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カナダBC州の山火事で

日本の友人からの

「カナダのBC州(ブリティッシュコロンビア州)の山火事ひどそうだけど大丈夫?」

と聞かれますが、私が住んでいる地域は森林のど真ん中ではないので、とりあえず大丈夫です。

とは言え、年々山火事が増えているようだし、近くの町でも大なり小なり、山火事は発生するのでその影響は受けます。

私の周りでもこの夏、ケロウナに家族で遊びに行ってたら、山火事が発生し、急遽予定を変更して帰宅することにしたとか、山火事の影響でハイウェイが閉鎖になり、出勤できなくなったとか、山火事で家を失ったという深刻な話まで聞きます。

うちの町にしても自然が豊かで近く、小さな森ならあちこちにあるので、山火事の危険性はもちろんゼロではありません。

幸いなことに私は山火事の恐怖を実感したことはありませんが、山火事の起こす異様さはわかります。

火事の煙の臭いがして、空が煙で覆われて夏の日中であっても夕方や冬の日のようにどんよりと暗く、ときには太陽が赤く見えます。

5年前ぐらいのアメリカ西海岸の山火事のときはひどかったようで(私はそのとき日本に帰国中)、炎こそないけど暗く、赤い空が続いたそうです。

日の当たらない、ぼんやりとした壁に囲まれたドームの中のような世界にずっといると「この世の終わり」の気分になります。

今朝もそんな山火事の影響を引きずっている空でこんなでした。
一見キレイなんですが・・・・・

本来なら青空に太陽はキラキラと眩しい、はず。

早朝の煙った海は穏やかで幻想的です。

空と海の境がぼんやりしてなくなってしまいます。

太陽の光もいつものパワーはありません。
このぐらいの感じなら、お昼過ぎには少しは良くなるかな。

山火事は人災なのか天災なのかわかりませんが、今となっては夏の恒例の災害になってしまい、いちいち驚かなくなってしまいました。

それにしても火の不始末のような人為的原因以外にも山火事を防ぐ手立てはないんでしょうか?

被害に遭われた方々が今までの当たり前の生活をいち早く取り戻せることを願っています。

海にはすでに釣り人のボートがなん艇か来ていました。
空も海もおんなじ色で煙ってます。

帰りにスタバで頂き物のギフトカードでロンドン・フォグをオーダー。
きょうはブリティッシュ・コロンビア・フォグと呼びたい気分です。




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