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【タイで日本の観光地をPR!】記事広告にチャレンジしてみよう!~実践用~

みささん、サワディーカップ(สวัสดีครับ)!
6月最後の金曜日がやってまいりました♪

タイ語で「頑張って!」は、「スース―ナ!」です☆
・สู้ スー:戦う
・สู้ๆ スースーと続けると「頑張って」の意味になります!
・นะ ナ:表現が柔らかくなる言い方
何だか可愛くありませんか?(*‘∀‘)
今日も1日一緒にスース―ナ♪

さて本日、取り上げさせていただく内容は、「記事広告」です!
記事広告を簡単に言うと、「有名なウェブページに、自分の地域や観光施設について紹介してもらう記事を書いて掲載してもらう」ということです!

どうしてこのお話をさせていただくかというと、タイ語のウェブサイトを持っていない方にとって非常にPRしやすい方法の1つだからです。英語が母国語の国へPRする場合は、英語ウェブサイトでも全く問題ないですが、タイの場合は英語よりもタイ語の方が閲覧されやすい傾向にあります!

「タイ語で発信したいけど、閲覧数を獲得するためのウェブサイトを作るには時間と労力がかかりすぎる・・」そんな方には、次の3つの記事広告で是非PRをしていただければと思います^^実践を意識しておりますので、少し長編ですが、中身は詰まりまくりまくりんちょです!楽しみながらお付き合いください😊

1、Pantip(タイ語掲示板サイト)

Digital 2020というHootsuite(オンライン調査会社)が取りまとめた記事によると、タイの2020年1月時点で平均月間流入数(人の出入り)が多いウェブサイトの第4位に入ってきたのが「Pantip」です!

タイトルにもあるように、タイ語掲示板サイトの代表格で自身のID(身分証明書番号等)を登録した上で書き込みを行うため、情報の信頼性が高く、エンタメから旅行、政治ニュースまで様々なジャンルが取り扱われております。

こちらの記事は私がサポートで入る仕事で実施している「好きなゲームのアンケートを集めるための記事広告」です。プレーステーションのゲームの中でみんながプレイしているゲームと好きな理由を取るアンケートを取り、当たった人に有名人がデザインした可愛い帽子をプレゼント!!です☆

これまでに複数回利用してきたので、記事広告の値段とページビュー数、及び掲載したリンクのクリック数を事例として1つ平均的な効果を記載します。

【金額】125,000バーツ(約43万円)
・記事掲載:50,000バーツ(1か月半掲載)
・トップページバナー画像:75,000バーツ(同時期)
【ページビュー数】227,413
【ページビュー単価】0.5バーツ(約1.7円)
【リンククリック数】312回

トップページバナー画像とは、上記の下の方の3枚の画像のことです。こちらのバナー画像からの流入がページビュー数の7割を超えてくるので、申し込むことは効果的です。

また、Pantipの特徴として、金額などの結果を見てわかることは、ページビューはとても多くしっかりと内容を読んでいただけるものの、掲載しているリンク先には遷移しずらいという特徴があります!

もし、自分の地域をPRする際には、具体的な旅行商品の販売を狙うというよりも、自分の地域の「認知度向上」用として活用するとPantipとの相性は抜群ですし、アンケート等参加型の取り組みについては多くの意見が集まりやすいので実施しやすいです!

念のためもう1点だけ。もし、上記のトップページバナー画像の活用が難しい場合は、Facebookなどに広告を打ってPantipの自身の記事に遷移させると効果的ですので、チャレンジしてみてください**

2、Chill Chill Japan(日本の観光ウェブサイト)

続いては、日本観光を中心に日本の魅力をタイ語で発信している「Chill Chill Japan」です!

Chill Chill Japanは2015年12月に開設した、タイ人に向けて日本旅行情報を発信するWebメディアです。月間平均ページビュー数は、42万程度(担当者ヒアリングより)と、タイ向けの訪日旅行Webメディアでは有力なサイトです。

特徴としては、GoogleのSEOに非常に強く、訪日関係の情報を調べている訪日意欲の高い人にアプローチしやすいウェブサイトであることが挙げられます。加えて、SNSからの流入も積極的に実施しているので、掲載後も定期的にFacebook等における広告を打ってウェブサイト記事への流入を図るなど多様な活用方法が可能です。

上記は、記事の一部分のキャプチャーですが、四国について紹介をしている記事広告が掲載されております。

昨今は、東京・大阪・北海道というメジャーどころだけでなく、四国や中国といった様々な地域についての記事を企業とタイアップして掲載していることが多いと感じています。

利用した際の結果については、下記のとおりです。

【金額】100,000バーツ(約35万円)
【ページビュー数】1,248,001
【ページビュー単価】0.8バーツ(約2.7円)
【リンククリック数】1,056回

Facebookへの投稿についても無料で対応していただけるので、そこからの流入も期待できます。Pantipよりもリンククリック数が高いので、訪日意欲が高い方が多く閲覧している可能性があります^^

このような、トップ画像したの部分にバナー画像(リンク)を貼ることもオプションとして5万バーツで可能。もしくは、Facebookでの投稿に対して5万バーツのブースト広告(投稿をたくさんの人に表示させる広告)をうってもらえないかと相談することも効果的(私は実際にこのようにしていただいたこともあります)。

3、Daily News(ニュースサイト)

最後に取り上げますのは、Daily Newsです!
Daily Newsという名前のとおりニュースサイトなのですが、元々は1964年に始まった新聞版が走り出しとなっております!

