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【エッセイ】 仕事と休養の天秤

僕は普段、仕事に一生懸命取り組むタイプで、どんなに体調が悪くても休むことは滅多にない。

しかし、先日は遂に重い風邪を引いてしまい、仕事を1日休むハメになってしまった。

(note の連続投稿も途絶えてしまい、残念でならない。)

この風邪はおそらく、1歳の娘が保育園に通い始めてからもらってきたものだろう。

最近は家族みんなが風邪をひくことが多く、娘が保育園で免疫をつけるまでの間、風邪が家族に伝染していくことがよくあるらしい。


その日、目覚まし時計が鳴ると、いつもとは違うだるさを感じた。

鼻が詰まり、のども痛い。先日の微熱どころか、そこそこの発熱と言える。
これはいかんと思い、会社に連絡して休むことに。

しかし、僕は休むことに罪悪感を感じてしまい、どうしても気が晴れなかった。

そんな時、妻が優しく言ってくれた。「大丈夫。休んで元気にならないとね。家族のためにも、自分の体を大切にしないと。」その言葉を聞いて、僕は改めて自分を労わることの大切さを感じた。

僕はいつも仕事が第一で、自分の体調を二の次にしてしまう節がある。

しかし、風邪をひいたことをきっかけに、自分の体と心を大切にすることが、家族のためにもなると気づいた。

風邪で休んだ1日は、ゆっくり過ごす時間を味わうことができた。久しぶりに布団でぐっすり眠り、パソコンにも触れなかった。

おかげで、週末には体調も回復し、来週からは元気に仕事に戻れそうだ。

この経験から、僕は自分を労わることの大切さを学んだ。

風邪をひいたことが、僕にとって大切な気づきをもたらしてくれたのだ。

今回の体験を通じて、僕は仕事とプライベートのバランスを見直すことができた。それまで仕事に一生懸命だった僕だが、今回の風邪で休むことで、自分の体調や家族のことも見直す機会を得ることができた。

休むことに罪悪感を感じることもあったが、自分の体調を整えることが、家族にとっても最善の選択だとわかった。

これからは、自分を労わりながら、家族ともっと時間を過ごすことを心がけていきたい。

風邪を引いたことが、僕にとって人生の小さな小さな、だが重要なターニングポイントとなったのだろうか。

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