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こやま、会社辞めるってよ。

イシダテックの石田です。こんにちは。 先日、静岡県主催の学生向け「課題解決プロジェクト」の最終発表が9/6(金)に行われました! オープンファクトリー「すげぇら焼津」の裏番組で動いていました。学生の皆さん、こやまさん、ふくださんお疲れ様でした! さて、ついにこの週が来てしまったーイシダテックの広報を兼務で引っ張ってきた気合パーソンの退職週がー 怒涛の2ヶ月、少し振り返ります。 こやまが退職届を提出したので、良い機会と捉えて広報周りの戦略を見直していました。 「その

だんだんカタチを成すもの-デザイナーキャリアの振り返り

キャリアというのは雲に形を見出すようなもの、かもしれない 車の窓から外をみながら「あれはいるかのかたちだね」と5歳のむすめが言った 私の住む新潟には台風が接近していて、3日後には大荒れになるとニュースで言っていたけどその時はまだ晴れていて、台風特有の量感のある雲が空の高いところに大きく横たわっていた 確かになんとなくいるかに見えない事も無いなと思って、あの辺がヒレかな?などと当てずっぽうに答えていると、「親子のいるかだね」と、むすめ 二頭いたのかとまた形をさがして会話

「左利きの歴史」が教える、気づいていない身近なマイノリティへの偏見

左利きの人間が「左利きの歴史」を読むSNSで見かけた「左利きの歴史」という書籍を読みました。自分自身が左利きだということもあり、当事者として「偏見はいかにして生まれ、解消されたか」を知りたかったからです。 もしかしたら、右利きの方(本稿をお読みになる多くの方はそうでしょう)は「左利きへの偏見?そんなものあるの?」と思われるかもしれません。蔑称で呼ばれたり、あからさまに忌避されたりといったことは、確かに近年はありません。けれども、社会のそこかしこに偏見の残滓が横たわり、ちょ

こぶとりじいさんの いかんかったこと

昔話『こぶとりじいさん』では、1人目のおじいさんは、鬼と一緒に踊り、鬼を楽しませることができて〈こぶ〉がなくなり、2人目のおじいさんは上手に踊ることができなくて〈こぶ〉がもう1つ増えてしまいます。 はて、2人目のおじいさんは、何がいかんかったんだろう、と子どもの頃からずっと納得がいかなかったのです。 『花さかじいさん』は、分かります。隣の家のおじいさんは、実際に悪事をはたらいていますから。『おむすびころりん』も、まぁ分からんでもない。1人目のおじいさんは、ネズミとの交流を

綾瀬はるかのパン屋

パン職人に扮した綾瀬はるかがパンを焼き上げる食パンのCMを見ていたら、画面下に小さく「※CM上の演出です。本製品は自動化されたクリーンな工場にて、衛生管理に配慮し製造しております。」という文言が表示されていて目を疑った。なんて失礼な!それではまるで綾瀬はるかのパン屋が不衛生みたいではないか!なんでそんな言い方をするんだ! 映像を見るに、お店はかなり綺麗に保たれているようだったし、開業にあたっては保健所の検査を通っているはずである。それに、あの努力家の綾瀬はるかが日々の掃除を

ボドゲの鉄人で『テーブルアシスタントの鉄人』と褒められたツマヤスタッフが調子に乗って何をしてたか自慢します。

こんにちは、あからん(@akaran_games)です。 普段はツマヤのスタッフをしたりナインタイルを3秒で揃えたりしてます。 ボドゲの鉄人ではイエローチームのテーブルアシスタントを務めました。 ※ボドゲの鉄人を知りたい方は七盤のハムさんの記事へGO! あのときテーブルアシスタントたちは一体何をしていたのか? RayArcさん(@w2mjra555)から褒められて嬉しいので記事にしました。 ボドゲの鉄人のテーブルアシスタントとして私たちは何をしていたのか? 2時間でボー

あそびに対する大人の意識が変わってきた

あそびに対する大人の意識が、変わってきました。 少し前まで「あそび」は、大人の目から見て、大して必要のないものでした。 のび太くんや、カツオくんは、「あそんでばっかりいないで、しゅくだいしなさーい!」って怒られていました。 スポ根マンガでは、「あそびじゃないんだよ。マジメにやらないんだったら、帰れよ。」って言われていました。(←想像です。) でも最近は、「あそびはまなびだよね」と言う考え方が浸透してきました。 あそびを通して、色々なチカラが伸びることや、発達を促すことが、

