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99 ひきこもり支援(家族の力)

こんな本がある。。。

「ひきこもりの真実」林恭子著
ー本文ー
「精神科医の斎藤環さんは、「愛は負けるが親切は勝つ」と言っているが
言いえて妙だと思う。愛情は難しい。知らずに害になってしまうことがある。でも、親切にするのならいいのではないかと思う。それくらいの距離感がありがたい。
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この後は、私の考えも交えて・・・話しますと

愛の難しさ

親の愛情が強すぎて子供を「なんとかしないと」と過剰に面倒を見る。
でも、ひきこもり本人はそうされることで、「何もできない自分」という考えが定着してしまう。
そんな悪循環がよく見られる。

このようなことのならない為には、適度な距離感が必要。

で、
そのためによく言われるのが
①「子供の友達を預かっていると思いながら過ご 
 す」
②「親戚の子を預かっていると思いながら過ごす」  
 ことが必要。

それぐらいの距離感ですごし、愛情ではなくて
「親切心」で接するのが大切。

「わかり合えない」から始める

ー「ひきこもりの真実」の本文よりー
「わかり合えない」とわかることは、相手を理解しようとするための最初の一歩なのではないかと思う。

著者の林さん自身は、母親との関係性からひきこもり経験をされた。
そして今、ひきこもりを解消され母親との関係性も
以前とは変わってきている。
しかし、親子関係も所詮、個人と個人の関係性。
そこにはどうしてもわかり合えないということを実感された。
その実感から出てきたコトバなのではないかと思います。


逆説的なのですが「個人個人が違う存在であると思えることで、お互いがわかり合える」ということなのですね。

でも…
ひきこもりの家族において
個人と個人の関係性となれば、どこか冷たい関係性になってしまいそうですね。
(何もはじまらない関係性)
だから
先ほどの「子供の友達」か「親戚の子」をあずかっていると思いながら、親切な対応をしていくことが大切なのかな。

親の生き方


時々「この子のために、自分の人生を捧げる」という意気込みの方がいらしたり、「この子のことを四六時中考えています」という親御さんがおられます。でも親のこんな生き方が、ひきこもり本人にとって、重荷になります。

自分がひきこもっているのが原因で、親の人生に迷惑をかけているんだと思うとプレッシャーで身動きがとれないですよね。

親が自分の人生を楽しむことで、子にとってのプレッシャーがなくなり身動きがとりやすくなります。

ひきこもり本人の重石にならないように、親は自分の人生を楽しんでいきましょう。

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