渡邉製本株式会社

出版の中心地・東京で77年続く書籍製本会社・渡邉製本です。 美しい本、仕立てのよい本を…

渡邉製本株式会社

出版の中心地・東京で77年続く書籍製本会社・渡邉製本です。 美しい本、仕立てのよい本を常に考えて積み重ねた経験と技術を活かした「あなたの暮らしをちょっと良くする紙製品」をつくっています。 ▼ホームページ https://www.watanabeseihon.com/

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    SEVEN SEAS BUNCO / A6 / イエロー

    【 仕様 】 〈罫線〉7mm方眼 〈サイズ〉A6サイズ(148mm×105mm) 〈本体厚み〉14.5㎜ 〈重さ〉175g 〈ページ数〉384ページ 〈素材・原材料〉紙 〈生産国〉日本 ※吸取り紙付き \「吸取紙」単体での販売もございます/ https://watanabebbc.buyshop.jp/items/17593857 10枚入 税込450円
    2,640円
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    SEVEN SEAS BUNCO / A6 / かすれリネン

    【 仕様 】 〈罫線〉7mm方眼 〈サイズ〉A6サイズ(148mm×105mm) 〈本体厚み〉14.5㎜ 〈重さ〉175g 〈ページ数〉384ページ 〈素材・原材料〉紙 〈生産国〉日本 ※吸取り紙付き \「吸取紙」単体での販売もございます/ https://watanabebbc.buyshop.jp/items/17593857 10枚入 税込450円
    2,640円
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    えぽっけ スターターセット<ペールカラー>

    ■思い出をしまいっぱなしにしないポケットフレーム■ えぽっけは、どんな紙に描いた絵でも、丁寧にしまっておけるポケットフレームです。 本のようにめくって見返して楽しめるので、みんなで育てた思い出をシェアできます。 ゴムバンドでとじるだけなので、差し込むのも取り外すのもカンタン。 順番の入れ替えや、表紙やポケットフレームを追加して増やしたり分けることもできます。 図工で使われることの多い八つ切り画用紙サイズまで入ります。 丸まったり折れ曲がることなくきれいに作品をしまえます。 フィルムがあるので、小さい落書きや折り紙、アイロンビーズなども落ちる心配がありません。 絵も思い出も、ぽっけにずっと。 【仕様】 <セット内容>表紙+ゴムバンド+ポケットフレーム8枚 <本体サイズ>285mm×428mm <入る絵のサイズ>八つ切り画用紙(270mm×380mm)まで <本体重量>約750g <生産国>日本 ▼えぽっけ商品サイトはこちら https://epocke.jp/ ▼追加パーツはこちら https://watanabebbc.buyshop.jp/categories/3651497
    4,730円
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    SEVEN SEAS BUNCO / A6 / イエロー

    【 仕様 】 〈罫線〉7mm方眼 〈サイズ〉A6サイズ(148mm×105mm) 〈本体厚み〉14.5㎜ 〈重さ〉175g 〈ページ数〉384ページ 〈素材・原材料〉紙 〈生産国〉日本 ※吸取り紙付き \「吸取紙」単体での販売もございます/ https://watanabebbc.buyshop.jp/items/17593857 10枚入 税込450円
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    SEVEN SEAS BUNCO / A6 / かすれリネン

    【 仕様 】 〈罫線〉7mm方眼 〈サイズ〉A6サイズ(148mm×105mm) 〈本体厚み〉14.5㎜ 〈重さ〉175g 〈ページ数〉384ページ 〈素材・原材料〉紙 〈生産国〉日本 ※吸取り紙付き \「吸取紙」単体での販売もございます/ https://watanabebbc.buyshop.jp/items/17593857 10枚入 税込450円
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    えぽっけ スターターセット<ペールカラー>

    ■思い出をしまいっぱなしにしないポケットフレーム■ えぽっけは、どんな紙に描いた絵でも、丁寧にしまっておけるポケットフレームです。 本のようにめくって見返して楽しめるので、みんなで育てた思い出をシェアできます。 ゴムバンドでとじるだけなので、差し込むのも取り外すのもカンタン。 順番の入れ替えや、表紙やポケットフレームを追加して増やしたり分けることもできます。 図工で使われることの多い八つ切り画用紙サイズまで入ります。 丸まったり折れ曲がることなくきれいに作品をしまえます。 フィルムがあるので、小さい落書きや折り紙、アイロンビーズなども落ちる心配がありません。 絵も思い出も、ぽっけにずっと。 【仕様】 <セット内容>表紙+ゴムバンド+ポケットフレーム8枚 <本体サイズ>285mm×428mm <入る絵のサイズ>八つ切り画用紙(270mm×380mm)まで <本体重量>約750g <生産国>日本 ▼えぽっけ商品サイトはこちら https://epocke.jp/ ▼追加パーツはこちら https://watanabebbc.buyshop.jp/categories/3651497
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はじめまして、渡邉製本株式会社です。

