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"上流から課題解決するデザイン会社“が手掛ける企業向けプログラムとは?

ワヴデザインでは ”デザインジェネラリスト” を育てるオンラインスクールWab Design Schoolを開講しています。数多くのブランディングやデザインコンサルティングプロジェクトを手掛けてきたワヴデザインの社内教育プログラムを元に開発された、論理的思考力やコミュニケーション力重視のデザインカリキュラムにより、現場で求められる課題解決スキルが着実に身につく完全オンライン型のスクールです。

2022年4月に個人向けのプログラムをスタートして以来、Wab Design Schoolは大変ご好評いただいており、多くの受講者が成長を実感しています。

そうした中で、運営会社であるワヴデザインが手掛ける人材エージェントTHYNCのクライアント企業の皆様より「(企業の中にも)人材育成に関する様々な課題意識がある」という声を日頃から伺ってきたことがきっかけとなり、Wab Design Schoolのプログラムを個人だけでなく組織の中でも活用してもらうため、Wab Design Schoolの企業向けプログラムがスタートしました。

今回は一人ひとりのスキルアップに役立つコースやチーム全体の課題解決に役立つワークショップなど、Wab Design Schoolの企業向けプログラムをご紹介します。


上流からのアプローチが重要

Wab Design Schoolを運営するワヴデザインでは、ブランディングからサービス開発支援まで様々なプロジェクトを手掛けるデザインファームとして、課題解決の視点を持って上流からアプローチすることが非常に重要だと考えています。

Wab Design Schoolでは、運営母体が持つそのような価値観を背景として、表現力やアイディアに加えてコミュニケーション能力や課題解決力といったスキルを持つ人材の輩出を目指しており、そうした人材を”デザインジェネラリスト”と呼んでいます。

デザインジェネラリストに必要な3大スキル

個人のスキルを磨く2つのコース

”デザインジェネラリスト”は「本質を問い続ける姿勢」と 「コミュニケーション力」を兼ね備え、課題を正しく特定し、最良の解決策を導き出すことができる人材です。Wab Design Schoolでは、組織の中にそうした人材を育むための企業向けプログラムとして、メンバーそれぞれのスキルを磨くための2つのコースを提供しています。

「デザインベーシックコース」

「デザインベーシックコース」では、個別メンタリングやポータブルスキル重視のカリキュラムを用意しており、ビジュアルデザインの基礎知識に加えて論理的思考力やコミュニケーション力を磨くことで、企業の中でさらなる成長を目指すデザイナーや、デザイナーと協業する機会の多いビジネスパーソンの方へスキルアップの機会を提供しています。
(詳しくはWab Design Schoolの修了生インタビューをご覧ください。)

「コミュニケーションマスターコース」

「コミュニケーションマスターコース」は、傾聴質問といった対話の基本に加え、ヒアリングの手法プレゼン資料の作り方など、感情面・論理面ともに実践的なノウハウが詰まった、コミュニケーションスキルの鍛錬に特化したコースです。

コミュニケーションの構成要素

全員参加の座学を通じてコミュニケーションの手法を学ぶだけでなく、一人ひとりに対してきめ細やかに対応する個別メンタリングによってトレーニングを繰り返すことで、”聴く” と “伝える” の高い基礎力を身につけます

「デザインベーシックコース」と「コミュニケーションマスターコース」は、どちらも論理的に考え抜くだけではなく、また見た目の美しさを追うだけでもありません。Wab Design Schoolの背景にある価値観を体現する2つのコースを通じて、組織やチームの中に”デザインジェネラリスト”を育むことができます。

ワークショップで企業やチーム全体の課題を解決

Wab Design Schoolではメンバー1人ひとりのスキルを磨くだけでなく、企業やチーム全体が抱える課題の解決に繋がるワークショップやセミナーも提供しています。

企業やチームなどの組織では複数の人々が連携することで限りない可能性を生み出しますが、関係者同士のコミュニケーションに起因するトラブルなど、個人では起こり得なかった課題に直面することも少なくありません。

ここでは企業研修などの場ですぐに実施可能なワークショップの一例をご紹介します。

“デザインプロセス” ワークショップ

“デザインプロセス” ワークショップはプロダクト開発における標準的且つ最小限のデザインプロセスを学ぶワークショップです。デジタルプロダクトデザイナーはもちろん、エンジニアやPdMといったチームメンバー全員で実施することで、デザインプロセス全般におけるフローや役割分担を明確にすることができます。

過去に開催された“デザインプロセス” ワークショップの参加者アンケートでは、9割以上の参加者が「課題と解決の方向性が明確になった」と回答するなど大きな反響を呼んでいます。

”ゴールの可視化” ワークショップ

”ゴールの可視化” ワークショップはマインドマップを使ったワークショップで、言語化のコツ発散の大切さを習得します。“誰の、何のために、何をするか”という施策ゴールを網羅的に言語化・可視化することで案件の理解度・解像度が飛躍的に高まり、デザインや企画の検討精度を向上させます。
(ワークショップの一部を公開講座として開催した際のレポートも公開していますので、ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。)

“本質を引き出す” 傾聴力強化セミナー

“本質を引き出す” 傾聴力強化セミナーでは、普段の案件ヒアリングはもちろん、教育や悩み相談など、どのようなシチュエーションでも活かせる傾聴力の基本を身につけます。基礎テクニックを学んだ上で、ロールプレイを繰り返し行うことで、観点を徹底的に身体に染み込ませます。

“らしさ” 見える化ワークショップ

ウェブサイトやバナー広告といった、サービスに関連する様々なデザイン成果物を ”らしさ” と ”質” の二軸でマッピングするワークショップです。現状のデザイン品質のチェックや、関係者間の認識合わせにも非常に効果的です。

チーム固有の課題に応じてカスタマイズも可能

今回はWab Design Schoolの企業向けプログラムとして、一人ひとりのスキルアップに役立つ「デザインベーシックコース」と「コミュニケーションマスターコース」に加え、チーム全体の課題解決に役立つワークショップやセミナーをご紹介しました。

いずれも論理的に考え抜くだけではなく、また見た目の美しさを追うだけでもない「課題解決の視点を持って上流からアプローチする」ことを重視するWab Design Schoolの価値観に基づいて設計されています。

これらの企業向けプログラムは、Wab Design Schoolの法人窓口へご相談いただいた後、企業研修などの場ですぐに実施可能なものに加え、企業やチームに内在する個別の課題に合わせたカスタマイズも行なっています。

プログラムのカスタマイズセミナー登壇のご要望デザイナーの採用育成に関するお悩みなど様々なご相談も承っていますので、企業やチームにおけるデザイン人材育成にご興味をお持ちの方は、お気軽にWab Design Schoolの法人窓口までご相談ください。