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漢方生薬と香りの関係


こんにちは、wakaです。



私が漢方と出会ったのは、もう覚えていないぐらい前に病院から処方されていたからなんですが、その時は名前も覚えられないですし正直言って苦いし、中身が何なのかも良く分からずに飲んでいたんですね。


そこから月日は流れ、登録販売者試験を受けるための勉強をしていく中で漢方を勉強する事になりました。

なかなか難しい名前が多く、苦戦していたんですがその中でも、生薬の名前に結構覚えがあったんですよ。
それがフレグランスに使われてる香料だったんですね〜 
そこに繋がるとは思っていなかったので、これはいいきっかけでした。
そこから共通点探しをしていくと急に覚えやすくなりました。




せっかくなので、共通するもの達をいくつか紹介したいと思います!


☆ミルラ(没薬)




木の皮部に傷をつけて、流出した樹脂。
古くから香料としても使われています。
古代エジプト人はミルラをミイラの防腐処理に使用していました。

生薬として:収斂作用(引き締める効果)
咽頭粘膜を引き締めたり、抗菌作用あり。
歯肉炎、歯槽膿漏に効く歯磨き粉などに入っています。


香りは温かみがあって、もったりとした甘みとお香の様な重さがあって、
香水に入っていると重厚感が出たりします。
私の個人的な感想ですが、ちょっと薬剤感のある香りというか・・・
良い意味でクセになリます。




☆シナモン (桂皮)




クスノキ科 桂皮とシナモンは同じ木から出来ています。
シナモンはお馴染みのスパイスで、アップルパイにかかっていたりお菓子に使われている事が多いですよね。


生薬として:香りによる健胃作用、血流促進

胃腸薬に入っています。香りによる食欲亢進や消化促進に効果があるとされています。
体を温めてくれるので、発汗を促して解熱効果があるということで風邪薬に入っている事もあります。


ちょっと癖のあるスパイスですが、私は大好きです。昔シナモンガムってあったんですけど良く買ってました!(もちろん廃盤)

独特の香りを持っているので、香水に入っていると割と個性派な気がします。
温かみのある様な香水に入っている事が多いですね!



まだまだ沢山あるんですけど、こんな感じで楽しみながら覚えてました☺︎ 
生薬はびっくりする様なものが原料な事も多いのですが、身近な植物や食材も多いです。



また今後のんびり紹介していきますね。
それではまた!wakaでした。


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