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ゴール設定を他人任せにしない

どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が637日目のnote投稿です。

今日はささっと。
昨日の記事は気合入れたので、こちらもぜひ↓

夫婦で「どんな家庭にしたいか」という話題が食事中にあがったので、その備忘録を。

結論はタイトルの通り、ゴール設定を他人任せにしない、そして他人任せにさせないということです。

具体的な例を一つ挙げると。
「勉強しなさい!」や「〇〇分までにこれを終わらせなさい!」など。
自分で本来設定すべき"自分自身のタスク"について、いつまでにどうする、を親が決めないこと。
これが共通のルールになりそうです。

私の育った家庭と妻の育った家庭がかなり真逆で。

自分の家族は、全くの放任主義で自分が「こうしたい」と言うまで私のやることの期限や選択は決定しなかったんです。
むしろ、「嫌な勉強はやらなくてもいいんじゃない?」と言ったりするような家庭でした。
自分のことをよく見てくれていたからか、自身が長男だったからなのかわかりませんが、"自分の選択を必ず尊重してくれる"という信念を感じていたので。
『自分がやりたいことをとことんやり抜く』を今までずっと実践できている気がします。

対して、妻の家庭はというと。
批判するわけではないですが、「〇〇までにこれを終わらせなさい!」や「なんでこれやらないの!」、「ゲームは1日〇〇分まで」などの決まり事や制約、注意が多かったようなんです。
子育ての方針や家族の事情等、背景も全く異なるので、どちらが優れているというようなことではありません。

ただ、正直、私としてはこのようなことは息子には言いたくなくて。

なぜかというと、これらの発言には『子どもの考える力を削いでしまう』あるいは『やろうとするモチベーションを刈り取ってしまう』影響があると思っているからです。

より具体的なシチュエーションを考えると、「1日2時間勉強しなさい」というルールがあったとして。

子どもたちは素直に勉強机に向かって2時間勉強するでしょうか。
答えは"否"だと思います。どうしても2時間集中できないでしょうし、隠れて漫画本を読む、勉強してるかのように振る舞うだけ、こそこそと携帯ゲームをする、などなんとかその時間を「怒られないように過ごす」術を磨いていきます。

これでは本末転倒で。
勉強をして、その子の将来の役に立ててほしいと願っている親の想いは、直接「勉強をしなさい!」と怒鳴ることでは叶わないんですよね。

であればどうすればいいか。

言葉がけの面では、質問や提案ベースが望ましいのだと思います。
「どんな勉強が必要なの?」「どれくらいやったら今度のテストで平均点取れるかな?」「自分が飽きるまでやってみて、楽しかったら続けてみたら?」などでしょうか。
思いつくままに書きましたが、このような子ども自身の自主性と、自身の主体性を喚起できるような応対ができると、いいのかなと漠然と思っております。

自分でルールを決められること、ゴールを設定できること、我慢の範囲を認識したり時間の使い方を工夫したりできること。
これらが、親主導ではなく、子ども主導で考える環境で育った子どもたちの特徴となり、強みとなっていくのだと感じております。

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今日はここまで。637日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた明日。

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【保有資格】
 博士(スポーツ医学 筑波大学)
 日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
 日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
 NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
 NSCA認定パーソナルトレーナー
 高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 赤十字救急法救急員

【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
 <体育実技>
  ●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
 <ワークショップ科目>
  ●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
 <講義科目>
  ●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い


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