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100 ひきこもり支援(家族の力)

他の家族の状況を覗いてみましょう


ひきこもり家族会が近くにない場合、または躊躇している方に向けて、他の家族がどのように困っているかを知るための本をご紹介します。

これにより、自分の家族だけが特別ではないことを理解できます。さらに、他の家族が抱えている問題や気持ちを学ぶことは、後々の「ひきこもり解消の力」となります。

具体的で詳細な状況がわかる本として、以下の2冊をおすすめします:

  1. 「大人の引きこもり」(著者:臼井美伸):見えない息子と暮らした母親たちの物語。

  2. 「ひきこもりの真実」(著者:林恭子):P221~P238「そのとき、妹はどう思っていたか」。

家族会から他の家族を見てみる

これらの本を通じて、他の家族の状況が見えてくると、「あっ、自分の家だけでなかったんだ」と気づきます。どこの家でも起こるできごとであり、共通の「あるある」なのです。

この理解があれば、家族会に参加するハードルは低くなります。     
是非、家族会に出席してみてください。                     で、家族会に出席する際には、以下のポイントに注意してください:

  1. 各ご家族のコミュニケーションスタイル:どのようにコミュニケーションをとっているか具体的に聞いてみてください。そうすると、良くないコミュニケーションがひきこもりを長引かせる悪循環になっているかが見えてきます。

  2. 「お互い、家族で寄り添って共感すると解消する」という誤り:よく「それは大変な状況ですね」と共感だけで終わっている家族会もあります。悩みを聞いてそれに共感するだけの。でもこの共感だけでは問題は解決しません、他の家族の状況を詳しく聞いて、どんなことが良くなかったか、どんなことが上手くいったか小さな違いになりますが探っていく姿勢が大切です。

日本全国には約140万人のひきこもりがいますが、ひきこもりNPOや家族会に関わる人は全国で1万人程度と考えられています。残りの139万人は家族内で問題を解決しようとしています。その背後には「恥ずかしい」という気持ちが影響している可能性があります。

多くのご家庭で起こっているできごとです。恥ずかしい気持ちは不要です。
家族会に出席してみましょう。

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※各ご家庭の状況によっては、上記情報が逆効果・悪影響を及ぼす場合もあ 
 ると考えられます。
 各ご家族が状況・状態を判断し、ご利用は自己責任でお願い致します

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