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デジタルデトックス・アドバイザー養成講座day14

こんにちは、ライターのチセサカイです。
DIGITAL DETOX JAPANでインターンをしています。

私はいま家を持たずに旅していて、物理的にはトランク一つだけのミニマリストな生活です。

デジタルでも身軽に過ごすべく、そしてデジタルミニマリストのメリットをお伝えすべく、「デジタルデトックス・アドバイザー養成講座」の受講メモを残します。

また本格的なレポートはDIGITAL DETOX JAPANへ寄稿させて頂こうと思っていますので、お楽しみに!

ドゥームスクローリングのこと

「Doom(絶望や破滅) Scrolling」という言葉の通り、SNSでネガティブな情報ばかりを追ってしまうことです。ネガティブな情報を追うのは、人間の本能です。「ヤバそうなこと」に気付けなければ、危機を回避できずに死んでしまうからです。

命を守るための本能ですが、SNSでは関連情報が山のように出てくるので、ネガティブな情報を追い続けてしまうことになります。これがメンタルヘルスに悪影響ではないか、と懸念されています。

わたしもこの現象には覚えがあります。2011年の東日本大震災のとき、夜中までTwitterに張り付いて最新情報を追い続けていました。今でも地震や災害があると「安心したい」「問題がないという根拠がほしい」という心理でSNSを見続けてしまいます。ですが、ネガティブな情報ばかりなので、余計に不安になってしまうんですよね。

同時に同じ経験をしている人を見つけて安心したいし、「津波は来ない」などの確定情報を欲しがっているのだと思います。ですが、本当に終わりがなく、気付けば1時間以上経っていたりするのです。

現在は感染症の流行や無差別的な事件など、ネガティブな情報は溢れかえっています。誰でもいつでも、この「ドゥームスクローリング」に陥る可能性はあります。

こちらの記事も参考にしました。

ネットではなく、自分のものさしで

デジタルデトックス中には、内観の時間を多く取ると良いです。ネットやSNS上にある価値観ではなく、自分の価値観を再認識し、向き合う時間にするのです。

  • オンライン/オフライン別ToDoリスト

  • 価値評定スケール

  • NotToDoリスト(自分の価値観で、したくないことリスト)

などがおすすめの活動だそう。どれもおもしろそう。

人間の衝動と、社会的な欲望の差を知っておく

「あの時計がほしい!」「美味しいご飯が食べたい!」「タワーマンションに住みたい!」「ふかふかの布団でぐっすり寝たい!」など、私達にはたくさんの欲求があります。その欲求たちは何から生まれたものなのか、自分の価値観で判断しておくと良いです。

  1. 人間という動物的な衝動

  2. 社会がもたらした欲望な

大きくこの2つに分かれます。広告を見たからほしいと思っているだけなのか、心の底から持っている欲求なのか。この差を知っておくと、自分の価値観の基盤が見えてきます。

わたしであれば、リゾート地で滞在したいのは欲望、漂うように旅をして暮らしたいのは遊牧民的な衝動ですね。自分の根底の価値観は、「旅ができればどこでもいい」のだと思います。

デジタルデトックスは何も解決しない

デジタルデトックスを伝えていく者として守りたいのが、医療広告ガイドラインなどの、伝え方です。デジタルデトックスそのものは何も解決しません。良い結果を証明するたくさんの実験はありますが、医学的な効果を確約するものではありません。デジタルデトックスは医療行為ではありません。

問題に向き合うエネルギーや視点を与えてくれるのがデジタルデトックスです。

真摯な姿勢でデジタルデトックスを伝えていきたいものです。

day14のお題:内観ワークシートをやってみる

わたしは「NOT TO DOリスト」に挑戦しました。

  • 「ながら食べ」はいつも禁止
    …いつも禁止したくない、ということですね。(ややこしい)たま〜にやる自堕落は好きなので、「ポテナゲ食べながらゲームしちゃうぞ!」みたいな明確な意思を持って「ながら食べ」をしたいです。

  • 予定をパンパンにする
    …時間の余白は心の余裕につながるので。毎日をワクワクして過ごしたい。

  • 自分を犠牲にする
    …妬み、イライラ、落ち込みの原因を積極的に排除したい!

  • 口からでまかせを言う
    …調子のいい口なので本当に気をつけたい。話す内容に責任を持ちたい。

  • お金にだけ目がいく
    …お金に換えること、お金で得られることばかりではないことを忘れないでいたい。

  • 自分を下げること
    …謙遜や、自己嫌悪した時に自分にひどい言葉を向けない。大切に扱う。

  • 適当に食べること
    …「〇〇でいいや」は自分にも食事にも失礼!!!

  • 体型を気にすること
    …デブブスハゲは永遠に使わないようにしたい。自分を支える自分の体をいたわって愛したい。

  • 人と比べること
    …自分の絶対値でハッピーになりたい。相対的な評価に一喜一憂したくない

けっこうしっかり人生観について考えられた気がします。そして、たしかにスマホを見ずにやりました。内観の時間がデジタルデトックスにつながるのか、デジタルデトックスの時間が内観につながるのか……

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