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クラッシックロック以外の音楽全般について。
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2024年4月の記事一覧

藤圭子~涙の酒

私の歌姫は、中島みゆき、山口百恵、そして藤圭子です(洋楽は別)。
以前「人生街道」の弾き語りを紹介しましたが、これは涙の酒。
ギター伴奏がいいですねえ。
古賀政男のようなガットギターも好きなんですよー。
若い人は演歌聞かないと思うんですが、テレビで映るのはほとんどムード歌謡系の演歌で、本当の演歌はこんなふうに流しのギター一本で歌い切れる類のもので日本土着の貴重な文化だと思うんですよね。
今の演歌に
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[ミーハーによるジャズ選]Somethin Else~キャノンボール・アダレイ?

ジャズファンであろうとなかろうと誰でも聞いたことがある「枯葉」が収められたブルーノートの名盤。
これはキャノンボール・アダレイ名義ですがどう聞いてもマイルスのアルバムですよね?アダレイのサックスは悪くはないですが、なんというか無駄に音が多すぎる感じがしてあまり好きではありません。しかし逆にマイルスの抑えに抑えたミュートトランペットが余計に際立つのでそれはそれで良いのかも。
それにしてもすごいメンツ
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レ・ミゼラブルとオペラ座の怪人との出会い(後編)

レ・ミゼラブルとオペラ座の怪人との出会い(後編)

前編では、ブロードウェイにおけるレ・ミゼラブルとの出会いについて書きました。1980年代後半のニューヨークは華やかでしたが物騒でしたね。今はどうか知りませんが、タイムズスクエアで殺人があったとか、ニュースでよく聞きましたし、夜の地下鉄などは一人では絶対に乗ってはいけないと言われたものの、仕方なく乗らざるをえなかったときはガラの悪そうな連中がゴロゴロしていて、車内を警官が巡回してました。まだ若い婦人

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レ・ミゼラブルとオペラ座の怪人との出会い(前編)

レ・ミゼラブルとオペラ座の怪人との出会い(前編)

ぼくはミュージカルが特に好きというわけではありません。ただ、表題の2作だけは特別な思い入れがあり、何度も観劇しているので振り返ってみたいと思います。

レ・ミゼラブルとの出会い

ぼくがミュージカルと出会ったのは、1980年代後半のニューヨークへの海外長期出張のおりでした。労働時間短縮、生産性向上、サービス残業ゼロ等々、働き方の改革が本格的になり始めたのは21世紀に入ってからで、ぼくの場合仕事の性

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[愛するギタリストたち#1] パコデルシア

[愛するギタリストたち#1] パコデルシア

ジミヘンがロックギターの神様ならフラメンコ・ギターの神様はパコ・デ・ルシア。スペイン、アンダルシアが誇る英雄です。日本で知られるようになったのは、アル・ディ・メオラの「エレガント・ジプシー」というアルバムの「地中海の舞踏」という曲で、完全に主役を食ってました。
マクラフリンも入れて速弾きトリオ「スーパー・ギター・トリオ」を結成しますが、その中でもずば抜けてました。ディメオラもマクラフリンも速ければ

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[ミーハークラッシクファンのお気に入り] 亡き王女のためのパヴァーヌ~ラベル

[ミーハークラッシクファンのお気に入り] 亡き王女のためのパヴァーヌ~ラベル

1970年代後半から80年代前半の大学生の頃、ロックだけでなく、モダンジャズやクラッシックにも浸ってました。ジャズもクラッシックもロックとは違って廉価版や輸入盤が多数手に入る時代でしたので、バイト代が入ったら梅田の大きなレコード屋に行って一度に10枚は買い込んで(それでも1万ちょっと)嬉々として帰った記憶があります。

それでもぼくのクラッシックとジャズに対する知識は浅く、有名どころを聴きまくった

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