鷲雄諒太

日々思ったことをつらつらと。

鷲雄諒太

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マガジン

  • 25年間アトピーと戦った話

    自分が患っているアトピー性皮膚炎についての苦悩や葛藤を書きました。読んでくれたら嬉しいです。

最近の記事

仕事と趣味の境界線について

あなたは仕事が好きですか? 僕の経験上、好きが1割ぐらい。 後の9割は生活のために仕方なくって感じだと思う。 しかし僕の周りには仕事が好きだ!という人が多い。 それは僕の仕事が水族館の飼育員で、熱意の高い人が集まっているからだと思っている。 1日中生き物のことばかり考えていて、休みの日でも釣りに行ったり生き物採集に行ったりする人もいる。 僕も生き物は好きだけど仕事だけでお腹いっぱいって感じである。 「好きを仕事にする」 一見とても素敵で素晴らしいことのように思える

    • 大切なひとに料理を作るということ

      先日、初めて誰かのために料理を作った。 それは付き合って数ヶ月の彼女で、自分の家でハンバーグを作ってあげたのだ。 ハンバーグは何回か作っていて自身はあったんだけど、自分でしか食べてなかったのでドキドキ。 自分のためだけに作る料理とはちょっと違う。 味は濃いめが好きかな?それとも薄め? 少食だからちょっと小さくしようかな? 付け合わせのにんじん食べれるかな? たくさん彼女のことを考えた。 そしたらなんだか心がほんのり温かくなって幸せな気分だった。 誰かのために料理を作

      • 絆創膏

        元気すぎるぐらい元気なあなた 私のカバンにはいつも花柄の絆創膏 大した傷でもないのに「これ貼って」 絆創膏が貼りたいから転んでるんじゃないの?って 言いたくもなっちゃう 私の大きな手であなたの小さな傷を塞いであげた 貼っただけで「治った!」喜ぶあなた さっきの痛みはどこいった? そんなあなた見て、愛しくて たくさん遊んでおいで 絆創膏はまだたくさんあるから

        • 2023年1月を振り返って

          早いもので2023年になって1ヶ月が経ちました。 年々時が過ぎるのが早くなってきて、すぐおじいちゃんになってしまいそうです。 でも、今月はとてもハッピーな気持ちで過ごすことができました。 そう、彼女ができたのです! (おめでとう!) 今まで一人で過ごす時間が長かったんですけど、彼女と遊びに行ったりLINEしたりとても充実した1ヶ月を過ごせました。 ありがとう、彼女! たくさん行きたいところあるので、今から楽しみです!

        仕事と趣味の境界線について

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        • 25年間アトピーと戦った話
          8本

        記事

          首筋の匂いがパンのよう

          好きな人の匂い。 この世で一番心を落ち着かせる匂いだろう。 私は結構匂いに敏感なので、好きな人の匂いは隠れてくんくん嗅いでしまう。 好きな人の匂いが好きなのか、良い匂いのする人が好きなのか、それはさっぱり分からない。 ここで星野源さんの歌詞を拝借 首筋の匂いがパンのよう・・・ 分かる!!! 若干の変態性が垣間見えるけれど、言いたいことはよく分かる。 好きな人独特の匂いを源さんは ”パンのよう” と表現しているんですね。 さすがです。 好きな人の匂いを思い

          首筋の匂いがパンのよう

          くだらないものの中に愛が

          無駄こそが人生だなとつくづく思います。 今年で29歳、仕事に追われる毎日です。 一つの仕事が終わってもまた次の仕事がやってくる。 そんな生活をしていると、仕事を楽しむ暇もなく効率的に仕事をこなしていこうという考えに支配されてしまいます。 その考えが休日にも侵食してくる時があります。 数少ない休日を無駄なく過ごそうと、効率よく家事をこなし、読書や筋トレなどの趣味も深く味わうことはありません。 とにかく数をこなして満足感を得ようとしている自分がいました。 そんな日々

          くだらないものの中に愛が

          2022年を振り返って

          2022年も残すところあとわずか。 今年もいろいろなことがありました。 正直、今年は良いことは少なかったように感じます。 仕事でミスが続いたり、コロナにかかったり、メンタルが激落くんだったり。 心が辛くて辛くて一人車の中で泣いてしまう夜もありました。 それでもなんとか小さな幸せをかき集めて日々を大事に過ごしていました。 カウンセラーの先生にも相談し、ちょっとずつですが元気になってきています。 まぁ、この辛い経験も少しは人生の糧にはなるのでしょうか。 来年は一つで

          2022年を振り返って

          25年間アトピーと戦った話⑧治りました編

          母から新しい治療を試してみないかと言われ、自分で調べてみると「デュピクセント」という治療法でした。 デュピクセントは筋肉注射で、かゆみの成分であるサイトカインの働きを抑えてかゆみが広がらなくなるという治療法で、日本では2018年に認可されたかなり新しい薬となっており、アトピー性皮膚炎の治療薬として初めての生物学的製剤(抗体医薬)だそうです。 詳しくはこちら 早速、デュピクセントの治療ができる病院を山梨で探し、行ってみました。 病院の先生に治療の相談をすると、デュピクセ

          25年間アトピーと戦った話⑧治りました編

          人生はポケモンだ!!

