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【マガジン追加記事ご紹介】研究者・博士課程・ポスドクのリアル⑥

研究者のリアル第6弾です。

たくさんのロールモデルを知ることを通して様々な価値観や考え方に触れ、これからの自分について考えを深めていけるような、1つの道しるべになれば幸いです。

お断り
個人のnoteの紹介です。
「若手研究者を応援するnote」が、賛同または批判する目的で掲載するものではありません。多様な価値観の読者の励みになることを願って、様々な記事を取り上げていければと考えております。
 
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1.文系大学院の授業がどんな感じかお伝えしたい。

理系大学院についてはイメージできても、文系大学院ってどんな感じなんだろうと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、文系大学院に通う社会人大学生の方が、文系大学院での授業はどのように進んでいくのか、学部と比較しての先生との距離感の近さや授業の規模感についてお話しされていますので、文系大学院への進学を考えられている方にとって、とても参考になると思います。

他の大学院はどうだか知らないのですが、私が通っている大学院では基本的に授業は下記のように進みます。
■授業のテーマに沿った本をピックアップ
パターンとしては今のところ3つです。
①先生がそれぞれの学生の研究テーマに沿った本や論文をえらんでくれる。
(買わなくていい。貸してくれる)
②先生が自分の授業のテーマに合わせて1冊選び、それをみんなで読む。
(学部の教科書購入的に、買う)
③学生が授業テーマに沿った本や論文を自分で選んでくる。
(自分で用意する必要あり)

■その本を学生が読む。だいたい1章とか第一部とかまで区切って読む。
その本の内容を次の授業までにWord数枚分にまとめてくる。

■授業の中でそのまとめたものを発表する。
それに対して先生がいろいろとお話してくださったり、学生同士で意見を出したりする。

2.研究者として必要な7つの心構え

この記事では題名の通り、研究者としての心構えを7つにまとめ、簡潔にお話しされています。研究者を志す方にとっては、シンプルなバイブルとなりうる記事なのではないかと思います。ぜひ一読してみてください!

③好奇心
研究は、うまくいかないことばかりです。そこで、重要になってくるのが「好奇心」です。たとえば、実験でうまくいかないときに、なんでだろうと考えるか、こんなもんかと考えるかで差が生まれます。
 
iPS細胞の山中先生も研究者にとって重要な資質は、「好奇心」であると述べられています。
失敗を財産と思い、好奇心をもっていろんなことに挑戦できるかが重要です。

3.「大学院生=学生」を改めたい。

大学院大学に通う著者が、大学院生をやる意味と価値について、日本と世界における大学院に対するイメージの違いや、学部から修士で研究分野を変えてみることの面白さも踏まえつつ述べられています。著者自身の経験からの意見と、客観的内容を含めたこの記事は、大学院進学を考える1つのヒントになってくれると思います。

大学院生は学生であることに変わりはないが、大学生と同じではない。と言うことを言っておきたい。
だからこそ、大学院生が学生であるが学部生ほど楽ではないことと、研究に対して実直でなければならない。そして大学院を出ると言うことは、日本での常識にとらわれずに挑戦をしていくべきだと思う。
そして、社会人であろうが、学部生であろうが、大学院に少しでも興味があるりのならば、キャリアアップのため、視野を広げるため、なんでもいいので行ってみることをおすすめしたい。

 
4. 研究者の生存戦略は、ブログのキーワード選定に近いかも

この記事では、「この研究テーマなら自分!と業界で認識されることが大事だよ、そのためには...」という課題を、ブログにおけるキーワード選定との類似性を示しながら考察しています。研究テーマ選びに悩んでいる方に是非一度読んでいただきたい記事です。

で、何が似てるのか、というとその検索上位を取るテクニックと、研究者としてポジションをとるテクニックです。
 
ブログの検索アルゴリズムも、ニッチなキーワードで上位がとれると(アクセスが集まり人気ブログと判断されると)、もう少し広いキーワードでも上位に食い込めるようになります。
研究もまず「誰もそんなことやってない」狭い狭いテーマでも、しっかりとした実績を残すことができれば(査読誌に掲載されるなど)、そこから少しずつ研究領域を広げていくことが可能になります。


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