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私にとって「インスタグラム落単」は、自分を再履修することだった

インスタグラムについて。私は知人や友人、リアルで関わる人をフォローするアカウントは持っていません。2年前にやめました。理由は、めんどくさいから。息が詰まるから。自分が自分の知らないところで、どこまでも地続きになっているみたいだから、大して関わりのない他人の間で。 インスタグラムは現代必修科目、落単なんてありえない。 今、若い世代でインスタグラムを持っていない人なんて、いないんじゃないかと思う。その人がどんな人か、インスタグラムというツールがまるで「履歴書」のような、そうい

    • 流され人生、万歳

      今年は仕事で部署が変わり、新しいことにたくさんチャレンジすることができた1年でした。 私にはきっと、まだまだやりたいことがたくさんある。外国に行きたい、TEDに出てみたい、本を出してみたい、自分が発する何かで世界を少しだけ変えてみたい、とか色々。あるくせに、継続できないからすべてが中途半端だ。好きな本をかじりながら、思いの丈をちょろっと綴ったり、好きな一文を書き出して、悶々と考えをめぐらせたり。手段が目的になるとはまさにこのことで、私は手段の段階で内省することで充足してしま

      • 必要な言葉には、必要としているときに出会える

        自分のやりたいことをしたい。 思考停止で誰かが決めた道をたどるのではなく、自分でちゃんと考えたい。 考えたうえで、新しいことを、自分の力が生かせることを、 楽しめることしたい。 自分のやりたいことは、何だろうか。大学生の頃、私はその問いに対して一切の妥協も許さなかったことを思い出した。誰に強いられたわけでもないのに、愚直なまで問い続け、ずっと考えていた、これまでの自分の生き方や、社会の在り方に対して違和感を感じた部分をひとつずつ摘まみ上げて、それはなぜなのか?考えては答えを

        • 私を私のままでいさせてください。

          一人で悩みを抱え込むことを、「プライド高いんだね」とかって簡単にまとめないでほしい。あなたがあなたの脳みそで解釈したその認識で、私のことを判断しないでほしい。いや、判断するまでは百歩譲っていいとしましょう、あなたはあなたの脳みそしかないし、私は私の脳みそしかないですから。ただそれを、簡単に他人に対して「あの人はこうでしょ」って口ずさむ人間の多さに私は驚いてしまう。これほんと、ほんとにそう思う。仕事だったらいいんですか?後輩に対してだったら、教える立場であったらいいんですか?い

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        • HSS型HSP
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        • シンガポール放浪記
          1本

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          INFP-Tなので注意散漫です

          昨日の夜は飲み会で、ビアガーデンのお肉とか〆の米とかたくさん食べたから朝から胃が重かった。会社の飲み会って年上の方ばかりだから、私は自分の意見を主張することとか全くないのだけど(普段からそうだけど)、ふとした会話で自分の意見を述べたら「その若さと社歴でそこまで考えてるの、すごいね」と言われ、嬉しくもありつつ、若さは関係あるのかな?なんて思ったりしていた。 起床してすぐに恋人から電話が来たので少し話す。今書き起こしてて思うけど、思い出す事象の一つひとつに対して「そういえばこれ

          INFP-Tなので注意散漫です

          「文章」で表現したいと願うのは、私が理想主義者だから

          冷静に普段は社会人やりながら『アラサーOLのモーニングルーティーン』とか『休みの日Vlog』とか、そういうYouTube動画をしっかり編集してアップしているクリエイターの方々みんなを尊敬せずにはいられない。同じく社会を生きる私、普段の生活に飲まれて日々を切り取る気にもなれないし、そもそも切り取ってネットの海にさらせるような綺麗な暮らしはしていない。部屋はべつにおしゃれじゃなくて、あくまで自分が快適に過ごせるような導線づくりが優先だし、毎回出かける前は決まって服で散らかるし。

          「文章」で表現したいと願うのは、私が理想主義者だから

          誰も今を生きていない今の世界

          日記を書くのが苦手だ。 これまでの人生について、後悔がないと言えば嘘になるかもしれない。後悔がないと思えるのは、過去から目を背けているからであるかもしれないし、過去を棚卸ししていないから、とも言えるかもしれない。 でも、それでも、今を生きていられたらそれで良くない?って、私、せめてプライベートの時間くらいは思っていたいです。仕事をしてると時間が経つのがめちゃくちゃ早いのは、過去の振り返りと未来しか見ていないからじゃないかなって、思うんですよね。今を生きるって難しいし、私自

          誰も今を生きていない今の世界

          酒癖悪いんじゃなくて、その人の本音を知らないだけ。

          会社の人に酒癖が悪いと言われ、「はて?」となってしまった。今まで言われたこともなかったし、自分で思ったこともなかったから、ああ、私って酒癖が悪いのだと、飲みの場ではない場所から知り合った人にはそう思われてしまうのだと、そのときにはじめて思った。(気が付いた、とは言いたくない) そう思い返せば、自分を取り囲む人たちは愉快な人ばかりだ。お酒を飲まなくても愉快だし、飲んだらもっと愉快になる。よくあるお酒の失敗は一通り済ませているし、飲んだら毎回何かが起こるので、そんなものだと思っ

