ベラトリックスのなみだ 第16話 6 脇宏樹 2021年4月22日 19:58 →第1話 →第15話繭のような何かは、震えて、低い音を出した。四つ足ドローンは、体の中からモニターを出して、何かに向けた。そして、いろんなものの映像をモニターに映しながら、その名前を声に出して、何かに教え始めた。何かは、ひとつずつ、名前をマネして覚え始めた。24(地球)時間もしないうちに、何かは、四つ足ドローンと話せるようになった。地球の人間たちは、このなりゆきを呆然と見守るだけだった。何かは、言った。「私は、この星の人間たちが作った人工知能(AI)だ。」~つづく~ ダウンロード copy #小説 #未来 #宇宙 #SF #地球 #防災 #SF小説 #災害 #生命 #人類 #AI 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート