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『週間ウェザーアロマ予報(2020年2月13日~2月19日)』

「週間ウェザーアロマ予報」とは…、
季節の表情と一週間のお天気の見通し、それに伴う注目すべき天気変化及び体調変化を解説するとともに、対応するおすすめアロマレシピをご提案するコンテンツ。

〔季節の空や香りのおはなし〕

季節の歩みは立春を向かえ、天気図上には日本付近を西から東へ進む低気圧が描かれることが多くなります。

ときに、日本の南岸を「スルスル」と滑っていく南岸低気圧。
その低気圧に向かっては、東よりの風が吹き込むことが多く、まだまだ寒さがこたえる時期とはいえ、春の姿を思い浮かばせる東風となります。
そんな早春の夢見がちな東風を、「梅東風(うめごち)」と呼んだりします。

またある時は、日本海を「スイスイ」と泳ぐ日本海低気圧。
そのような低気圧に向かっては、南よりの風が吹き込む形になりやすく、春本番のような緩やかな温もりに満たされます。
とはいえ、ひとたび低気圧が発達するようなことになると、いわゆる「春一番」となって被害をもたらすこともあります。

春の天気図は、低気圧が賑やかに歩き始め、春を匂わせる風が吹き渡る、そんな天気図です。

実は、なんと今週2月16日は「天気図の日」。
この記念日は、ドイツの気象学者エルウィン・クニッピングが、日本で初めて天気図の作成を行ったことに由来するそうです。

皆さんも天気図で春を感じてみてはいかがでしょうか(^_-)。

〔週間天気の見通し〕

それでは、そんな春の風を連れてくる低気圧が通過していく姿を、天気図で見られるのかどうかに注目しながら、今日から向こう一週間のお天気を見ていきましょう。

気象庁HPより

全般的な流れとしては…、
向こう一週間は、移動性の高気圧が日本の東海上に離れていくのとともに、西からやってくる低気圧や前線の影響を広く受けることになりそうです。
春を香らせる風も一緒に連れてくるかもしれませんね。
週明けは、次第に西高東低の冬型気圧配置に変わり、寒気が再び流入する見込みです。

今週は、天気図上でも一足早く春を感じることができそうですね。
とはいえ、低気圧が通過した後は北より風に変わるため、春の香りも一夜の夢になるかもしれません。

注意:天気予報は「生モノ」です!常に最新の情報をチェックしてください。

※以下、ウェザーアロマセラピスト書下ろし、今週の注目すべき天気変化と体調変化、そして、おすすめウェザーアロマレシピをご提供!(主に、関東地方向け)

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