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入社してすぐの新人が自分のキャリアを考えるための問い

こんな相談をいただきました

こんにちは、犬好きコンサルのわんちゃんです。
2021年に独立をして、広島にあるニコトモ株式会社で働いています。
対人支援の仕事をしているので、多くの悩み相談を受けます。
今回も、僕の相談者さんに「公開してもOKですよ」と了承を得た内容を投稿させていただきます。

さて、今回はクライアント企業さんの社員の方から相談をいただきました。

「新入社員です。これから社会人としてやっていけるか不安です。今後のキャリアを歩む上で考えるべきことってありますか?」

僕は、これまで8,000人以上の新人さんと出会い、支援をする機会に恵まれました。
その中で、出会った新人さんたちに必ず問いかけてきた言葉があります。

どうせ仕事するなら「……」したいですか?

この問いかけです。
※「……」の中には、仕事を進める上での考え方や具体的な進め方など自由に入れてください。

仕事は辛くて厳しいものと思っていませんか?


実は僕も大学時代、保険論の教授に「仕事は辛いものなので、あなたたちは社会に出ると今よりも不幸になる」と言われました。

今では笑い話ですが、当時は教授がそういうなら本当にそうなのか?と思って社会人になるのが怖くなりました。
もし今その教授に会ったら「仕事はたしかに辛いことや厳しいこともありましたけど、それだけではありませんでしたよ」と対話をはじめると思います。

仕事を「辛くて厳しいだけのもの」にするのか、あるいは「厳しい時はあるけど、それ以上に楽しい時も多いもの」にするのか、それは仕事をする上での僕らの姿勢次第なんです。

どんな姿勢で仕事をするか

それを決めるのが「どうせ仕事するなら……したいですか?」という問いです。
ちなみに、僕は新人のときから「どうせ仕事をするなら楽しく働きたい」と思っていました。
こんな青臭い思いがあるからこそ、辛いときも厳しいときも自分を成長させてくれました。

自分なりの答えを見つける

あなたは、どうせ仕事するなら……したいですか?
この問いを通じて、自分なりの答えを見つけることが重要です。
以下のステップを参考に、自分の答えを見つけてみてください。

1. 自分の価値観を振り返る

自分が大切にしている価値観や信念を書き出してみましょう。何が自分にとって本当に重要なのかを考えることで、仕事に対する姿勢も明確になります。

具体的な価値観の例:

  • 人間関係を大切にすること: 他人との関わりを重視し、チームワークを大切にすることで仕事の充実感を得ることを大切にしたい。例えば、同僚と一緒に仕事をする際に積極的にコミュニケーションを取り、一人ひとりの意見を尊重しあいながら働きたい。

  • 挑戦を楽しむこと: 新しいことに挑戦する姿勢を持ち続けることで、自己成長を促進することを大切にしたい。例えば、新しい技術や知識を学ぶための勉強会やセミナーに参加し、自分のスキルを常にアップデートしたい。

  • 社会貢献をすること: 自分の仕事が社会にどのような影響を与えるかを考え、それをやりがいに変えていきたい。例えば、ボランティア活動に参加することで、職場で培ったスキルを社会貢献に活かすことができるようになりたい。

2. 過去の経験を分析する

これまでの人生で特に満足感を得られた経験や、達成感を感じた出来事を振り返ってみてください。その中から、自分がどのような状況で最もモチベーションを感じるのかを見つけることができます。

具体的な例:

  • 葛藤もあったけどチームで成功した経験: チームで完遂した経験が自信につながる。例えば、大学時代にサークルで行った大規模イベントの成功体験を思い出し、どのようにしてチームをまとめたのかを振り返る。

  • 難しい課題をクリアした経験: 難易度の高い課題を乗り越えた経験が自分の強みとなる。例えば、過去に取り組んだ研究プロジェクトで予期せぬ問題に直面した際、独自の解決策を見つけて成果を上げた体験を思い出す。

  • 誰かの役に立てた瞬間: 他人の助けになったと感じた瞬間が自己肯定感を高める。例えば、アルバイト先でお客様から感謝の言葉をもらった経験が、自分の働きが他人に喜びをもたらすことを実感させた。

3. 将来の目標を設定する

自分がどのようなキャリアを築きたいのか、5年後、10年後の理想像を描いてみましょう。具体的な目標を持つことで、日々の行動がその目標に向かって進む指針となります。

具体的な例:

  • 5年後にリーダーとして活躍する: 部下を持ち、プロジェクトを率いる立場になることを目標とする。例えば、今の上司のリーダーとしての立ち居振る舞いを観察し、自分もそういう行動ができるようになるために、必要なスキルを習得する。

  • 10年後に自分のビジネスを持つ: 起業して自分の会社を運営することを目指す。例えば、現在の職場で経営に関する知識や経験を積み、将来的には独立して自分のビジネスを立ち上げる計画を立てる。

  • 専門性を高めてエキスパートになる: 特定の分野で専門家として認知されることを目指す。例えば、現在の業務で必要な資格を取得し、専門知識を深めるための勉強を続ける。

4. フィードバックをもらう

周りの人からの意見やアドバイスも参考になります。信頼できる先輩や上司に、自分の考えを話してフィードバックをもらいましょう。他者の視点からの意見が新たな発見につながることがあります。

具体的な例:

  • 先輩にキャリア相談をする: 自分より経験豊富な先輩にアドバイスをもらう。例えば、先輩に現在の仕事の進め方や将来のキャリアプランについて相談し、実践的なアドバイスをもらう。

  • 上司からのアドバイスを受ける: 上司に自分の目標や課題を話し、改善点を教えてもらう。例えば、上司との定期的な面談を通じて、自分の業務パフォーマンスについて具体的なフィードバックをもらう。

  • メンターを見つける: 自分のキャリアをサポートしてくれるメンターを見つける。例えば、会社外の尊敬する人にメンターになってもらい、自分の成長をサポートしてもらう。

5. 試行錯誤を恐れない

最初から完璧な答えを見つける必要はありません。自分の考えを実践しながら、少しずつ修正していくことで、本当に自分に合った答えが見つかります。

具体的な例:

  • 新しい業務にチャレンジする: 自分のスキルや興味に合った新しい業務に積極的に挑戦する。例えば、普段とは異なる部署での仕事や新しいプロジェクトに参加し、自分の能力を試してみる。

  • 定期的に自己評価をする: 自分の進捗や成果を振り返り、改善点を見つける。例えば、毎月自分の目標達成度を評価し、次の月の目標設定を行う。

  • 失敗から学ぶ姿勢を持つ: 失敗を恐れず、それを学びの機会として捉える。例えば、新しい業務で失敗した場合、その原因を分析し、次回はどのように改善できるかを考える。

皆さんからのリアクションが励みになります!

ぜひ、「スキ」や「フォロー」など、どんな形でも良いのでリアクションしていただければ、僕にとってとても大きな励みになります。

弊社の事務所の本棚です🐾

最後に

弊社ではクライアント企業の皆さんの様々な相談に乗っています。クライアントではない皆さんにも、仕事をする上での悩みを解決するコツをnoteで紹介していきたいと思っています。
「働く悩みをほぐして、皆さん自身が自分のことをちょっと好きになる」
ように、これからも有益な情報を提供していきます。
少しでも皆さんのお役にたてれば、とても嬉しいです。
いつも皆さんのことを応援しています。

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