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【やっぱりすごい!】タイ国政府観光庁の安心・安全取り組み「SHA」!/日本の観光関係の皆さん、一緒に学びましょう♪

タイ国政府観光庁が海外及び国内の観光客に対して
安心・安全をPRするために作成した取り組みの1つに
SHA」というものがある。

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SHAは、アメージングタイランド健康安全基準という「安心・安全」を保障するための認定基準のことです♪

私自身、この安心・安全の基準について把握できておりませんでしたので、改めて!一緒に皆さんと理解していければと思い、簡単にまとめさせていただきます☆

日本のホテル様、旅行会社様、レストラン様など日本の基準に加えてこれらも意識していければ、さらに良いと感じております。

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最初に、認定を受けることができる業種は、以下の業種です。

・飲食店
・宿泊施設・コンベンションセンター
・観光・娯楽施設・エンターテイメント
・交通機関
・旅行会社
・健康・美容関連サービス
・百貨店・ショッピングセンター
・スポーツ関連施設
・劇場・映画館
・土産物店・小売店

旅行に関わる基本的な業種が含まれております。

これらの業種それぞれについて、一定の条件が定められています。
私がこの認定基準ですごいと感じていることは、「認定後も、基準を満たしているかを定期的に確認を受け、満たしていない場合は剥奪される」という点です。

一度基準をクリアして、その後基準を守るために費用をかけないという選択ができないため、常に安心・安全という点で一定基準をクリアした観光施設等をタイ人や海外の人にアピールできる、観光大国として迅速かつ効果的な対策を取られていると感じました。

事例として、まずはレストランについて見てみましょう。

「事業者(運営側)」「サービス提供者」「利用者」の3つの観点から定められています。

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一般的な安心・安全対策に加えて、

「接触をさけるための現金以外の決済の利用」を3社に対して要求していることについて、昨今のタイ国内での電子決済の加速との親和性がとても高いと感じております。

また、事業者に対して感染対策の実施についても自発的に発信するように促すことで、海外の人にとっても安心安全を感じていただけるオンライン上の全体的な情報量が増えると感じました!賢い・・・。

続いて、旅行会社について見ていきましょう!

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この旅行会社の対応について注目すべきポイントは、事業者の項目内「旅程については紙媒体からメディア媒体に変更すべし」という点です。

今まで、旅程については紙媒体がタイの旅行会社の場合はメインとなっており、しおりのようにみんなで手に持って行っておりましたが、このような対応をすべてオンライン上で終わらせるようにという指示です。

この基準がタイ人観光客の基準になるということは、

私たちが今まで訪日魅力を発信してきたパンフレットなどの媒体に対して、手に触れて取って頂ける機会は少なくなると考えられます。

観光案内所に置いている紙媒体のオンライン化やチケットのオンライン化なども求められるでしょう。現在あるパンフレットを電子化して、オンライン上でダウンロードできるようにするなどの対応を一緒にしていきましょう!

また、電子決済をおすすめしておりますので、日本国内でのキャッシュレス対応も加速すると思われます。

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Hootsuite2019によると、キャッシュレスの利用率は日本を大きく突き放して世界的に見ても電子決済が進んでいる国の一つとなっておりますので、訪日客受け入れの際にはこれらの対応、せめてクレジットカードでの受け入れ対応は必須となってくるかもしれません(もしくは事前にオンライン上で決済できるようにしておく)。

最後に、イベント会場等施設の対応について見ていきましょう。

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イベントについては、会場の確保の広さやその広さに合わせた入場人数制限がビフォーコロナと比較したときの一番大きい変化だと思いました。

タイ人観光客が日本にいったときに、「密だ」と感じる空間を作らないように工夫することも、航空便再開直後には求められるかもしれません。

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現在、すでにこれらの対応をタイ国内で認められた事業者は1900以上となっており、安心・安全な観光立国にむけた整備が整ってきたと感じました。

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日本としては、国自体がこのような整備をする可能性は高くないと感じておりますので、タイの対応をみてそれぞれで安全・安心の対応を取るように努めていきましょう!!!

その他の業種についても、参考までに見てみてください♪
*こちらのウェブサイトの画像は、すべて下記ウェブサイトより引用したものです*

今できることは、このような安心・安全の対策をしっかりと取れるように努めている、もしくは取れているという様子を一般の人にオンライン上で配信することだと改めて実感しました。

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