はじめまして、東京都荒川区の渡邉製本株式会社です。 このたび、渡邉製本 はnoteをスタートしました。 ここでは製本にまつわるコラムや紙製品のトピックスを発信していきます。 初回は、そもそも製本ってなに?という話題に簡単に触れながら、わたしたちの自己紹介をさせていただきます。 そもそも、製本ってなに?製本ってなに?印刷とどう違うの? と聞かれることも多い業種です。 簡単に言えば、印刷された紙や表紙を組み立てて本にしています。 地味な仕事ですが、皆さんの手元に本の形と

    • 昭和な機械たち だけど今でも現役です ーその1:焼き付け機

       我が社には、昭和な生身の人間(私です)の他に昭和チックな機械達も現役で頑張ってくれています。例えばこの機械。 二連式焼付プレス機といいます。 上製本で、表紙と本体を圧着させるのに使います。現在は、自動のフォーミングマシンというものが「表紙クルミ機」に連結されていますので、普通はお役御免なのですが、自動というのは制限があるもので、束(本の厚み)が薄いものや、逆に厚過ぎる物。また、大きすぎる物は自動機は使えなくなってしまいます。 その時活躍するのが、この昭和レトロな機械なので

      • 製本した本の紹介『瀬戸酒造店ブランドブック』

        こんにちは、渡邉製本です。ホームページで更新し続け10年になる「最近作った本紹介」という製本事例コーナーのnote編になります。 ホームページよりも読みもの度合いを上げて、写真も文章も多めにお話しています。 今回紹介する本『瀬戸酒造店ブランドブック』今回は、2023年3月に製本した『瀬戸酒造店ブランドブック』の紹介です。前回は白い本をご紹介しました。今回は真っ黒なB4サイズの大型本です。 真っ黒、というのは本当に真っ黒なのです。真っ黒の理由は、表紙が黒いだけでなく本の側面

        • 似ているようで違う「糸かがり」と「中ミシン綴じ」

          極くたまにですが、市販されているノートの中に「中ミシン綴じ」という製法を「糸かがり」と表記しているものがあります。 どちらも「糸を使って紙を綴じる」という点から見ると同じです。 けれど、製本という観点からすると、製法や特徴がそれぞれ違います。 上の写真と下の「中ミシン綴じ」と比べてみてください。綴じ方のピッチがまるで異なります。 ノートでよく見かける「中ミシン綴じ」 大学ノートなどでおなじみの「中ミシン綴じ」 頁の少ない絵本でも用いられています。 実はこれ、某国のミュ

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        はじめまして、渡邉製本株式会社です。

          私たちのノート造りのきっかけはアメリカから

           突然のメールから始まった第一歩 それは2012年5月に届いたアメリカからの突然のメールから始まりました。 送り主はロサンゼルス近郊で日本文具を専門に販売しているオンラインストアさん。自社で初めてオリジナルノート、それもオールメイドインジャパンの製品を作りたくてウチのHPにたどり着いてくださり、コンタクトをしてきてくれました。 海外からのOEMの問い合わせなどそれ迄受けたことなどは全くないし、どのように取引をしたらよいかも分かりません。まして、英語でやり取りするなど、遥か昔の

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          遺産になった道具達 その5 ボウズをあけます

          今回の忘れ去られた道具はこれです。 本屋さんで、本を購入する時、本から半円だけ頭が出ている短冊が付いているのはご存知かなと思います。数年前から、この短冊自体が不要になりはじめて、今はあまり、これが付いている書籍は少なくなってしまいましたが、その短冊を「売り上げカード」と言ったり「スリップ」と言ったりしています。 でも、私たちの業界用語では「ボウズ」と言ったりもします。 昔は、ウチノ社内でも「ボウズ」と呼ぶ方が圧倒的に多かった記憶があります。 そう、本の天から顔を出している

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          製本した本の紹介『純粋思考物体』

          こんにちは、渡邉製本です。これまでホームページで不定期に更新していた「最近作った本紹介」という製本事例コーナーのnote編になります。 ホームページよりも読みもの度合いを上げて、写真も文章も多めにお話していきたいと思います。 今回紹介する本『純粋思考物体』今回は、2022年9月に刊行された『純粋思考物体』の紹介です。 造本が素晴らしく魅入ってしまう一冊です。配本前の見本を初めて目にした時、その佇まいに思わず息を呑みました。 コデックス装にフィルムカバーをかけた白くて透明な

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          遺産になった道具たち その4-イチョウ

          今はほとんど使われなくなってしまった「道具」達が、ウチの工具棚にひっそりと横たわっています。 今回、その中から取り出してみましたのが、この写真の道具です。 勿論、製本道具ですが、みなさん、何に使うための物かお分りになりますか?  これは、「イチョウ」(イチョウの刃とかイチョウのコテ)という道具です。漢字で書きますと「銀杏」になります。イチョウの葉に形が似ていますでしょう? 現在のように機械化されていなかった時代、多分、昭和20年代までのことだと思いますが、この「イチョウ」を