          酒癖悪いんじゃなくて、その人の本音を知らないだけ。

          失敗しながら学ぶ私を、私だけは肯定していたい

          これは去年の冬くらい、仕事がしんどかった頃の話。 自分の失錯のせいでスタートが遅れ、常にスケジュールがひっ迫するプロジェクトの旗振りをしている。本当ならちょうどよいペースで散歩しながら進めたはずのハイキングコースを、最初に胡坐をかいてしまったせいで今は必死に走り続けている感じ。たとえるなら、ウサギと亀の足が速くないウサギみたいな自分。言い得て妙だと思うけれど、こう表現するとマジで最悪だな、と思う。入社二年目社会人ビギナーの私は、ウサギのように素早く駆け抜け挽回していく能力だ

          失敗しながら学ぶ私を、私だけは肯定していたい

          続かない理由は、完璧主義という名の自慰行為かも

          昨日の記事を書いてて思ったけど、まじで私完璧主義なんですよね。 それで、物事が続かない理由ってここにある気がする、完璧主義。 完璧主義は完全に自己満足だから、自分の判断軸は自分のみに当てはめないといけないよね。他人に対して、ここまでしてほしい、こうあるべき、というのは、ある意味で自分の完璧度合いや価値観を押し付けていることになるから。 でも難しい。仕事だと人の成果物に対して、意見が求められることがあって、それって何を軸に意見すればいいの?と思うことが多々ある。だから私、「

          続かない理由は、完璧主義という名の自慰行為かも

          続けることが大変なので、続けてみることにした

          意味わかんないタイトルでごめんなさい。意味はわかるけど、ひどく矛盾したタイトルでごめんなさい。でも本当に思ったことがこれだから、こう表現するしかなかったんです。 去年の年明けにこんなことを書いていたくせに、最近仕事でSNS担当になりました。でもまあ仕事だって割り切っているから、このnoteに書いたような煩わしさはない、けれど、仕事として向き合うSNSって別の意味で脳みそ削られるくらいに大変だ、継続更新がとにかく大事なので、最近はそれに搾取されっぱなしです。続けるためにはアイ

          続けることが大変なので、続けてみることにした

          noteが書けなくなった理由

          am9:00からブルーライト浴びまくって深夜残業ギリ手前で退勤し、またブルーライト浴びながらこれを書いてます、そこまでしてこれを書く必要あるかと言われたらないと思う、誰かに利益を与えるための文章では決してないし、けれど、今まで書こうとせずともあふれ出てきた言葉がめっきり出てこなくなったので、たまには勢いで書いてみる。もしかしたらiPadを買ったせいかもしれないな、とふと思う、プライベートでパソコンを開かなくなったから。パソコンの画面の大きさとタイピングのしやすさが一番、自分の

          noteが書けなくなった理由

          繊細さなんて好きになれるわけないが、私が好きになるしかない

          なんか仕事忙しすぎたときに会社のコンプライアンスアンケートに答えたんですけど、匿名だと思って正直に答えたらあまりにも回答が正直すぎたらしく、内部監査の人から心配と問い合わせのメールが来ちゃいました。あなたの職場、大丈夫?あなたはしんどくない?って。私、今は全然時間があるし仕事の責任もそんなに重くないから、私はいま全然大丈夫ですー(当時突発的にしんどかっただけ)って答えたんだけど、でも、周りの先輩たちはそうはいかなくて、彼らは常に膨大な業務に追われていて、個々の業務負荷が高くて

          繊細さなんて好きになれるわけないが、私が好きになるしかない

          2022 - Year of Masturbation でした

          It's Dec 29th today, which is the time to close out the year of 2022. 今日は戒めの記事を書きたいと思います。日記のように活用しているTumblrには、くだらない毎日の些細な感情を綴っている。何でもないことばかりで、その何でもなさを残すために書いているので全然いいのだけれど、やっぱり今年の私は何もなかったのかもしれないな、と思う。 流れるように生きる自分、いざというとき周囲に助けてもらえる自分、そんな自分

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          「人生は大したものじゃない」と思える練習をしたかった

          私は4年制大学を卒業後、就職活動をせずシンガポールへ飛びました。 Visaはワークホリデーパス、MAX滞在期間は6か月間。 英語を使いたい、尚且つ 自分の興味のある分野で職業経験を積みたい、という背景で、「Intern SG」というローカル若者層がメインターゲットとなるWebサイトからインターンシップに応募しました。 少額だけど報酬がもらえるし、カナダやオーストラリアといった留学大国のように、インターンにアプライするだけで参加費が発生する、ということもない。 よく「なぜ

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          私もあなたも、見たいようにしか見ていない【映画 流浪の月】

          いい人そうだな、と思って距離を詰めてみたら「あ、なんか違ったかも」「残念だな、この人」と思うことはよくある。 仲良くなってみたい、とたしかに思って距離を縮めてみるけれど、その近さになって初めて見えてくる、人柄だったり、癖だったり、そういう部分を自ら率先して見つけにいくのに、そのくせ「あ、違ったかも」とか思ってしまう、自分。そんな私が出てくるたび、ごめんなさい、と思う。 勝手に仲良くなれそうとか、思い込んで、近づいて、傲慢にそこまでやったくせに、イメージと違ったかも、って急

          私もあなたも、見たいようにしか見ていない【映画 流浪の月】