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正義感で場をかき乱す人になっていないか

どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が336日目のnote投稿です。

今日は問題提起の回になると思います。
昨晩「朝令暮改」という言葉がTwitterでも飛び交っていましたね。

【朝令暮改】Wikipediaより一部抜粋
朝令暮改(ちょうれいぼかい)とは、法令等がすぐに変更されて一定しないこと。朝令夕改、朝改暮変ともいわれる。

果たしてそれを攻めたところで何がどうなるのだろう、それを矢面に立っていない実働的な人たちがどれだけの心血を注いでいるんだろう、と考えると、語気は少し弱まるのではないかな、と思ったりしました。

実際、朝令暮改は悪い意味で捉えられがちですが、逆に考えれば、1日のうちに現場の声や今後の方針を抜本的に変えるだけのエネルギーや労力を注いだ、という解釈もできます。柔軟な対応である、とも言えるかもしれませんね。
おそらく、それも含めて試算して出すのが「普通」だろ!という声も多いのかもしれませんが、それは現場の人たちの事情やしがらみも大いにあるのだとは思います。
ただ、目に見えて「それは悪手」と思えていることを実際にやってしまい、結果ほぼ確実に失敗する道を踏み抜いてしまったようには思いますが。。

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本日はそんな、自分の感情を素直に吐露したり、責任感から発言することもいいのですが、「相手がどう受け取るか」そして「その影響がどう出るか」は一旦間を置いて考えられる余裕は持っていたいですよね、というお話。

●決めつけや拡大解釈が誤解を生む

先日、今日もですが、少し感情が波立つ時がありました。
詳細は述べられないのですが、自身の仕事やこだわってきたことに対しての真っ向な批判でしたので、それはどういうことだろう、と少しフリーズし、その後激昂していました。

結論から言ってしまえば、誤解が積み重なったことや、間を取り持ってくださった方の「決めつけ」と「拡大解釈」が生んだことだったのですが。

特に多いのが、「事実確認をしないまま決めつけをして、相手を悪者にする」行為だと思っています。

自分は善で、相手が悪、と思い込んで。

相手は悪なのだから、何を言ってもいい、と思ってしまう節もあるのかもしれません。
あるいは、自分の方がエラいのだから、自分の正義としての言が正しい、と思っているのかもしれませんね。

しかしながら。
「果たして本当にそうか?」と自分自身の考えを他者目線で見ようとする、ことは重要なのだと思っています。

本田圭佑さんが「リトル本田」を自分の相談役にしている、というお話のように。

本来、立場や役職があろうがなかろうが、最低限の人への配慮や思いやりを持っていないと、協調的なチームにはなり得ないでしょう。

『自分がエラい』と思っているのなら、それは驕りかもしれないですし。
『相手は何もわかっていない』と思うのなら、自分が逆に見えていない事実があるのかもしれません。

いわゆる自身の傲慢さや高すぎる自尊心は、場を平定するにはもっとも適さないのだと思います。
もし、仲介役や折衝役になることがあるのだとしたら。
事実を多角的に見ることのできる視点と視野にて考え、もし自身の視座が高いのかもしれないと思ったら、それぞれの立場に立ち返る・憑依できるような考えを元にうまくいく方法を柔軟に考えたいですよね。

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●また聞きを鵜呑みにしない習慣を

「自分の目の前の『相手』を判断基準にする」

自分のポリシーとして、こちらを大切にしています。

具体的には、その相手方の人がどれだけ周りから責められていようと。
噂でとても悪い話が回っているのを聞いていようと。
自分の目の前の人が、自分とどんな話を交わしているのか、実際にどのようなやりとりをしているのか、をもとにして自分自身の判断で決めるということです。

良くも悪くも、どの会社や社会でもそうなのかもしれませんが。
大学教員やスポーツの現場で活動していると、噂や陰口が絶えないんですよね。
必然、それを聞くことも多く、それが有益な情報であることもあるにはあるのですが、割合としてはとても少ないです。
正直、これらはあまり気持ちの良いものではありません。

こうした噂や欺瞞を聞いたとしても、実際にその対象の方に会ってお話をしてみると、形作られた印象とは真逆の印象を感じることがあったり。
その方にまつわるお話が実際には事実無根で、とても湾曲して伝わっていたことが判明したりすることがほとんどなんですね。

であれば。
そうした噂やお話は拡散しない。
自分が自分の目で見て、お話を聞いたことを第一優先に考える軸とする。

これらを徹底するだけでも、自身の人間関係をより良くすることができて、無駄に時間や思考をそれらのある種「フィクション」の世界で浪費することも無くなるのかもしれないな、と思っています。

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●自分の正義感は「思い込み」がつくる

「あなたのために」

このフレーズは極力出さないようにしています。
自分が何かをするときに、本心からそう考えて相手のことを慮って行動するのは良いのだと思いますが。
実際にそれを口に出して恩着せがましくすることや、自分の利得を隠すための口上にしたくない、というのが本音のところです。

これらは、「おもてなし」と「おせっかい」の違いのニュアンスから考えるととてもわかりやすいと思います。
特に、▼の記事の被災地への千羽鶴や「ばばあ花」の例が顕著ですね。

これらについて、▲この記事がとても的確に述べていると思います。おすすめ。

「〜する/されるのが当たり前」
「自分は間違っていない」
「自分が絶対」

このようなフレーズが浮かびそうになったら、一旦ブレーキをかけてみる。
そんな習慣を身につけたいな、と自身でも思いました。

そしてそれが、「あなたのために」ではなく「自分の大切な人のために」と対象が変わっても。
仕事上でよくある、今回もそうであったのが、こちらのパターンでした。
庇護下にあるような立場の人は「何も悪くない」、悪いのはそちらだ、と事実や経緯の確認なく、自分の正義感で決めつけてしまう。

人間誰しも完璧ではないので、このようなことを考えてしまう時もあるのだと思います。
しかしながら、感情が波打つときはそのようなことを考える余裕も無くなってしまうことが往々にしてあるので。

普段から、上記の言葉に対するアクション(一旦間を置く、考える視点を変えてみるなど)を自身の習慣としておくことはいいのかもしれないな、と思います。

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今日はここまで。336日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた明日。

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【保有資格】
 博士(スポーツ医学 筑波大学)
 日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
 日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
 NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
 NSCA認定パーソナルトレーナー
 高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 赤十字救急法救急員

【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
 <体育実技>
  ●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
 <ワークショップ科目>
  ●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
 <講義科目>
  ●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い


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