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瀬戸内海は「日本の地中海」とドヤる。

1月20日(土)2018

瀬戸内海は、いうなれば地中海に近い
立ち位置です。
たっぷりふり注がれる日差し、のんびり気質、
何より海に浮かぶ「多島美」風景は、
瀬戸内海をおいて
他に日本のどこにもありません。

わたしの実家は愛媛の石鎚のふもと。
3歳から18歳まで愛媛で育ち、
学生時代は大阪。
ハタチ以降は、東京。
2008年から二年弱、いい大人になってから
田舎暮らしを再体験しました。
知っているようで知らなかった
県内をすみずみまで知れる仕事に
かかわってみて、これは、黙っておれない
という気持ちが、
じわじわ湧いてしまったというわけです。

なので、愛媛を中心にお伝えしてまります。
微に入り細に入り、紹介していきます。

いきなり愛媛の話ではないのですが、
香川の小豆島は
日本で初めてオリーブを栽培して
オリーブの産地で有名、
地中海モード最大の地です。
「二十四の瞳」も有名ですね。
うどん県としても。
あとベネッセ(岡山本社)資本が入った
直島は、行かなくちゃと思いながら
まだ行ってません。
草間彌生さんの水玉がいっぱいの島アート。

高知は、太平洋に面したダイナミックな
自然そのものを上手に資産活用し、
日本各地からの
リピーターが多いことで有名です。

徳島は、阿波踊りが有名。
カボスとワカメの美味しさは日本一です。
瀬戸内寂聴さんの生地であり、
青山テルマさんも徳島育ちです。
すみません。徳島情報が手薄です。
あっ!落ち葉を、料亭の飾りとして出荷する
おばちゃんビジネスで、四国では
長く有名な、なんとかいう会社もあります。

愛媛の話ですね、、もう道後温泉だけで
何千年と人を呼んでいます。
しかしながら、辛口な身内?意見として、
リピーターが少ないのは、道後温泉という
資産にあぐらをかいている、という姿勢が
なきにしもあらずなのです。
&夏目漱石の「坊ちゃん」に、あまりに
頼りすぎだよ、という印象。
でも、椿湯は、いいです。
どこにでもある銭湯に見えますが、何千年と
湯を絶やさない、湯の町、松山。
でもしかし、うどんの麺は柔らかいし
味付けは、めっちゃ甘いです。
先に言っておきます。
京都の人の気質に似ているように感じるのは
わたしだけでしょうか。
小さな城下町でプライドが高いという印象。
文化の町であることの誇りも高いです。

前にも書きましたが、
県外からの旅人をもてなすとき、
地元の多くの人が、内子町に
お連れするそうです。
大江健三郎を輩した内子盆地に
白壁の蔵が並び、和ろうそくを
作り続ける町の風景と、町の人が
根強く人気だそうです。

わたしのイチ押しは、しまなみ海道。
インド人にとっては、ガンジス川より
ちょっと大きいくらいのサイズ感の
瀬戸内海に、プカプカといくつもの
島が浮かんでいます。
橋のかかっていな島には、もちろん
今も舟で渡ります。
それはそれで情緒がありますが、
時間がかかる贅沢な島旅になります。
しまなみ海道は、
七つの橋で島と島をつなぎ、本州側の
広島・尾道と、愛媛・今治を結んでいます。
なんと言っても、その景色の美しさは、
チャリンコ軍団のハートをわしづかみに!
地元ながら、何度、通っても
惚れ惚れする風景です。
これこそ、日本の地中海とドヤりたい
心なごむ、癒しの眺め。
手の内に握りこんでしまえそうな
目の前の島々と、それを縫うように走る小舟。
それぞれの島には
おしゃれなお店、美味しいお店も
少しずつ増えています。
I ターンで、島暮らしを堪能する
人たちも、だんだん増えました。

しまなみ海道の、今治側にある
タオル美術館もおススメ。
ちなみに、このあたり
スーパーフライのボーカル
越智志帆が育った地です。
少し離れると「千の風になって」の秋山雅史、
アミーゴなサッカー選手・長友佑都の町。
もっと離れた場所だと、紅白に出場した
水樹奈々も育っています。

タオル美術館は、意外に楽しすぎて
半日ではもの足りないくらい。
すでに「今治タオル」のブランドパワーは
有名で、佐藤可士和氏による
商品への惚れこみが大前提に
あったそうです。全国的に
認知されるまでに、軽く5年は
かかっています。スタートから、その経緯を
チェックしていたので、あの佐藤氏をしても
ブランドというのは、時間をかけて
育てるものだと思い知らされました。

石鎚のふもとの豊かな土壌と、
伊予西条の名水「うちぬき」と自然の恵みが、
じつは知る人ぞ知る、
果物農産物王国なのです。
和歌山や岡山の王国の影に隠れるような
愛媛の王国だったのですが、だんだん
アピールするようになってます。

キウイの生産量は、日本一!
知らない人が多いのは、オーストラリアの
なんとか社の傘下なので、愛媛産を
おおっぴらにできない、
大人の事情があるそう。

もっと、挙げたいのですが、
長文になりすぎたので、本日はここまで。

いよいよ伊予えひめ、ということで。
お見知り置きくださいませ。
えひめ秘蔵っ子情報でした。

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