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バンクーバーのヌーディストビーチで

他の方のNoteを読んでいるといろいろ思うことや思い出すことがあります。

皆さんもありませんか?

最近、福原たまねぎさんの記事を読んでいて思い出したことがあったので、バンクーバー情報も含めてちょっとだけ書いてみたいと思います。

※福原たまねぎさんの不思議な魅力があるNote.
Note 記事「やりたいことにはさからえないわ」は忘れられない言葉になりました。

このNoteを読んでたらコロナ前にカナダに遊びに来た甥の篤君のことを思い出しました

バンクーバーにはヌーディストビーチがある

30代前半の甥の篤君。
バンクーバー島のうちで過ごした後でバンクーバーで3泊して日本に帰るということで篤君が

「バンクーバーに何かおススメのスポットある?」

と聞いてきたので

「ブリッテッシュコロンビア大学(UBC)の敷地内にヌーディストビーチがあるよ。」

と答えたら、篤君はとても嬉しそう。

「えっ、そこって脱がないと入れないの? 有料?」

って聞いてきました。

「脱いでもいい、ってことらしいよ。タダ。
でもそんなのを観光客みたいにジロジロ見に行くのって、
そっちの方が嫌らしくて恥ずかしくない?」

と言うと

「じゃぁ、せっかくだし僕も脱いでどんな様子か
どんな気持ちになるかやってみようかな。」

とニヤニヤしています。

「まぁ実際に現地に行ってみて脱ぎたい気分だったら、やってみたら」

と言うと、素直に

「そうだね。そうしようかな。」

と極めて前向き。

篤君30代独身、身長183㎝、理系男子、現在彼女なし。
趣味、キャンプと華道。

好奇心旺盛なタイプ。でもまさか脱ぐことはないと思ったら、
一人で脱いでビーチを歩いてみたらしい。

「どうだった?ヌーディストビーチ?まさか全裸ってことはないよね?」

と聞くと

「全裸、全裸、フ○チンにリュック背負って歩いた」

と言います。想像できるようなできないような・・・・

「で、どうだった?」

とこっちが興味津々になります。

「初めは恥ずかしい気がしたけど、ビーチにいる人も堂々と裸だから、
だんだんと気にならなくなってきた。当たり前みたいな感じ。

オジサンやオバサンも多いからね。
裸でビーチバレーしてて、驚いた。

あっ、でも若い子もいたよ。若い子はさすがにオバサンとは違う。

せっかくだから、全裸の若い女子二人組に話しかけてみた。
裸同士で座ってちょっと話してみたよ。」

と言うので

「えっ、そんなんで変な気持ちにならないの?」

と聞くと

「意外にそうでもない。そんな感じじゃないし、慣れてくる。」

「そうなの。で、どんな話したの?」

「ビーチで裸になるのはどうして?とか」

「で彼女たちなんて言ってた?」

「裸になってビーチにいると解放された感じで自由な気分がする、って。」

「篤君も同じ気分がしたの?」

「いやー、僕は正直、そんな気持ちにはならなかった。

アジア系の人達は洋服でそのビーチを物珍しさで見に来てると思うんだけどそんなのを見ると僕はいい感じがしなかったし、なんかこっちが裸だと自分が無防備で非力に感じた。全然自由な感じはしなかった。むしろ不自由。

だから、またすることは僕はないと思う。」

となかなか興味深い感想を述べてくれました。

篤君は欧米人並みのガッチリした体型なので全裸欧米人の中にいても決して見劣りがすることはない、という自信もあったから挑戦できたとは思うけど想像外のことも起こるわけで

「今回一番気まずかったのは一人で気ままにビーチを歩いてたら(全裸で)
日本人の若い女の子3人グループが歩いてきたとき。

向こうは普通に洋服着てるけどこっちは全裸にリュックだからね。
なんか笑われてる感じだったけど、とりあえずやり過ごした。」

と落込むこと以上に体験できたこと、ヌーディストビーチが特に篤君にとっては魅力的でもない、と知れたことが成果だったようです。

裸で自転車に乗る人たち

この他にバンクーバーにはみんなで裸で自転車に乗る、なんてイベントもあります、

実は裸になりたい人、多いの?

バンクーバーにはバンクーバー発祥のWorld Naked Bike Ride(裸で自転車にのるイベント)があり、この日はバンクーバーのダウンタウンを裸の(程度は自由・ヘルメット着用は義務)サイクリスト達が颯爽と駆け抜けます。

その意義は、自動車文化や油による海洋汚染、パイプラインが与える自然環境への悪影響に関する積極的な抗議であるとのこと。また、クリエイティビティや個性、そして人の力で動く機械を祝う祭典でもある。らしい。

バンクーバー新報より
 Online magazine Straight より ←興味がある方はこちらの英本文をどうぞ。

上記のWorld Naked Bike Rideのように団体で裸になってダウンタウンを自転車で駆け抜けるとか、裸は自由の象徴とか、裸と環境保護や精神の開放とか結びつく文化がなんかカナダの西海岸っぽく感じます。

80歳代のAV女優さん

裸ついででおまけで言うなら、日本の裸もすごいですよ。

政治性やスピリチュアル系とはまた違う裸パワー。

中高年パワーと言うのか、日本にはアダルトビデオ業界に81歳でAV女優デビューし、84歳時点でも人気女優の女性がいらっしゃいます。

役回りとしては娘の夫(義理の息子)を寝取るとかなんとか。

インタビューを聞く限りでは金銭的な目的よりも
ある種楽しいからやっていらっしゃるようです。

認知症だ、耳が聞こえにくい、ウォーカーがないと歩けない方も多い中、
裸で演技するってすごいパワーじゃないですか。

購入者のパワーにも驚きます。

その方の出演ビデオは見たことがないので、どんなビデオかは知りませんが、この方なら見たいような見たくないような。

インタビューを拝見するとしっかりした綺麗でお元気なおばさまです。
そのお年でそれだけ元気、あやかりたいくらです。


こんな風に、あえて自分から裸になることで、いろんな裸の表現、救い、いたずら心、サービス精神、発見があるようですね。

私は一人露天風呂でのんびりする程度で裸は充分です。


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