Go Playgroundの使い方と注意点
今回はGo Playgroundについてを解説していきます。
Go Playgroundとは
Go PlaygroundはGo言語のコードをブラウザ上で簡単に書いて実行できるオンライン環境です。
学習やプロトタイピング、小さなコードスニペットを試すのに非常に便利です。
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Go Playgroundの使い方
アクセス
Go Playgroundはウェブブラウザからアクセス可能で専用のソフトウェアをインストールする必要はありません。
Go Playground にアクセスして使用することができます。
コードの入力
ブラウザ上のエディタにGo言語のコードを入力します。
入力するエディタはテキストエディタの機能を備えており、シンタックスハイライトもサポートしています。
コードの実行
入力したコードを実行するにはページ上の「Run」ボタンをクリックします。
出力はページ下部に表示されます。
共有と保存
コードを他の人と共有するには、「Share」ボタンをクリックします。
コードのスナップショットへのURLが生成され、これを他人と共有できます。またURLを保存することで後で自分でアクセスすることも可能です。
Go Playgroundの注意点
外部リソースのアクセス不可
Go Playgroundはインターネットから隔離された環境で動作するため、外部ネットワークリソースへのアクセスや、外部ライブラリのインポートはできません。
Goの標準ライブラリのみが使用可能となっています。
実行時間とリソース制限
サーバー上で安全に実行するために、プログラムは数秒後に強制終了されるなど、プログラムの実行時間や使用可能なメモリには制限があります。
永続性の欠如
Go Playgroundでは長期的なプロジェクト開発や大規模なアプリケーション開発には向いていません。
ここでの作業は一時的なものと考え、重要なプロジェクトはローカル環境または他の開発環境で行う必要があります・
プライバシー
共有されたコードスニペットはURLを知っている人なら誰でもアクセス可能です。機密性の高い内容をPlaygroundにアップロードするのは避けましょう。
golangをもっと詳しくなりたい方に
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現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発
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