チームと先端技術を有し、企業との連携や共同研究を通じて、実世界の問題解決にAIを応用しています。


Sansan

Sansan株式会社は主にビジネス向けのクラウドベース連絡先管理サービスを提供する日本の企業です。2007年に設立された同社は、特に「Sansan」と「Eight」という二つの主要なサービスで知られています。

「Sansan」は、企業向けのビジネスカード管理システムで、ビジネスカードをデジタル化し、企業内での共有や顧客関係管理(CRM)の強化を目的としています。一方、「Eight」は個人向けのビジネスネットワーキングアプリで、ユーザーが自分のビジネスカードをスキャンし、プロフェッショナルなネットワークを構築・管理できるように設計されています。

Sansan株式会社は、これらの革新的なクラウドソリューションを通じて、ビジネスにおける情報管理とコミュニケーションの効率化を推進しています。企業のデジタルトランスフォーメーションに貢献するとともに、多くのビジネスプロフェッショナルに新たな価値を提供し続けています。


ZOZO Technologies

ZOZO Technologies株式会社は日本のファッションテック企業で、特に個々のユーザーに合わせたカスタマイズ可能な衣服の開発に力を入れています。同社は、オンラインファッションリテーラーであるZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイ株式会社の一部門として設立されました。

ZOZO Technologiesの代表的なイノベーションは「ZOZOSUIT」というボディスキャニング技術です。この特殊なスーツを着用することで、ユーザーの体型データを正確に計測し、完璧にフィットする衣服をオーダーメイドで提供することが可能になります。この技術は、オンラインでの衣服購入時のサイズ選びの問題を解決するために開発されました。

ファッション業界におけるデジタル革新を推進しており、AIやデータ分析を活用して消費者の嗜好を理解し、よりパーソナライズされたショッピング体験を提供することに注力しています。


Cygames

Cygames株式会社は日本の大手ゲーム開発会社で、特にモバイルゲームの開発において業界をリードしています。
2011年に設立されたこの企業は、『グランブルーファンタジー』や『シャドウバース』、『プリンセスコネクト!Re:Dive』など、多くの人気タイトルを生み出しています。

Cygamesは高品質なグラフィックス、深いストーリーライン、魅力的なキャラクターデザインで知られており、ゲームのファン層を幅広く確立しています。コンシューマーゲームやアニメーションへの進出も行っており、ゲームコンテンツの多角化を図っています。

Cygamesは技術とクリエイティビティを融合させることによって、ユーザーにユニークで魅力的なエンターテインメント体験を提供することを目指しています。


リクルートテクノロジーズ

リクルートテクノロジーズ株式会社はリクルートグループの一員として、最先端のテクノロジー開発に特化した企業です。2013年に設立され、主にグループ内の様々なビジネス領域におけるテクノロジー開発とイノベーションを担当しています。

人材募集、不動産、ブライダル、旅行、飲食など、多岐にわたるサービスに対して、AI、ビッグデータ解析、クラウドコンピューティングといった先端技術を活用し、サービスの品質向上と新たなビジネスモデルの開発を推進しています。

リクルートテクノロジーズは、技術力と革新的なアイデアを組み合わせることで、リクルートグループのデジタルトランスフォーメーションを牽引し、さらなる成長を目指しています。


golangをもっと詳しくなりたい方に

初めてのGo言語

Go言語の入門から応用まではこの一冊で網羅されています。説明も順序立てて説明されており完成度の高い参考書となっています。


詳解Go言語Webアプリケーション開発

こちらはGo言語の基礎知識を得たあとに読むことをすすめる本となっています。ハンズオン形式で手を動かしながら実装をしていくことができるため、実際の開発を意識しながらGo言語を学ぶことができます。

以下の記事では他にも筆者が実際に読んでおすすめしたい本をまとめています。


【Go入門】Golang基礎入門 + 各種ライブラリ + 簡単なTodoWebアプリケーション開発(Go言語)

まだGo言語の勉強を始めていない方、全くの初心者の方にはこちらのUdemy教材が最もおすすめです。

この教材ではgolangの基礎について網羅的に学ぶことができます。ただ見て学ぶだけでなく、講座の中でアプリ作成まで行うことで学んだことの理解をさらに深めることができます。


現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発

個人的に最も勉強になったのは「現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発」という教材です。
本格的なレクチャーに入る前に、なぜGoなのか、なぜFintechなのかについて説明されていることで、Goの概念や意味について大枠から理解することができます。

以下の記事では筆者が実際に受講したおすすめUdemy教材をまとめています。

※本ページではアフィリエイトリンク(PR)が含まれています


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