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42歳サラリーマンです。

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最近の記事

それでも武豊は下げた

昨年、以下のような記事を書いた。 昨日の天皇賞(秋)は、スペシャルウイークの天皇賞(秋)に酷似していた。 レース後、武豊の全盛期を見ているようだという感想が多かった。 何をもって全盛期というのかは議論が分かれるところだと思うが、強い馬に乗ったときの武豊は今もベストだ、と僕は思う。 レースのハイライトは直線、追い出しにかかったレーベンスティールの横をドウデュースが交わして伸びていく場面だ。 秋華賞のチェルヴィニアも菊花賞のアーバンシックも、ルメールの騎乗馬は滅茶苦茶強か

    • キャロットクラブ1歳馬の初回近況更新について

      早いもので、今週末から東京開催だ。 競馬を見ていると1年がはやい。 なのになぜ、翌週はすぐやってくるというのに、自信がない目の前のレースを買ってしまうのだろうか、という疑問も湧く。 さて、昨日キャロットクラブの1歳馬の近況が更新された。 正式に出資が決まった月末、初めて更新された愛馬の近況ページを開くのは楽しいものだ。 私は3年ぶりの出資となったので、その期待たるや半端ではない。 あまりの楽しさに記録にしておこうと考えた次第だ。 せっかくなので、キャロットクラブにおける

      • キャロットクラブ2024の申込馬とその検討経過について

        長くて楽しい検討作業が先ほど終わり、申込みを行った。 申込みは例年どおり最優先を1頭だ。 今年僕は×2を保持しており、さらにナミュールの活躍により資金に余裕があったため、2010年にキャロットクラブに加入以来、初めて人気と募集額(といっても青天井ではないが)を気にせず選定を行うことができた。 しかし皮肉なもので、今年はどうしてもこの馬に出資したいという馬には出会えなかった。 ただ、過去にどうしても出資したいと思った馬が活躍したかと言われると微妙なところだ。 <過去にど

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        • キャロットクラブ2024 簡易評価(栗東+地方)

          全体的に、美浦より栗東所属の方が動きのレベルが高く、高評価の馬が多かった。さらに、良駒が池添学厩舎、高野厩舎、斎藤崇厩舎に偏っている印象だ。 僕は2009年産からキャロットクラブに参加し、11頭に出資している。 これまでの内訳は以下のとおり ・オードゥルルド(500万下) ・サンブルエミューズ(1600万下) ・ロスヴァイセ(1000万下) ・チャリスウェル(未勝利) ・エピカリス(JpnⅢ、UAEダービー2着) ・ゴールドティア(3勝クラス) ・ファジェス(2勝クラス)

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        それでも武豊は下げた

        • キャロットクラブ1歳馬の初回近況更新について

        • キャロットクラブ2024の申込馬とその検討経過について

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        • キャロットクラブ2024 簡易評価(栗東+地方)

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          キャロットクラブ2024 簡易評価(美浦)

          僕は2009年産からキャロットクラブに参加し、11頭に出資している。 これまでの内訳は以下のとおり ・オードゥルルド(500万下) ・サンブルエミューズ(1600万下) ・ロスヴァイセ(1000万下) ・チャリスウェル(未勝利) ・エピカリス(JpnⅢ、UAEダービー2着) ・ゴールドティア(3勝クラス) ・ファジェス(2勝クラス) ・ラクスバラディー(3勝クラス) ・ヴァーンフリート(3勝クラス) ・ナミュール(GⅠ) ・ラヴェル(GⅢ) ラヴェル以降は最優先の抽選に外

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          キャロットクラブ2024 簡易評価(美浦)

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          ダンス・ダンス・ダンスの何かが刺さる台詞について

          以前も書いたとおり、僕は村上春樹のダンス・ダンス・ダンスが好きだ。 その前作、羊をめぐる冒険もかなり好きではあるが、全体的なストーリーから僕はこちらを推す。 羊をめぐる冒険は、文章が瑞々しく、表現の端々にエスプリが利いている。 (村上春樹的な要素はこちらの方が強い) ストーリーも面白い、ぐいぐい引き込まれる。 細部の描写も、都会的な雰囲気もよい。 物語の進み方も非現実的なのに論理的だ。 ダンス・ダンス・ダンスは羊をめぐる冒険に比べてしまうと村上春樹的な部分は薄い。常識にか

          ダンス・ダンス・ダンスの何かが刺さる台詞について

          ナミュールは武豊と新コンビでヴィクトリアマイルへ

          ヴィクトリアマイルでナミュールの鞍上が武豊に決定した。 GⅠで1番人気濃厚な馬が武豊と新コンビを結成するのは、20年ほど前にはよくあるシチュエーションだった。 ナミュールは僕の出資馬だ。 その母、サンブルエミューズも。 特徴は熟知している。 最初はスタートに課題があった。 そしてスローの瞬発力勝負に強い、なのにスローペースだとかかってしまう。 スタートは横山武史騎手が改善してくれた。 しかし、その代わりに爆発力が少しずつ足りなくなり、そこそこ強いだけの馬になってしまって

          ナミュールは武豊と新コンビでヴィクトリアマイルへ

          有馬記念とドウデュースとスペシャルウィークの有馬記念

          懲りずにまた、武豊とドウデュースについて書こうと思う。 以前、記事にしたとおり、天皇賞(秋)の武豊ドウデュースとイクイノックスの再戦を心待ちにしていたのだが、ご存じのとおり、当日の不慮の事故によりドウデュースの鞍上は戸崎騎手に乗り替わりとなった。 もちろん、背中に武豊がいればイクイノックスを逆転できていたとは思わないけど、先行して垂れるといった形にはならなかったのではないか。 もちろんあの段階では両馬の再選ムードだったし、戸崎騎手の位置取りは当然の選択であったのはわかって

