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ほうこくの重要性(2/730)

ここは、るすかいな島。

修業2日目。るふぃの修業は始まったばかり。

るふぃ 「れいりぃー!!たすけてー!!」

れいりぃ「どうした?るふぃ」

    「私がわたしたメニューはちゃんとやったのか?」

るふぃ 「修行していたら、大ライオンに追いかけられた。」
    
    「今の俺じゃ、あいつにはかなわねぇ。」

れいりぃ「・・・おかしいのう。」

    「大ライオンは、今の時期おとなしいはずなんだが・・・。」

    「るふぃ、何かしたんじゃないのか?」

るふぃ 「しっ、してないよ。」

れいりぃ「るふぃよ。今は修業中だが、君は麦わらの一味の船長じゃ。」

    「ということは、組織のトップということなのだ。」

るふぃ 「うん。」

れいりぃ「私の友人ろじゃーは、船長としても一流じゃった。」

    「私が失敗をしたときに、こんなことをいってくれた。」

ろじゃー「失敗したときに報告するまでが、船員の責任。」
    
    「報告を聞いて責任を取るのが、船長の責任。」

れいりぃ「るふぃよ。海賊王の言葉はどう聞こえた?」

るふぃ 「かっこいいよ。」
    
    「俺も船長として、船員の失敗は俺が責任を取るよ。」

れいりぃ「では聞くがるふぃ。今の君の先生は誰だ?」

るふぃ 「れいりぃ」

れいりぃ「では、正直に報告しなさい。」

るふぃ 「実は修業中に腹減っちまって、子ライオンの食料を取った。」

れいりぃ「それは、大ライオンが怒るのも無理はないな。」

るふぃ 「ごめん。れいりぃ。」

れいりぃ「報告を聞いてしまったからには、私の責任だ。」

    「一緒に子ライオンにあやまりにいこう。」

るふぃ 「それでも大ライオンの怒りがおさまらなかったら???」

れいりぃ「そうなったら、二人で大ライオンに倒すしかないな。」

    「わっはっはっ。」

るふぃ 「ひぃ~。」



失敗をしたとき、

報告をするまでが部下の仕事。

責任を取るのが上司の仕事。

社会人時代、上司に言われ、心に響いた言葉。

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