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効果的な宣伝方法とは?

今、自分の力で起業、副業何でもいい、お金を稼いでみたいと言う志のある人に向けて、第一歩を踏み出すための武器を身につける、「効果的な宣伝方法」について考えたいと思います。


これからビジネスを始めるにあたり、自社製品、サービスを広く伝えていかなくてはなりませんが、今少し、立ち止まって頂きたいと思います。

以前、競合他社のリサーチの大切さについて、ここでは何度か述べさせて頂きました。


それは、競合他社にはできないサービスを見つけ自身の看板サービスにしていくこと、そして、競合他社のお客様の声こそ、自身のやれるビジネスにも適用できるのではないかと言うことを述べさせて頂きました。


そして、今回も、競合他社からヒントを得て、どのような宣伝をしながらお客様から共感を得ていただいているのかと言うところを徹底的に見て欲しいのです。

完全に真似ることはいけませんが、競合他社の宣伝方法というのは大いに参考になりますし、成功していることが確認できるというのは、後発組の大きなメリットにもなると思うのです。

これを知らなければ、オリジナリティを出そうとするあまり、莫大な費用と時間をかけてしまうのではないかと心配になり提案させて頂きました。

スタートアップの今の時点では、オリジナリティにかけている時間はありません。

そして、その時にリサーチのコツとしては、競合他社の宣伝方法を見て、長く続いているものであれば、投資に対して回収ができている、一定の効果があると見てもいいのではないかと思います。

一方で、直ぐに止めてしまったものは、宣伝の効果としてはなかったということがわかるのではないでしょうか。


ところで、有名な商品では(ここでは敢えて具体的な商品名を挙げることはしませんが)、落語のテレビ番組の協賛、そして、相撲の呼び出しの背中にもその商品名が書かれているのをご存知でしょうか。

明らかにその会社は、自社製品のユーザーが高齢者であることを自覚し、ご高齢の方が目につきやすいところに、惜しみなく広告を出しています。

一方で、この商品は都バスのラッピングバスにも広告を出したことがありますが、きっと効果が無かったのでしょう、直ぐに広告を止めてしまいました。

都バスの広告は、高齢者という見込み客ばかりでなく、子供から幅広く見るものですし、ターゲットもうまく絞れていなかったと考えられます。


ここから見えてくるのは、やはり、長く同じ媒体で宣伝を出し続けているということは、一定の効果があるどころか、投資に対して大きな回収があるということを教えてくれていると思うのです。

ただ、先の例のようにテレビの広告、相撲のスポンサーは莫大なコストはかかっているはずなので、この商品は極端すぎる例だとは思いますが、このような思考を持つ習慣は持っていたいものです。

自社のモノ・サービスの特徴を知り、

競合他社の長く続いている宣伝方法は?

見込み客はどこにいるのか?

見込み客のうちの客層はどのような世代なのか?

参考にするところは大いにあると思います。

自身のオリジナリティで広く伝えていくという発想は当面は封印して、うまくいっている企業のものを参考にしない手はないと思いますので、先ずは競合他社の宣伝の成功事例を書き出して、ご自身のものに当てはめてみませんか。

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