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失敗から学ぶための振り返り
今日のトレーニングを投稿するまでに、気がついたら2時間ほど経っていました。
言い換えると、2時間のあいだ、十数秒の動きをひたすら繰り返しおこなっていたということですね。
後半は何やらスイッチが入って、「きれいに見えるまで妥協しない」「シンクロ感がなければやり直す」と無心で取り組んでいた気がします。
今日の #わらトレ とてもむずかしかったです。
— わらしなゆうき (@WarashinaYuki) March 29, 2021
2時間ほど同じ動きを繰り返しやっていました。
試行錯誤って大事ですね。 https://t.co/4XqbD11R7V
今日はそんな「失敗」から学ぶ時に何を考えているかな、というお話。
こちら▼もご参考まで。
●「違和感」や「ズレ」の正体は何かを考える
私は毎日のトレーニングをTikTokで撮影し、投稿しています。
今日のトレーニングは、これまでやってきた中でもかなり難しく、自分で動きをコントロールしきるところまで達するのがとても遅かった気がします。
それはなぜかな、と考えると。
動きの「違和感」やお手本との「ズレ」がほとんどと言っていいほど、身体的に(内観的に)わからなかったんです。
動画を必ず1サイクルごと見返すので、確実に『できていない』ことはわかっています。
しかしながら、その『できていない』を引き起こしている「ポイント」が何か、自分の動きをどう変えれば『できる』に移行するのかがつかめなかったんです。
いつも新しい動きをする際には、内観(自分で自分の身体がどう動いているのかを感覚的に捉える)で、この「動き」の効率的な身体の使い方やポイントを捉えることをとても重要視しています。
「できる」を引き出すためには自分の身体のどこに着目する必要があるのか、あるいは根本的に意識の中心とする動きをどこに設定するのかを考える必要があります。
これは、リハビリテーションでもとても大事な点で、多くのトレーナーが教科書に載っていないこととして学んでいることだなとも感じています。
このように、「違和感」や「ズレ」は上記の「できる」と「できない」を分ける、重要な観点であるともいえます。
この「違和感」や「ズレ」をどれだけなくすことができるのか、そもそもそれらを捉えられるかどうか、を考えることが求められるのだと思います。
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●「いいところ」と「わるいところ」を振り返る
それでは、具体的に「違和感」や「ズレ」を捉えていくためにどうするかというと、この「いいところ」と「わるいところ」を切り分けて振り返ることが大切なのだと思います。
上記の記事にも書いたのですが、その要点がこちら▼
●やったことを項目化(言語化)する
●客観的事実を定性的と定量的項目にふり分ける
●それぞれの「いいところ」と「わるいところ」を言葉にする
●「いいところ」を伸ばすすべと「わるいところ」を改善するすべを課題にする
「わるいところ」があるということで、それを「違和感」や「ズレ」と捉えてもいいかもしれません。
あるいは、言語化がうまくいかない部分に、さらにその失敗をうんでいるものがあるのかもしれません。
このような試行錯誤の思考は、どの場面でも忘れないようにしたいなと思っています。
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●ミスとエラーの違いを認識する
そして、別の観点で言えば、失敗したときやわるいところがあったときの「ミス」と「エラー」の違いを認識することはとても重要だと思います。
詳しくは上記の記事にそれぞれの具体例も書いてあるので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
要点は、こちら▼
●「ミス」は一貫性のない失敗であり主に不注意やうっかりで起こる
●「エラー」は一貫して繰り返される不適切な運動や失敗で修正が必要
●基本的に指導は「ミス」か「エラー」かを見極めて『エラー』を修正する
●選手はエラー修正手順で自分が「言葉」「感覚」「実演」のどれを好む傾向にあるのか把握する
つまり、失敗やできなかったことが、自分の意識の範囲の中にあったか(ミス)、あるいは意識の範囲外であったか(エラー)を認識することが極めて重要だということです。
ただ単に、見た目でできていなかったかどうかの問題が重要な時もありますが、こと運動やトレーニングの場合だと、それをコントロールするヒトの「意識」がどれだけ鋭敏で、どの程度の深さまで考えられているのか、意図的であるかどうかが、より重要になってきます。
失敗した時、このように考えていくことを試行錯誤に組み込むと、同じような失敗やエラーから、成功や自動化を導くことができやすくなっていくのだと思います。
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今日はここまで。
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今日のstand.fm
#わらし式トレーニング 【通称】 #わらトレ
#わらし式トレーニング🏸[複合系]
— 藁科侑希(わらし) (@warawarac) March 29, 2021
Toosie Slide Challenge
→リズムにあわせて動作を丁寧に‼️
【目的】
①動的バランス感覚醸成
②中殿筋・大腿四頭筋筋力向上
③全身協調性獲得
※姿勢変化の際にバランスを崩さないように!#毎日投稿 #WithoutTrainingPartner#わらトレ #TikTok pic.twitter.com/TQOMT1ZUjy
今日の #マイキーチャレンジ 【通称】 #マイチャレ
【月曜日|ツイスト系】#マイキーチャレンジ
— 藁科侑希(わらし) (@warawarac) March 29, 2021
●ヒップクロスオーバー4種 10repsずつ
●SQツイスト2種 10往復ずつ
●立位ツイスト壁タッチ 10往復
●OHSツイスト 10reps#毎日投稿 #マイチャレ#曜日ごとメニュー22週目開始 pic.twitter.com/rJJsBJBpL6
Youtube|投稿動画集積↓ たまにLIVE配信させていただき交流を呼びかけるかもです。
https://www.youtube.com/channel/UC5q-kkb0mnqXz_LavthIrvw/
Tiktok↓
https://www.tiktok.com/@warashinayuki?lang=ja
各種SNSまとめ↓
それでは、また。
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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。 #西野亮廣エンタメ研究所 サロンメンバー
【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学
<体育実技>
●バドミントン
●卓球
●バレーボール
●トレーニング理論実習
<ワークショップ科目>
●テーピング・マッサージ実習
●スポーツ医学理論実践
<講義科目>
●健康の科学a
●健康の科学b
●スポーツとの出逢い
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#マイキーチャレンジ |マイキーのためのシェイプアップベーシックトレーニング
#わらトレ #わらし式トレーニング |バドミントンパフォーマンスアップのための現場向けトレーニング(一部自宅トレ)
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員
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