私は産後の夫を、まだ許していなかったと気づいたお話。

先日、育休復職後の生活について、2時間ほど夫と話し合いをしました。そこで分かったのは、私は産後の夫のことをまだ許していなかった!ということです。

産後の恨みは一生、なんて言うけど、ホントだな。
皆さんは、産後のパートナーからの態度で記憶に残ってることってありますか?


飲み会や残業を優先したことが未だ許せない

これを書いていて、私って本当にねちっこなと、自分でも思うのですが(笑)私は未だに根に持っています。長男の育休中に、飲み会や残業を優先した夫のことを。

育休中、はじめての育児と、全く寝ない長男に四苦八苦していた私は、ノイローゼ気味でした。睡眠時間が足りてなさすぎて毎日気分が悪い。睡魔に殺されると本気で思っていました。

嘘かホントか分からないけど、ナチスドイツの時代には不眠の刑という拷問方法があったらしい。恐ろしすぎる。


夜中にずっと息子を抱っこしながらユラユラしても、寝るどころかずっと泣いている。思わず強めに息子をベビーベッドに置いてしまった時は、マズイ!と思いました。このままでは、虐待しまうと。だから、夫には1秒でも早く帰ってきて欲しかったのです。


「今日だけは早く帰って来れない?」

何度も私は、夫に頼みましたが、仕事が忙しい。誘われた飲み会があるから、とほぼ毎回断られていました。その上、土日のゴルフや休日出勤もあったり。

仕事と私どっちが大事なの?と、20代の若かりし頃に言ったことがあるような、ないようなセリフも言っちゃったりして喧嘩もありました。

結局、私は近所の子育て支援センターにお世話になり、何とか乗り切りましたが、一番身近な夫に協力してもらえなかったことを、根に持っていました。


しかしながら、そんな生活から5年が経ち、夫も育児を当たり前にするようになり、過去の事は恨んでも元には戻らないことも重々承知しているので、私はその恨みにケリをつけたつもりでした。

だけど、今後の両立生活を夫と話し合っている中で、全然ケリがついていないと知ることになりました。


今後の時短勤務は私がするのか?夫なのか?

今後の両立生活についての話し合いのテーマは時短勤務についてでした。
(娘の月齢では、短時間でしか保育園に預けられない)

この答え、私が時短勤務をするしかないと、最初から分かっていました。どう考えたって夫より私の方が、社内の理解もあり時短勤務しやすい。男性が時短勤務って、世間一般ではまだまだ常識になっていないし、夫の会社ではなおさら。

と、頭では理解しても心が納得しない。。。
だから、「次はあなたが時短勤務すれば?」と私から相談してみたのです。

「私がまた時短で働くのは不公平なんじゃない?」
「そうやって男性が時短勤務に躊躇しているから、いつまでも男性が時短勤務できない風土が変わらないんじゃない?」



だけど夫は、その質問には答えず、
「今日の話し合いは、きみが時短勤務を取らなくて済むような改善策を一緒に見つけたいの?それとも不公平だという気持ちを受け止めてほしいの?」
と言ってきて。

その時に、結局私は、5年前のことをとても根に持っていて、その気持ちをぶつけたいのだなと気づいたのです。あの時、非協力的で、私はとても苦労したから、今からでもいいからお前も苦労しろ!っと思っていたのです・・・!(性格が悪い)。



それから、育休中の件を恨んでいることを伝え、つらつらと2時間話す。夫は過去について申し訳ないと思っていると、自分も育児をするようになった今、もっと早く帰るべきだったと思っていると言っていました。(だったら、今日からもっと早く帰宅してと思うけど。まあ、それはいったん置いておく)


申し訳ないと思っている気持ちと、今までの感謝の気持ちが足りないねという言葉を聞き、少し落ち着つく私(笑)


そろそろ、過去は清算したほうがいいですね。恨んでも1ミリも良いことないから。でも、産後の恨みは一生って、本当だと思ったのです。

色々と模索しながら、家族単位でキャリアを考えるようにはなりましたが、まだまだ悩みはつきないな。皆さんはどうですか?

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