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          里見助教授いきつけの食堂と財前教授の訪問について

          最近、2003年版の白い巨塔を見直している。 前にも書いたことがあったように、僕はドラマや映画、小説は食事のシーンが好きだ。 白い巨塔に食事のシーンはそれほど多くない。 財前が義父の又一、鵜飼医学部長、岩田医師会長と何度も密談をする料亭は、酒を嗜むシーンはあり、席上にフライが置いてあったりするが、食事のシーンはあまりない。(鵜飼教授が品がない感じで何かを食べる場面はあった) 花森ケイ子のクラブ・アラジンでも、財前が医局員に食事をふるまうシーンはあるが、食べるシーンはな

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          アドマイヤベガの天皇賞(秋)とドウデュース

          僕はサラブレットでアドマイヤベガが一番好きだ。 突出した能力を持っていたわけではない デビューから引退まで、武豊がすべての手綱を取り 1998年の11月7日にデビューし 1999年11月7日の菊花賞でちょうど1年の競争生活を終え 瞬く間にターフを去ってしまった サンデーサイレンスと2冠馬ベガの間に生まれた、悲しいくらいに繊細な末脚を使うダービー馬だ 菊花賞で失意の敗戦の後、その秋と翌春を休養に充てて、天皇賞(秋)で戦線に復帰をするはずだった。 アドマイヤベガが休養してい

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          【キャロットクラブ】これまでの収支と出資理由と戦略と(後編)

          前編では11頭の合計収支、オードゥルルド・サンブルエミューズ・ロスヴァイセの個別収支と出資理由、それからその3頭の厩舎への感想、ラヴェルの現時点のおおまかな収支、そして全体的な出資戦略を書いた。 後編ではチャリスウェル・エピカリス・ゴールドティア・ファジェス・ナミュール・ラクスバラディー・ヴァーンフリート・ラヴェルの個別収支、厩舎の感想、選定時に重視する項目、NG項目を書いていこうと思う。 さて、いきなり話は脱線するが、僕は今年×1最優先でマラコスタムブラダに、一般でダイ

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          【キャロットクラブ】これまでの収支と出資理由と戦略と(後編)

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          【キャロットクラブ】これまでの収支と出資理由と戦略と(前編)

          先日投稿したキャロットクラブの簡易評価の記事について、導入部分の収支等にご質問等をいくつかいただいた。 意外と皆さん、細かい収支をつけておらず、興味があるとのことだったので、この際、現時点での収支と出資戦略などを詳らかに書いてみたいと思う。 先の記事のとおり、2010年にオードゥルルドというフジキセキ産駒の牝馬に出資したことで、私の一口馬主の人生は始まった。 これまで、以下の11頭に出資し、2023年8月末時点で-650,230円だ。 そのうち、会費が504,930円と

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          【キャロットクラブ】これまでの収支と出資理由と戦略と(前編)

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          キャロットクラブ2023 簡易評価(栗東+地方)

          僕は2009年産からキャロットクラブに参加し、11頭に出資している。 これまでの内訳は以下のとおり ・オードゥルルド(500万下) ・サンブルエミューズ(1600万下) ・ロスヴァイセ(1000万下) ・チャリスウェル(未勝利) ・エピカリス(JpnⅢ) ・ゴールドティア(3勝クラス) ・ファジェス(2勝クラス) ・ラクスバラディー(3勝クラス) ・ヴァーンフリート(3勝クラス) ・ナミュール(GⅡ) ・ラヴェル(GⅢ) 未勝利馬は1頭だけだが、トータルの収支ではマイナス

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          キャロットクラブ2023 簡易評価(栗東+地方)

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          キャロットクラブ2023 簡易評価(美浦)

          僕は2009年産からキャロットクラブに参加し、11頭に出資している。 これまでの内訳は以下のとおり ・オードゥルルド(500万下) ・サンブルエミューズ(1600万下) ・ロスヴァイセ(1000万下) ・チャリスウェル(未勝利) ・エピカリス(JpnⅢ) ・ゴールドティア(3勝クラス) ・ファジェス(2勝クラス) ・ラクスバラディー(3勝クラス) ・ヴァーンフリート(3勝クラス) ・ナミュール(GⅡ) ・ラヴェル(GⅢ) 未勝利馬は1頭だけだが、トータルの収支ではマイナス

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          斎藤一の膳について

          引き続き、話を小説の食事シーンに留めようと思う。 食事シーンがいいのは、やはり浅田次郎だ。 思いつくままに書き連ねてみると、 短編「冬鰻」のヱビスビールと鰻重 中原の虹で張作霖が食べている白酒と羊肉 プリズンホテルの雑炊 憑神の蕎麦 流人道中記のどんぶりの盛り切りに納豆汁。沢庵に梅干。目刺しが三匹。 お腹が減ってきた。 秀逸なのは、一刀斎夢録の斎藤一の膳だ。 時代は大正、乃木将軍が明治天皇に殉職した頃の話。 近衛兵の梶原中尉は剣術の達人であるのだが、どうしても警視庁

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          五反田君の謎について

          村上春樹のダンス・ダンス・ダンスをよく読む。 僕は小説の中でも、ご飯を食べたり酒を飲むシーンが好きだ。いかにも旨そうに登場人物が食事をする濃厚な描写がいい。小説の舞台に魅力的な飲食シーンはどうしたって欠かせないのだ。 状況説明やストーリーを整理するための、静かな食事シーンもよいが、途中で物語の歯車がガチっとかみ合うような会話がある展開ももちろん良い。 登場人物のらしさが飲食シーンにはにじみ出ると思う。 東野圭吾の沈黙のパレード、原作では物語のなかにふんだんにあった、湯川が

          五反田君の謎について