【メディカルフィットネス】スタッフが陥りがちな〇〇
こんにちは!和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。
今日は、運動好きなスタッフほど陥りやすい罠についてのお話です。
それは・・・「指導のインフレ」です。
どういうことか?
私もそうですが、運動・トレーニング論を習うと、漸進性の原則とか過負荷の原則というのを学びます。
もちろんそれは強化していくうえで必要です。
が、勘違いも起こります。
「キツく派手な指導を最後までやりきるほど良い指導!」と言わんばかりです。
いつの間にか強度が相手の方の適正値を超えてしまうことがあります。
「キツイデショ~、デモガンバって~(笑)、楽しいでしょう~?」
いや、そういうことじゃないのでは無いかと感じてしまいます。
そもそも相手は運動が好きじゃない可能性があります。
「苦手でした」
「長続きしませんでした」
「いつも挫折してます」
こういった方のほうが多いのではないでしょうか。
確かに強化するわけですから、時に頑張ることは必要です。
ここにはメリハリが必要ですし、大事です。
オールアウトに近いトレーニングも必要かもしれません。
ただ、指導を受けてくださる対象の方にもよりますが、一般的な生活習慣病の予防等であれば、体力レベルが低い方のほうが大勢です。
スポーツ選手を養成しているわけではないのですから。
一般の方が、日々の体調を良好にするための運動には指針が出ています。
簡単に言うとこうです。
「週150分程度、普段の生活よりも少し心臓が早く動くようにする」
1回1時間、ずーっと心臓をバクバクさせなくても良いんです。
それよりも継続につながり、かつ効果が得られる強度をを探すほうが大事です。
そしてそれを対象者に合わせながら緩やかにレベルを上げていくこと。
急激なインフレ、突然のインフレ、参加者さんを置き去りにするインフレは必要ありません。
参加者さんの状況に合わせて、適切な強度を適切な量で行うことに指導するスタッフさん側の力量が問われますね。
参加者の方々としっかり向き合って、指導に臨んでいきたいと思います。
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