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ネットワークビジネスで1番の犯罪にあった話



ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。


ネットワークビジネスで被害にあった、自虐ネタシリーズです。


前回はこちら


前回は私が被害にあった組織を改ざんし、転落していくネットワークビジネスの会社の話の始まりでした。

私がコンサルとして、携わったネットワークビジネスの会社1社目は、創業者が元ネットワーカーです。

その創業者はかつてネットワークビジネスのプレイヤーとしての傍ら、ネットワークビジネスの会社を立ち上げ、累計100万人を超える会社に成長させました。

しかし最後は、国税に入られ破綻しました。

それ以降日本に税金を納めたくないという理由で、シンガポールに在住しています。

日本に入れないので、実質現場の舵取りをお願いできないかということで、依頼が来たという流れです。

以前の投稿でも書いたように、半年ほどで月商2億は超えていきました。

ポジションをいただき、そこから上がるコミッションで報酬をもらうというのは、売上の出来高で報酬をもらうというのと同じです。

最初は売り上げ上がった良かった、だけなんですが、当時の私のコンサル代は60万円でしたから、後々考えたら2億の%を払う方が高いと、気づいていくわけです。

そこで私への支払いをなんとかして減らしたいその創業者は、最もらしい提案をまずしてきます。

当時私から見たポジションは、ABCという3つの系列がありました。

Aの系列が飛び抜けて大きく、あとはトントンという感じです。

そこで創業者は
「Aの系列の◯◯にもっと金を取らせて稼いでるリーダーにしたいから、お前のCの系列を◯◯のところに移動する」
と言ってきたのです。

前回もお伝えしたネットワークビジネスの1番の犯罪、「組織の改ざん」です。

私から見たら系列が一つ無くなり、大きい系列がさらに大きくなるだけなので、コミッションが減ります。

そして最高ランクであるためには、3系列以上の維持が必要なプランだったので、最高ランクでもなくなってしまいます。

「それでは私の収入が減ってしまうじゃないですか」
と話したところ
「そこは特例で手作業で、最高ランクのままにしておく」
と話したのです。

簡単にいうと別枠で報酬は維持できるようにしておく、ということでした。

この創業者の言うことは絶対、なので仕方なく受け入れましたが、前の投稿の通りこの時からこのビジネスの未来は長くないな、と悟り出しました。

しかしこの提案は、ただのバッドエンドの伏線でした。

数ヶ月後、突然その創業者はこう言いました。

「やっぱりお前の最高タイトル扱いとか、特別扱いはやめた」

単純に1系列を提供し、最高タイトルじゃなくなった私は、いきなり収入が5分の1になったのです。


次回に続く



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