職場は“マジメな場”であるべきか?これから必要な「エンタメ経営」のあり方を考える

「楽しさ」や「面白さ」、エンターテインメント性。これらは従来、企業現場、職場の従業員体験において、あまり重要視されてこなかったように思います。 一方、「エンターテインメント」は、MIMIGURIや僕個人にとって非常に重要な概念であり、毎日の朝会から部門長のミーティング、全社総会や社内番組に至るまで、あらゆる場面で「面白いかどうか」を重視しています。そして、これからの時代においては、「エンターテインメント性」こそが、あらゆるビジネスのキーワードになるのではないかとも感じていま

子どもに何を伝えるか、じゃなく、大人がどう在るか、だと思う

子どもたち、学生たちと接しているとよく思う。 「なぜこんなにも将来のことを窮屈に考えているのだろう」って。 就職支援をしている人たちと議論を重ねる機会があって、その人たちからも似たようなことを聞く。 とにかくなぜだかめちゃくちゃ慎重だったり、石橋叩いてたり、武装したがっていたり、とにかく「え?どんな地獄に向かうつもり?」って思うことが(冗談抜きで)よくある。 あるいは、超刹那的で今しか見ていなくて「自分の未来なんて」と突き放してしまっているような子にも会う。 ところで最近と

休憩をケチるな  /ファシリテーション一日一話 4

長時間の会議やワークショップに、休憩はつきものだ。お昼休みやトイレ休憩、おやつ休憩の時間には、実に豊かなものが流れている。観察をしているとよくわかるのだが、われわれファシリテーターが頑張って発言を促し、工夫を凝らして進行している時間より、休憩時間のほうが参加者同士のびのびと交流していたり、コミュニケーションが活発に起きていたりもする。ちょっと力んだファシリテーターの前では出せない本音や感想が交わされているシーンに出くわすと「僕は何を頑張っていたんだろう」と愕然とすることもある

イシダテックnote、とことん分析してみた。

初めまして、いしだと申します。(石田社長の親族ではありません) ご縁があってイシダテックでインターンをさせていただいている者です。 普段noteを書いていらっしゃるこやまさんに代わり、今回は私が筆を取らせていただきます! 取り組んだこと 今回のインターンで私が取り組んだことは、「イシダテックnoteの分析の仕方を確立する」+「分析からnote投稿の施策を考える」というタスクです。 やばい……むずかしい…… と、頭を抱えながら1か月取り組んだ成果の一部を今日は書かせていた

「ウミガメのスープ」でチームの心理的安全性をつくる

こんにちは、デルタです。 ナビタイムジャパンの研究開発部門で、道路規制や渋滞情報などの交通情報提供を担当しており、開発者と兼任でスクラムマスターもやっています。 心理的安全性が保たれるチームにしたい本音の議論、できていますか? 突然ですが、みなさんのチームは朝会やミーティングで本音を交えた議論ができるチームになっていますか? もしなっていない場合、いろいろな理由が考えられますが、 できたばかりのチームでお互いに馴染めていない メンバーと話す機会があまりなくお互いをよ

84_ゲームデザイナーは、理系か? 文系か?

たくさんのゲームがある中で、面白いゲームと他の違いは何だろうか。人気ゲームが作られた背景に何があるのか。一つには、ゲームデザイナー力量が関係あります。ならば、ゲームデザイナーになるためにどんなスキルが必要か、実績あるゲームデザイナーを調べてみました。なお、本稿ではボードゲームやTRPGなどアナログゲームのデザインについて語ります。コンピュータゲームの話題を期待された人にも何らかの参考になれば幸いです。 ◆デザインとは何か 2023年6月に『TRPGのデザイン』という書籍を

母の職場の文字環境が、私の一言で変わった話

ある日母がしょぼくれた顔で、「大きなミスをして残業になっちゃったんだよね」と言った。 どうやら数字を読み違えてしまっていたせいで、記録と実値に齟齬が出てしまい、大幅な再検査になってしまったという。 母は化学工場の安全検査の仕事をしており、ちょっとした数値の違いが大きな問題になり得てしまう。 それゆえどうやら職場の人間総出で再検査になってしまったらしく、人の良い母はとても悲しそうだった。 「そっか〜、そういうの申し訳なくなるよね。ちなみに何を読み間違えたの?」 「3と9