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          遺産になりそうでならない製本道具 その3-竹輪

          指にはめて紙を折る道具「竹輪(たけわ)」 今回は遺産になりそうでならない道具「竹輪」を紹介します。 竹輪《たけわ》とか指輪と呼んでいる道具です。チクワではありません。念のため。 まさしく指にはめて使う竹製の道具です。今でも社内にいくつも残してあります。 写真の左は使い込んだもの。ちょっと割れてしまっていますね。右はまだ使っていない新品です。 使い込んだ方は、指になじんでいい具合に飴色に光っています。既に40年くらいは経っているのではと思います。 昔はカバーや帯の袖は竹

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          遺産になった道具たち その2-竹べラ

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          遺産になった道具たち その2-コツ

          前回は刷毛のお話をしました。刷毛は渡邉製本では日常的に使われていますが、今回は今となっては頻繁には使われなくなった製本道具の紹介です。 上の写真の、四角い木の塊が今回の主役です。 本の背に丸みをつけるための道具「コツ」 これは「コツ」という、本の背を丸くするための道具です。樫や桜などの堅い木材でできています。写真のコツは長さ90mm×幅70mm×厚さ25mm位ですが、他にもサイズの違うものがあります。 使い方はこんな感じです。 コツで丸みを出したままでは形が戻ってしま

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          国名がついた3つの製本様式<その3.スイス装編> フランス・ドイツ・スイスがあるのに、イタリアがない?

          これまで、国名シリーズとしてフランス装、ドイツ装に関して記事にしてきましたが、今回はこのシリーズの最終回「スイス装」です。 スイス装ってどんな製本? まず、用語から。東京都製本工業組合1998年刊行の「製本用語辞典」で見てみます。 ちょっと難しい表現ですので、簡単に言いますと、本を開くと本体の片側だけが表紙についていて、背中が見えるようになっている製本です。 弊社ではスイス装と呼称するよりは、お客様が分かりやすいように「背開き製本」と呼ぶことが多いです。 その語源は分か

          国名がついた3つの製本様式<その3.スイス装編> フランス・ドイツ・スイスがあるのに、イタリアがない?

          国名がついた3つの製本様式<その2.ドイツ装編> フランス・ドイツ・スイスがあるのに、イタリアがない?

          だいぶ間が空いてしまいましたが、国名シリーズの2回目をお届けします。前回はフランス装を取り上げました。 今回はフランスよりも東に移動しドイツにちなんだ「ドイツ装」について書いていきます。 そもそも「ドイツ装」ってどんな製本様式なのでしょうか? ドイツ装ってどんな製本? ドイツ装に関しては製本工房リーブルさんの記事が一番的確なので、引用させてもらいます。 簡単に言いますと、コデックス装のようだけど、表紙が本体の背から内側に引っ込んでいて、段差がある特殊な製本といったとこ

          国名がついた3つの製本様式<その2.ドイツ装編> フランス・ドイツ・スイスがあるのに、イタリアがない?

          パタッとよく開く上製本の話-背ヌキ式なんて呼んでいます-

          モレスキンノート、知っていますか?皆さん良くご存じの「Moleskin Note」(モレスキン)。大きな文具店のノート売場には必ず置いてある、そう!あのゴムバンドが付いている黒いノートです。 弊社でも同じ造りの依頼をいただくことがあります。そういった場合、「モレスキンと同じ造りですね?」なんて確認することも、ままあります。それでほとんど通じますから、さすが有名ノートですね。 どこが普通の上製本とちがうのでしょうこの造りの特徴は、表紙に背ボールと溝がないことです。この点が、普

          パタッとよく開く上製本の話-背ヌキ式なんて呼んでいます-

          製本道具の話-刷毛

          こんなに巨大な刷毛もあるんです のっけから写真を出してしまいます。 長さというか巾が35mもある巨大な製本用の刷毛です。めったに見られるものではありません。この刷毛、当社にあるものではなくて、いつも仕事をお願いしていました手丁合専門の職人さんの持ち物で、前から興味があったので借りてみたときのものです。残念ながら、その匠は2021年の春に急逝されてしまいました。 ただし、その奥さん(僕はお母さんと呼ばせてもらっています)もとても仕事ができる方で、今でも機械で出来ない丁合や貼

          製本道具の話-刷毛

          国名がついた3つの製本様式<その1.フランス装編> フランス・ドイツ・スイスがあるのに、イタリアがない?

          今回は製本様式のお話です。 ちょっと長くなりますので、何回かに分けて記事にするつもりです。お付き合いください。 和式製本と洋式製本まずはじめに、製本の種類というか区分として、和式製本と洋式製本の二つに分けることがあります。 和式には皆さんご存じの「和綴じ製本」や「経本製本」があげられます。 これには今流行りの「朱印帳」も含まれます。昔の「大福帳」もそうですね。 洋式製本は、簡単に言えば本屋さんで並んでいる本の形といえば、一番分かりやすいと思います。 つまり、今の一般的な本

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