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相乗効果の出るコンテンツ

バズに必要なのはアイデアより情報設計」を読ませて頂いていて、気づきであったり自分ならどうするんだろうかとか考える時がある。(スゴく余談だが、ただの引用の場合も筆者に通知届くのか気になる笑)

一つ思ったのは、トーレス引退発表のタイミングの早さ。これって自身の移籍金の額もあるけど事実上の引退興行を長く設定することで、「最後だから見に行こう」という縛りで普段行かない人も引き込めるという効果が出るわけだ。

この手法で思い出すのが元日ハムの新庄剛志。記憶は曖昧だが確か4月のリーグ期初に発表することで、年間通じて引退興行ということを始めた先駆けだったはず。彼は感覚系に思われるけど非常にファンの考えを踏まえたアクションができた数少ない人だと思う。

でもこの施策自体は球団の売上貢献なのであって、最初にあったDAZNなどメディア媒体からすると「今ある条件(早めの引退発表)」を踏まえてどのように「結果(登録者増)」を達成するかなんだと思う。

記事で書かれた施策であるコア発火のマスは、おそらくゴールデンルート。いわゆる見込み顧客の囲い込みだから、もし加入に成功したら継続的に見続けて頂ける可能性が1番高いと思う。

ちなみに打率が低いけど、せっかくサッカーにおける知名度が高いのを活かすならマスからコアも今回に関しては使えた気がする。

設計予算知らないから考えだけ書くけど、トーレスと同条件の引退者をピックアップ。条件とはその業界のカリスマで引退した人。ちょっとずらすならスポーツ業界、例えばビジネス業界とかにまで攻めるのも楽しそう。

その人との対談をコンテンツ化。フルバージョン30分。ダイジェスト版を2分で作成してYouTubeアカウントにアップ。引退したカリスマのコア層にも打診する。フルバージョンは自前媒体にあげる。

コアからマスの線を二本にできるし、同じ境遇の共通点からちょっとずらした導線経路からの相乗効果も期待できる気がする。

あとYouTubeの関連付けの機能はバリューのある人をくっつけた時に、川の流れを引き込めるのも大きい。もし関連付けルートを事前に知っておけば勝手に再生回数大きい川幅に導いてくれるイメージあるしね。つまり大きく水量があり水質が近い鉱脈をいかに探して紐付けて発火させるか。

なんか最近のウェブ導線ってランドマーク設計と考え方似てきているかもしれません。やっぱり奥が深いや。

写真は琵琶湖湖畔続いてます。

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かわむら よしひろ
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