産業保健提言シリーズ Ⅲ　　　　　　　長期休暇を終えるにあたって　　　　　(特に学童を意識して)

お子様方が長期休暇(特に夏休み等)を終えるにあたって・・ この時期の学期始まりに不幸な事件が発生いたします。 それぞれに要因があるでしょうが、 お子様にとって「追い込まれた状態」の有無かと思います・・あるお子様にとっては、新学期を迎えての勉強のこと、先生とのこと、お友達とのこと・・

私が気がかりなのは、休み前に何かがあり、長期休暇で救われた。 そのような場合、久し振りの登校を目前とし「前のトラウマ」が再現され、言いようのない焦燥感から「孤立・孤独」の状態が作り出されるではないかと推察します・・

休み前のことが休みで解消されるとは限らないことにも気を配りたいところです・・ いつもより無口、はしゃぎすぎ・・ 少しでもいつもと違ったお子様を感じられたら、ゆっくりと穏やかにお声かけいただければと思います・・ 休み前にあった出来事にも、もう一度ご注目いただきたいと思います・・

新学期が不幸な報告なく迎えることができますように・・