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成長した姿を想像できるだけの感性を養うこと

どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が444日目のnote投稿です。

本日はこちらの記事を読んで感じたことについて。

考える種が散りばめられているようで。
何度も繰り返し読んでいて、「あ、ここはこういうことかも」「もしかしたらもっと深掘りできるんじゃないか」などが想起されてきたんですね。

今日はそんな頭の中を書き留めたいと思います。

●相手が感じるであろうことを「先取る」能力を養う

まずはこちら。
冒頭の紹介文で、括弧書きしてあったことなのですが。

プレゼンテーションの資料などを作る際、何かを相手に伝える際に必要な要素がここに詰まっていると感じたんですね。
以下、引用です。

マンガ家の先生方の描き方やアドバイスなんかがいっぱい載ってる本なんですが、みなさんすごすぎて、普通に「あ、無理ー」ってなるんです。でも、それと同じ気持ちが作中のマンガ家志望者の言葉として描かれていて、だいじょうぶだいじょうぶって言ってもらえるような気になりました。(この本を手に取る読者が一番感じそうなことを先読みしてアドバイスしてくれるような本だったよ)

オーマさんの先の記事は、こちらの書籍を紹介するものでした。

読み手に伝えたいことがある場合。
その伝えたいことだけを事細かに記載してあるだけでは、ただの分厚い紙の束になってしまうこともあります。

だからこそ、「読み手・聞き手がどう思うのか、どう考えるのか、どう感じるのか」を先んじて想像して、シミュレートしておく。
すると、その資料で提示する言葉や図表、効果的な具体例などが自ずと決まってくるんですよね。

こうした、相手方の受け取り方を予想して、その想定をもとに資料作りや言葉選びなどをしていく。
この「先取り」能力があるかないかで、相手に届くメッセージの深さが変わってくるのかもしれませんね。

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●初心者へのアドバイス|その世界のトップレベルを見ること

そして次に。

何かを始めて、頑張ろうと思った時に。
誰でも言えそうなことを、さも偉そうに言う・言われるのはあまり効果的ではないのだと思っていて。

「世界で評価されてるトップクラスの作品を見る」っていうのが初期の頃は大事なんじゃないかなぁって自分は思っています。

始めたばかりだからこそ、必要なのはトップクラスの人の確かなアドバイスで、人を育てた経験が多い人に見てもらえる機会があれば、それが一番だと思っています。日本の場合はマンガだと、プロに聞ける場所がいっぱいあるので、そういう意味ではやっぱりマンガ先進国だなぁっていう感じがします。

オーマさんのこの文章に「トップを見ることの重要性」が詰まっているように思うんですね。

コツコツとしたから積み上げるようなアプローチは確かに必要なのですが。
それと同時に、詳細が全くわからないまでも『到達点』となる業界のトップを見ること・体感することはとても有意義なのだと思います。

その経験から、自分が積み上げていることだけだと到達し得ないことがわかるかもしれないですし。
逆に、このまま進んでいけば手が届くかもしれない、ということがわかるかもしれません。

自分の現在位置を明確にすること。
その意味でも、世界のトップに触れ続けることというのは大切なんじゃないかなと思っています。

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●自分の考えの範疇だけに押し込めないこと

最後に、こちら。

特に指導側・教育側、アドバイスをするような先達の方々との共有事項のようなものについて。

本日の記事のタイトルのような、成長する姿を想定して、何かしらのコメントやアドバイスをすることはとても良いのだと思いますが。
逆に考えると、そのコメントやアドバイスは、その人が思う限界点や成長するであろう姿が基準となって行われるものなんですよね。

その基準自体が、低く見積もられていたらどうでしょうか。
あるいは、全く的外れなものだったら。

こうしたことも含めて、アドバイスやコメントをする際には、「自分の考えが絶対」なわけではないこと、を常に頭に置くことが求められるのだと思っています。

『こうなってほしい』を想定する、想像することも必要ですし、その感性を養うことが先のジャンプ編集部のような立場であれば求められます。

ただ、その中で「決めつけ」や「思い込み」が先行するような、成長の芽を潰したりするようなことだけはしないようにしたいよな、と思ったりもするんです。

才能をいかに見出し、育むのか。
頑張る人のそばにいるサポーターとして、これらは常に考えるべき要素であり、役割なのだろうと感じています。

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今日はここまで。444日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!

それではまた明日。

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【保有資格】
 博士(スポーツ医学 筑波大学)
 日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
 日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
 日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
 NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
 NSCA認定パーソナルトレーナー
 高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
 赤十字救急法救急員

【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
 <体育実技>
  ●バドミントン ●卓球 ●バレーボール ●トレーニング理論実習 ●フィットネス
 <ワークショップ科目>
  ●テーピング・マッサージ実習 ●スポーツ医学理論実践
 <講義科目>
  ●健康の科学a ●健康の科学b ●スポーツとの出逢い


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