まずは、金額等を見ていきましょう。
【金額】50,000
【ページビュー数】909,841
【ページビュー単価】0.05バーツ(約0.2円)
【リンククリック数】計測不可能
*新聞掲載は、A4一面の4分の1サイズでも20万バーツ程度します。

Dayly Newへの記事広告は、個人的に博打的感覚があります(笑)
ページビュー単価は非常に安いのですが、どうやら「ページ滞在時間」、つまりしっかり読んでくれている時間は非常に短いようです。最後まで読んでいただくには、旅行系の記事の場合はページの上位にインスタ映えの画像を持ってくることが非常に重要です。また、文字数は多くなく、簡潔にアクセスまで掲載することも大切です。

このほか、こちらに旅行系の記事を掲載する際に、しっかり閲覧数を稼ぐための注意点は、トップページのバナー画像として必ずリンクを貼ってもらうことです。

上記のマスクの男性が映っているところは、スライド式になっていて、4つ程度のおススメ記事が掲載されています。担当者曰くここが一番クリックされるそうなので、ここに掲載できるように依頼しましょう!枠数に制限があるそうなので、それに合わせて掲載時期も見極めましょう。

4、記事広告を書くときに記載するべき基本事項(インバウンド関連記事)

今まで、記事広告を出されている自治体様や民間企業を見てまいりましたが、記事広告の内容として少し気になる部分もあったので、基本事項を整理させていただきます!当たり前のことも多いですが、さらっと読んでみてください。

1、トップ画像
⇒インスタ映えの画像!可能であれば、タイ人が実際に楽しんでいる画像

2、地名をしっかりと表示
⇒地名は、タイ語だけでなく英語でも記載すべし。タイ人は検索するときに英語で日本の地名を検索することが多い。

3、その土地を紹介する理由を直接的に書く
⇒日本人は回りくどく謙虚に理由を書くのですが、ぱしっと自信をもってわかりやすく書くことが大切です。
(悪い例)ここは、他の地域の桜と比較すると違いは大きくないものの、10キロにわたって川沿いの桜を見ることができるおススメ桜スポットです。
(いい例)ここは、3万本の桜が生み出す「桜のトンネル」を楽しめる日本最大級の桜スポットです!

4、アクセス
⇒一番の最寄駅からではなく、一番近い主要駅(新幹線の駅や空港から直接向かうことができる大きめの駅)からのアクセスを記載してください。

5、周辺の面白情報
⇒ここも写真映えが大前提で面白い周辺の場所を3か所程度紹介してみてください。宿泊する必要がある場合は、可能な限り特徴的な宿泊施設を選んでここに掲載してください。

5、その他注意点

最初に記載すべき事項かもしれなかったのですが、記事広告の場合は、「記事をだれが書くのか」については2つのパターンがあります。パターンとは、①自分で書いたタイ語記事を掲載していただく(タイ語翻訳会社に依頼した文章なども含む)②各媒体のライターを活用するの2つです。

自分で書く場合は、何も問題ないのですが、各媒体のライターに記載を頂く際には、事前情報の提供が非常に重要です。

私の経験上、ライターさんとのやり取りで息しすることは、以下のとおりです。
・20枚以上の紹介したい観光地の画像提供
・最低限の英語の参考情報サイトや情報記事
・(可能であれば)事前に打ちあわせを行っておススメ場所や理由を伝える。
・小まめに連絡をとり、進捗を確認する。
・記事を書いたのちに、第三者目線でタイ語チェックをしてもらうようにする。理由としては、ライターさんも間違えて内容を理解してしまっている場合もあるため。

この部分を読んで、「えっそんなことできないよ」という方は、まずはライターさんに自分の地域にご招待して体験していただいてから記事を書いていただくことは非常に有益ですので交通費を支給してあげて、記事を書いていただければと思います。この場合は、ライターが撮影した写真などはもらっておいて、今後のタイでのPRにも二次的に利用していけるようにしましょう。

6、まとめ

いかがだったでしたでしょうか^^
記事広告を出稿する先から記事広告の書き方、ライターさんとのやり取りまで、ご紹介させていただきました!

よく日本の皆さんからお聞きするのは、「タイ語ウェブサイトがないからPRできない」というお声ですが、こちらの記事広告をプロのタイ人に記載いただければ、タイ人の好みに合わせたPRができるので、より地元の魅力がタイに伝わりやすいと感じております**

いま、私ができることは「私のプロモーションノウハウやタイの特徴をお伝えして、日本側全員でオンライン上の訪日観光PRを盛り上げること」だと思っております!ご不明点あれば、コメント欄に遠慮なく、友達感覚でお書きいただけますと幸いです^^b
みなさま、最後までお読みいただきありがとうございました!!!

いただいたサポートで、あなたの地元についてタイ人目線で記事を書かせていただき、タイテイストで魅力をPRします🎉ขอบคุณครับ あと、日本観光をタイ人に広めるFacebookアカウントの広告代として大切に使わせていただきます☆一緒に日本の魅力を発信しましょう(*^-^*)