インターネット依存
先日、我が家のインターネット回線が死んだ。ケーブルテレビのネット回線を利用していて、光回線ほどではないがそこそこ速い。最速で30Mbpsくらい出る。youtubeやNetflixを見たり、ネットゲームをやるには十分である。
いつものようにパソコンでツイッターを見ていて、あるアカウントのTLを覗こうとしたら、「インターネットに接続できません」というページが開かれてしまった。
最初はルーターの問題かと思った。定番の「電源抜き差し」で直るかと思ったが直らなかった。となると原因はモデムだ。しかしモデムは父の部屋である隣の部屋に設置されている。父の部屋に勝手に入るのは気が引けた。それに(僕もあまり人のことを言えないが)父の部屋はとても散らかっているのだ。もしかしたら発達障害なのかもしれない。とんでもなく散らかっている。しかし散らかりの中にも一定の規律があるようにも思える。何をどこに置いているか、そのあたりはきっと父の中ではしっかり決まっているのだろう。だからこそ勝手に父の部屋のものを触ることが躊躇われた。
モデムは散らかった部屋の奥深くにある。散らかった様々なものの下に埋まっている。しかもモデムの先のルーターは複数あり、タコ足配線になっている。一体何が何に繋がっているのか甚だ疑問であるが、とにかくどういう配線になっているのか僕にはさっぱりわからない。僕の部屋に引かれているLANケーブルはそのタコ足配線されているルーターの一つから伸びているはずである。ケーブル類がごちゃごちゃしすぎていて、どの線がどのルーターに接続されているのかわからないレベルだ。僕の生命線とも言えるインターネットは、まるで地獄に垂らされた蜘蛛の糸のように、か細いものであったのだ。
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