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【イタリア旅行記】ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、バチカン

ライブ日記に引き続き、一年スコットランドに住みながら訪れたヨーロッパの都市たちについての雑な記録、感想。まずはイタリア編。

Rome / Florence / Venice / Vatican - Italy, 2023年2月

一年間で初の海外旅行がイタリアだった。一週間に渡ったこの旅は、日本の友人2人とローマの空港で合流することからスタート。それからフィレンツェに移動し3泊した。

1日目

ローマの駅でジェラートを食べてから、電車でフィレンツェへ。

「GROM」のピスタチオ

2日以上滞在したのはローマとフィレンツェだけだったけど、より好きだった方を選ぶならフィレンツェだ。
なぜならフィレンツェの方が小さい街だから。ローマは大きくていかにも観光地で、フィレンツェの方が趣があると思った。好みの問題でしょう。

この日のディナーはフィレンツェのホテル近くで。
イタリア旅の飲食で良かったのは、パスタとワイン。ピザよりも圧倒的にパスタだった。ワインは普段はそんなに好きじゃないロゼがおいしかった。

おいしすぎたパスタ

2日目

1日フィレンツェ観光。
朝ごはんを食べながらポンテヴェッキオ辺りを散歩、ウフィッツィ美術館に向かった。

歩いてたら自転車にぶつかって転び、朝ごはんのサンドイッチを地面に落としたのが悲しかった……

朝イチで行ったウフィッツィ美術館ではカラヴァッジョのメデューサなどを鑑賞して、私はメデューサがでっかくプリントされたトートバッグを購入。目立つけどサイズもちょうどよく、買ってよかったなと思う。

ちなみにウフィッツィとボルゲーゼ美術館が、この旅で訪れた場所の中で私のお気に入りだ。連れて行ってくれた友人に感謝。

メデューサ
フィオレンティーノ「リュートを弾く天使」。
かわいすぎる
天使モチーフの作品がとても多く、どれも良かった

ランチはイタリアらしい大きなサンドイッチと、トスカーナ・スプリッツ。

5ユーロのトスカーナ・スプリッツ。
超おいしかった
でっかいサンドイッチ

そしてドゥオモへ。上まで上るのが予想以上に大変だった…。

上からの景色

この日のディナーは、メインディッシュよりも前菜の生ハムとチーズ盛り合わせがおいしくて印象に残っている。

ロゼと一緒に

みんなリモンチェッロ飲んでるな、と思ったら店側のサービスで私たちももらえた!

3日目

この日はヴェネツィアへ。
コロナ以来の大きなカーニバルの週末に被ってしまい、すごい人混み。めちゃくちゃ曇ってたけど楽しかった。疲れたけど。オーソドックスな観光して、ジェラートを食べて、観光客らしくヴェネツィアングラスのピアスを買って、フィレンツェのホテルに帰る。

空がまっしろだった
ゴンドラ片手運転してるおじさんにウケてしまった

この日はホテルでディナー。近くのポケボウル屋さんで調達。

もちろんワインとおつまみもしっかり用意。
すっかりロゼにハマっている

4日目

朝、フィレンツェ最後の観光としてサンタマリア・ノヴェッラの薬局に行った。
私はミントの香りのキャンドルを購入することに。買いたいと近くの店員さんに伝えると、カードのようなものをもらえるのでそれを持ってレジへ。大きいキャンドルは60ユーロ(一万円くらい?)もするので小さいサイズを買おうと思っていた。

レジに行くと、店員さんは大きいキャンドルを大きい袋に入れてくれる。小さいキャンドルが欲しい私が「あ、小さいのでお願いします」とお願いしたところ、キャンドルじゃなくて袋を小さいのに変えてくれた。
まあいいか、となって一万円のキャンドル購入。めちゃくちゃいい匂いなので後悔はない。

それから、電車でローマに移動。車内ではイタリアマックのチーズがけポテトをお供に。味は普通。

ローマではボルゲーゼ美術館に行った。ここでカラヴァッジョの果物籠を持つ少年などを鑑賞。

かわいい
天井まで見応えがある

芸術に詳しい友人のおかげもあってこの旅でカラヴァッジョの虜になった私は、果物籠を持つ少年のトランプを購入。
もちろん遊びにも使えるけど、裏面に絵がプリントされてるので、実質トレカ52枚セットのようなもの。全部絵柄同じだけど。

ディナーはピザなどをテイクアウト。毎日飲んでたけどこの日が一番盛り上がって、気づいたら全員寝てた記憶がある。

マッシュルームのピザ

5日目

ローマ観光。コロッセオといくつかの教会に行った。
教会ではカラヴァッジョの卓上カレンダーを買った。ちょくちょく物騒な絵が出てくるのが面白い。あとは道端のお店でピスタチオのお酒もお土産に購入。

コロッセオ
いい天気
有名カフェで甘すぎて最悪なアイスクリームケーキを食べた
休憩に入ったマックでポテトとビール。
イギリスのマックにはアルコールはない

夜はまた最高のディナーへ。全体的にカチオ・エ・ペペが美味しすぎる旅だった。

最高〜

ローマは日本人観光客がめちゃくちゃ多くて、このレストランでも近くに数人いた。春休みシーズンだしね。

6日目

バチカン市国へ。ほぼバチカン美術館に行っただけ。
この美術館の構成が謎で、一直線にずーっと進まなきゃいけないルートがあったりして不思議だった。

ランチも謎

でもこの日、最高のジェラートに出会えた。私はワインクリームとジンジャー味を注文。列の後ろで私の注文がちょっと物議を醸してて(ワインのジェラートって…?みたいな)面白かった。おいしかったよ。

最後のディナーはまた最高のお店に。店員さんが優しくて料理もお酒もおいしかった。
ワイン以外だとアペロルスプリッツに恋をした数日間だった。イギリスでもその後割と飲んでたけど、イタリアで出てくるやつの方が濃くてよかった。

最高の前菜とアペスプ

7日目

友人たちとはローマの空港でお別れ。
ずっとパリに行きたいと思いつつ機会がなく行けなかったけど、この時の乗り継ぎはパリだった。でも時間もなかったので本当にすぐ乗り継いだだけ。

夜にエディンバラの寮に帰宅。
特に食と芸術をたくさん楽しめた、良い旅だった。ずっと行きたかったけどまだ行けてないシチリアにも、いつか行きたい。次はギリシャ編です。

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