25年間アトピーと戦った話⑧治りました編

母から新しい治療を試してみないかと言われ、自分で調べてみると「デュピクセント」という治療法でした。

デュピクセントは筋肉注射で、かゆみの成分であるサイトカインの働きを抑えてかゆみが広がらなくなるという治療法で、日本では2018年に認可されたかなり新しい薬となっており、アトピー性皮膚炎の治療薬として初めての生物学的製剤（抗体医薬）だそうです。

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免責条項｜デュピクセント.jp

早速、デュピクセントの治療ができる病院を山梨で探し、行ってみました。

病院の先生に治療の相談をすると、デュピクセント治療をする前に、塗り薬と飲み薬を処方されて

「今は症状がかなりひどいから最初は強い薬で炎症を抑えて少しづつ薬を弱くして、治療してみよう。それでもダメならデュピクセント治療をしよう。」

と言ってくれました。

これを言われてめちゃめちゃ感激しました。

だって、今までの先生って病院行ったら大体塗り薬を処方して

「2週間後また見せてくださいねー」

だけで終わりで、その時の皮膚の状況に合わせて薬を出してくれるだけで治療の方針は示してくれなかったんだもん。

それが当たり前だと思っていたので

「もう病院なんて行くか！」

と思っていました。

でもそこの先生はきちんと治療の方針を立ててくれて、薬の強さもどうするかをきちんと聞いてくれて、

一緒に治療していこう！

っていう感じがして、この先生信頼できるなーって思いました。

そこから半年ぐらい飲み薬と塗り薬で治療をしていたのですが、よくなったり悪くなったりの繰り返しで、改善はみられなかったのでデュピクセント治療をすることになりました。

ちなみにデュピクセントは2週間に1回筋肉注射を打つ治療法で先生に相談すれば自宅で自己注射を打つこともできます。

1本約2万円以上するので、1ヶ月約4万円かかる高価な治療法です。

そこからデュピクセントを打って1ヶ月、2ヶ月と治療を続けていきました。

すると・・・

全く体が痒くなくなりました！

ちょーびっくり！青天の霹靂！雷を撃たれたよう！

肘や膝裏の炎症、おでこの赤みもみるみる良くなってカサブタもなくなりめちゃめちゃ肌が綺麗になりました！

一日中どこも痒くないというのがこんなにも楽なことだなんて知りませんでした。

今まで血がつくからと思って着られなかった白シャツやもう枕カバーを血だらけにしないで済むんだ！と思うと超ハッピーでした。

あと、夜めちゃめちゃ眠れる！

これがでかい！

今まで痒くて一睡もできないことがよくあったけど、これがなくなったのは自分の健康にとって超プラスになりました。

アトピーがどれだけストレスだったかを治ってから思い知りました。

今は治療を始めて1年半ぐらい経っていて、もう日常の中でアトピーを意識することはなくなりました。

これが2021年8月現在の私の肘の様子です。

赤みとカサブタが消えて、キレイな肘になりました。

一生付き合っていくアレルギーだと思っていたので、人生の重い枷が外れたような感じです。

治療の存在を教えてくれた母とそこの皮膚科の先生には大感謝です。

ありがと〜。

さて、長くなりましたがこれで「アトピーと25年間戦った話」は終わりです。

現在私は心身ともに健康で豊かに生活しております。

もしアトピーで苦しんでいる方がいたら、この記事が参考になってくれたら嬉しいです。

では、さよーならー。