          人生の半分はポケモンに費やしてきました。 初めてプレイしたは金・銀で、サトシも引くぐらいどっぷりのめり込んでいました。 おそらくプレイ時間は1000時間を超えていたと思います。 ウバメの森のほこらにセレビィが出ると聞けば、しらみつぶしに探したり(結局見つからなかったけど)、アンノーンを全種類揃えたり、アカネのミルタンクにボコボコにされたり・・・ とにかく学校以外のほとんどの時間をポケモンに費やしていました。 そこから新作が出るたびに買い続け、その熱は冷めることなく今

          人生はポケモンだ!!

          25年間アトピーと戦った話⑦仕事編

          大学生になり、居酒屋でアルバイトを始めました。 ホールとキッチンの両方をやらせてもらっていたのですが、キッチンだとどうしてもコンロの火が熱くて、おでこを掻いていたのですが、社員さんに 「顔まわりを触るのは不衛生だからやめて欲しい」 と言われました。 まぁその社員さんの気持ちもよく分かるので、自分もなるべく我慢してアルバイトをやっていました。 ホールだと当然お客さんの前でボリボリ掻くわけにはいかないので、そこも我慢でした。 飲食店での仕事はアトピーの人はあんまり向い

          25年間アトピーと戦った話⑦仕事編

          25年間アトピーと戦った話⑥彼女編

          さぁ、彼女編です。 彼女にはアトピーの事は特に言ってませんでした。まぁ見れば分かるけど。 彼女には「掻かないで、我慢して」といつも言われていました。 それは、私の為を想って言ってくれているんですけど、自分だって掻きたくて掻いてるわけじゃないし、我慢しなきゃいけない事だって自分が一番分かってるよ! と思っていました。 でも、それをうまく伝えることができませんでした。 彼女の家に泊まりに行った時に、朝起きると彼女がコロコロでベッドを掃除していました。 何してるの?と

          25年間アトピーと戦った話⑥彼女編

          25年間アトピーと戦った話⑤高校生編

          高校生になると、喘息はほとんど出なくなりました。 この調子でアトピーも良くなっていくといいなーと思っていましたが、良くなったり悪くなったりの繰り返しでした。 部活はバレーボール部に入りました。 体育館は蒸し暑いので、また、休憩時間にタオルでゴシゴシ体を擦っていました。 (そんなに痒くなるならスポーツやらなきゃいいじゃんと言う方もいるかと思いますが、スポーツをしたり、汗をかくのは好きなんです😅) 正直、高校生の時はアトピーのことはあまり気にせずに生活していました。 毎日の塗

          25年間アトピーと戦った話⑤高校生編

          25年間アトピーと戦った話④番外編アトピーあるある

          アトピー♪あるあーるー♪はやーくー言ーいたーいー♪ (RGさんありがとうございます) ということで、高校生編に行く前にアトピーあるあるをいくつか紹介していこうと思います。 アトピーあるあるその1 シャワーが超気持ちいい。 ありますね〜。患部にシャワーを当てると普段掻くより何倍も気持ちいいんですよね〜。ずっと当ててたいぐらい。 アトピーあるあるその2 お風呂に何回も入る。 これもあります。汗かいたらとりあえずお風呂。痒くなったらとりあえずお風呂って感じです。 お風呂

          25年間アトピーと戦った話④番外編アトピーあるある

          25年間アトピーと戦った話③ 中学生編

          中学生になると、小児喘息はだいぶ治まってきたのですが、アトピーは相変わらず出ていました。 中学校は制服で登校していました。 ワイシャツは首に当たるとチクチクして痒いし、長ズボンは膝の裏が掻きにくいので嫌でした。 お腹が痒くなるとワイシャツをズボンから出さなくてはいけなかったので、どうしてもダラシない格好になってしまい先生にも怒られました。 ネクタイなんか最悪で、首に襟が当たると擦れて痒いので、無理矢理手を突っ込んで首を掻いていました。 そうすると、掻き傷から血が出て

          25年間アトピーと戦った話③ 中学生編

          25年間アトピーと戦った話②小学生編

          小学生の頃はアトピーに加えて小児喘息も患っていたので、皮膚科と小児科の2つの病院を1日で行ったりもしていました。 その頃は病院に行っても自分が今、何の薬をもらったのか、ここが何の病院なのかもよく分かっていませんでした。 当時は、病院に行くのがめちゃくちゃ嫌だったけど、今はめちゃくちゃ親に感謝しています。 家では朝晩の吸入、風呂上がりの塗り薬が日課でした。 周りから見れば大変な生活かもしれないけど、自分にとってはそれが当たり前だったので、とくに辛いとは思いませんでした。

          25年間アトピーと戦った話②小学生編

          25年間アトピーと戦った話①

          私はアトピー性皮膚炎です。 現在27歳で物心ついた時からアトピー性皮膚炎なので25年間はこのアレルギーと戦っています。 アトピー性皮膚炎は体がかゆくなるアレルギーです。 特に四肢の関節部分、首、おでこなどに症状がよく表れ、かゆくて皮膚を壊してしまいボロボロになります。 アトピーがひどい時の私の写真はこちら。 肘を掻いて色が変わっています。 これが首や膝裏もこういう状態になり、24時間常に体のどこかが痒い状況になります。 そんな私のアトピーとの戦いをこのブログで書

          25年間アトピーと戦った話①