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子宮体がん体験記

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更新頻度高め。 2022年11月に子宮体がん(ステージ2)の診断を受けました。 現在治療中ですので、治療体験を記事にしています。
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#癌治療

子宮体がんと、自己紹介。

子宮体がんと、自己紹介。

はじめまして。
私はもうすぐ50歳になる独身女です。
今回、子宮体がんの診断を受けたことを記録していこうとふと思い立ち、noteを始めてみることにしました。

今どき、決して珍しくはない「癌」。
そして子宮体がんも、癌と呼ばれる病の中では、決して珍しくはない病気ですが、やはり実際に診断を受けたとなると、動揺もしようというもの。
その動揺のままにnoteを始めたので、方向性も何も、現状ノープランです

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子宮体がんと、マイナンバーカード

子宮体がんと、マイナンバーカード

巷では何かと槍玉に挙がるマイナンバーカード。
個人情報がー、持ち運びがー、国民皆番号がー、運用がー、実質強制がー、とざわざわしている中、私は実はとっとと作成し、とっとと色々なものを紐付けてしまいました。

私の職業は、IT系と呼ばれるものです。
今どきは「データを扱わないシステム」なんてほぼないので、データの取り扱いについては知識があります。もちろんマイナンバーカードについても、手放しで安心!安全

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子宮体がんと、入院。(前編)

子宮体がんと、入院。(前編)

子宮体がんの治療は、基本的には手術での根治術からになります。もちろん、子宮を温存することを模索される場合などは別ですが、「まずは患部の除去から」です。

私の場合は、手術の前日に入院をしました。
コロナ禍対策のため、抗原検査は必須。抗原検査で陽性が出たら、入院日程が変更になります。
この「入院日」をdays-1としましょう。入院さえできれば血液検査などの軽い検査のみで、この日は終了。
ちなみに大部

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子宮体がんと、入院。(後半)

子宮体がんと、入院。(後半)

入院7日目ともなると、動くのも不自由なくなりました。咳はまだお腹に響きますが。どうやら傷口の回復も順調。血液検査もほぼ問題なし。
数日もしたら、点滴も完了です。
いやもう、がん治療簡単。…なわけはないか。スムーズなのは運と、そして医療スタッフの皆さんのおかげです。あと毎日10000歩歩いてるのも少しある。(と、信じたい)

告知をされてからこちら、割と気楽に決断を重ねた結果、今のところ順調に来てる

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子宮体がんと、脱毛。

子宮体がんと、脱毛。

抗がん剤の副作用としては、きっとよく知られている脱毛。これはどうやら抗がん剤の種類によって、起きやすかったりそうでもなかったり?
子宮体がん(あと、乳がんとかも?)で選択されるTC療法の薬剤(パクリタキセル、カルボプラチン)では、どうやらほぼほぼ脱毛は免れないようです。

というわけで、1クール目が終了して半月ほど経過したら、頭皮が微妙に痛くなり、髪が抜け始めました。
ブラシで抜け、手櫛で抜け、洗

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子宮体がんと、選択肢。

子宮体がんと、選択肢。

私は子宮体がんのステージ2でして、現在「予防的に」抗がん剤治療を受けています。
すごく平たい表現をするなら、「手術でがんはとれました。でも細かい細胞が残ってる可能性があり、今後再発するかもしれないので、再発予防のために抗がん剤をしましょう。」ということです。

子宮体がんでは、ステージと腫瘍の「たちの悪さ」で、再発リスクが「低・中・高リスク」にわけられます。
低リスクであれば、抗がん剤なしに観察に

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子宮体がんと、抗がん剤。(2回目)

子宮体がんと、抗がん剤。(2回目)

2クール目の抗がん剤を受けます。
このnoteは1クール目の抗がん剤を受けてから始めたので、抗がん剤についての記録はこの記事が初めてです。

入院日程TC療法を受けていますが、私の受診している病院では2泊3日の入院をして、抗がん剤の点滴を受けます。

一日目

まずは血液と尿の検査。そして外来受診。

入院手続き。そしてコロナの抗原検査。

入院。定期的に熱と血圧の測定。

二日目

抗がん剤治療

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