くだらないものの中に愛が
無駄こそが人生だなとつくづく思います。
今年で29歳、仕事に追われる毎日です。
一つの仕事が終わってもまた次の仕事がやってくる。
そんな生活をしていると、仕事を楽しむ暇もなく効率的に仕事をこなしていこうという考えに支配されてしまいます。
その考えが休日にも侵食してくる時があります。
数少ない休日を無駄なく過ごそうと、効率よく家事をこなし、読書や筋トレなどの趣味も深く味わうことはありません。
とにかく数をこなして満足感を得ようとしている自分がいました。
そんな日々を過ごしているときにとある本に出会いました。
『限りある時間の使い方』 オリバー・バークマン著
という本です。
この本を要約すると、
現代人はたくさんの効率化ツールを使っているが、全く時間にゆとりができていない。逆にそれが忙しさの理由になっている。人生を豊かに過ごすにはなんのためにもならないただただ自分が好きなことに時間を忘れて熱中することだ。
という内容。
確かに!
スマホが普及して便利になったけど、空いた時間にやることをどんどん詰め込んで鯖の押し寿司みたいにぎゅうぎゅうになってる自分に気づきました。
そして私の敬愛する星野源さんの曲の歌詞を思い出しました。
くだらないことの中にこそ人生が詰まっていて、無駄なことほど愛すべきことなんです。
そんなことを考えた夜でした。
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