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子宮体がんと、抗がん剤。(2回目)
2クール目の抗がん剤を受けます。
このnoteは1クール目の抗がん剤を受けてから始めたので、抗がん剤についての記録はこの記事が初めてです。
入院日程
TC療法を受けていますが、私の受診している病院では2泊3日の入院をして、抗がん剤の点滴を受けます。
一日目
まずは血液と尿の検査。そして外来受診。
入院手続き。そしてコロナの抗原検査。
入院。定期的に熱と血圧の測定。
二日目
抗がん剤治療のメインとなる日です。
朝食後に吐き気、嘔吐を抑制する「アプレピタントカプセル」を飲みます。この薬は3日間連続で飲むことになります。
そして、たくさん点滴します。後述。
三日目
軽く経過観察。定期的に熱と血圧の測定。
お会計の連絡を待つ。
連絡が来たら、退院手続き。
午前中には退院。
二日目を丸一日確保するための2泊3日、という感じですね。二日目は点滴を次々行います。
点滴の流れ
朝から夕方まで点滴です。
朝食後。まずは点滴のルート確保。
針を刺して、生理食塩水を点滴します。吐き気を抑制する点滴。30分指定。
「パロノセトロン」と書かれていました。
眠気到来。素直に寝ます。経過観察のため優しく起こされたりしつつ寝ます。
でも、この薬液、特に眠気の副作用なさそうなんだけども…。いよいよ抗がん剤その1。
パクリタキセル。3時間指定。
食塩水に配合されています。
身体がぽわっと温かくなります。背中とか、なんか身体の何ヵ所かで、スポット的に。溶剤としてエタノールが使われてるので、お酒を飲んだ感じになるようです。アルコール摂取時同様、運転などはNGになる様子。
あと、点滴の後半で、口の中に何か味がした感覚が。苦味とかではないです。ぼんやりと、「あれ、なんか味がある…」的な。
途中で昼食が届いたので、食べます。
点滴しつつ、食べて寝て、たまに優しく起こされて経過観察。
えっ…こう書いたら、極楽じゃん。抗がん剤その2。
カルボプラチン。60分指定。
ぶどう糖液に配合されています。
点滴時、特にこれといった感覚はなし。もしかしてお腹空いてたら、それが軽減される感覚があるのかな?ぶどう糖だし。それも昼食を既に食べたのでわからず。
あ、ぶどう糖だからか、ようやく眠気がマシになりました。あと、これも何かの風味を口に感じました。不味くはないです。点滴管に残った薬液をちゃんと流しきって点滴するため、生理食塩水を点滴。これで完了です。
初回の抗がん剤点滴では、制吐剤の前にアレルギー反応を防ぐ点滴もした気がします。(この点滴は眠気がくる様子。)
2回目以降はないのかな。
点滴された薬液は、すべて透明。
1回目もです。
点滴されている途中、ひたすら水を飲みました。1リットル以上飲みました。手足むくんだ気がする。
点滴時間はルート確保から針を抜くまで7時間近く。その間に10回近くトイレに行ってます。1時間に1度、ないし2度ですね。
入院中の副作用
今のところ、特にないのです。
制吐剤と、さらに点滴開始前(朝一番)に飲んだ吐き気止めの薬(アプレピタントカプセル)のおかげかな。
ご飯も美味しい。朝昼夜、完食です。
点滴中はひたすら眠り、ご飯は完食してましたら、優しい看護士さんが控えめに、しかし要約すれば「その神経の太さはとてもいい」という旨のほめ言葉?をくださいました。
少なからず皆さん緊張も手助けして食欲落ちたり、色んな心配事が起因の体調不調を起こされるそうです。
気持ちはわからんでもない。
でも、何をしてても点滴はされるし、そして副作用はやってくるのです。多分。
治療を選択した以上、気にしても仕方ない。
こんなことガチで考えてるから神経太いのは間違いない。でも、ケセラセラって言葉もありますし。
しかしながら、私にも気になることがひとつあります。今回2クール目になりますが、回を重ねるごとに副作用が強くなる、これはマジでしょうか?
実際、何回目が厳しいんでしょうか?それともそもそも回数は関係ないんでしょうか?
何クール目がしんどいのか
というわけで、担当医に質問してみました。
抗がん剤治療は、ひとつのクールで「点滴→効果と副作用発現→回復期間」という流れになります。
ですが、最後の回復期間で全回復はしない。
この「全回復しきれなかった分」が累積していくので、後半のクールがしんどくなる。曰く「4クール目、5クール目がきついようです。」とのこと。
なるほど、直感的にわかりやすいですね。
全回復しない、それは素人でも予感はしてた。
あと、「1クール目は、様子見もあったので、抗がん剤の量も少し少なめにしてあるんですよ。」と、さらっと担当医がおっしゃいました。だから副作用弱かったのか…!?
ということは、今回からが副作用の本番…?
以前にも増して、水分とりまくらないと。
抗がん剤を排出しまくらないと。(しちゃダメとか言われてないし!)
身の引き締まる思いというものを感じました。
つまり、抗がん剤への不安は「とっとと外に追い出す」という行為で解消しようとしてるんです、私は。
というわけで、今回の記事はここまでです。
2クール目の副作用については後日また書きたいと思います。
では、また。次の記事で。