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ソフトウェアエンジニア、3児の父。 プログラミングなど具体的なインプリメンテーション… もっとみる

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ソフトウェアエンジニア、3児の父。 プログラミングなど具体的なインプリメンテーションではなくチームビルディングや自己の成長戦略など、経験から語れることを語ろうと思います。脱線もしていきたい。

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  • DevLOVEのノート

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    開発現場と越境する人のためのコミュニティDevLOVEのNoteです。イベント告知、案内、関係者のnoteを投稿していきます。

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    「くれない」に染まったこの俺を慰める奴はもういない・・・。

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CTO Night and Day 2023に参加してきました #ctonight

はじめにClosedな招待制イベントであるCTO Night and Day 2023。過去最高の200人を超える参加者が集った本会に出席してきました。オンライン開催だった2020年、2021年を加えると6回目の参加となり、気がつけばベテラン側になっていました。 そして今回は所属している企業の退職を表明しているという、いささか特殊な状況での参加となりました。そんな状況でも最高の学びを得られたCTO Night & Dayについて、アルコールが全身に行き渡った深夜2時のテンシ

    • 2023.09.07 最終出社日

      新しい経路が見つかりました2009年に中途で入社し、およそ15年間在籍した株式会社ナビタイムジャパンを退職することにしました。 15年。新生児が義務教育課程を終了するくらいの長い時間をここで過ごしてきたことになります。 このエントリーでは、その長いようであっという間だった15年間をふりかえってみたいと思います。 おら東京さ行ぐだ2009年2月。大学、大学院、前職と長い間つくばで過ごしてきた私ですが、一身上の都合により転職をすることになりました。おりしもリーマン・ショック

      • 「教える」ではなく「ともに学ぶ」

        詳しくなきゃ、というプレッシャー社内のアジャイル推進ワークグループでむきなおりしたときの話。 相談される側の人間なのに知らないことがたくさんある、人に正解を教えられない、という不安を吐露するメンバーがいました。 なにかを推進したりサポートしたりする役割にいると、こういった「正しくなければならない」「自分が一番詳しくなければならない」といった思考になりやすいのかもしれません。責任感が強い人ならなおさらです。 「教える」ことは唯一にして絶対のミッションではないアジャイルの推進

        • スクラムを拡張する前に読んでおきたい一冊:スクラムの拡張による組織づくり #だいすくらむ本

          日本語で書かれたScrum@Scaleの入門書本日、2023年8月26日に粕谷大輔(a.k.a. だいくしー)さんによるScrum@Scaleの入門書「スクラムの拡張による組織づくり」が出版されました。 だいくしーさんより本書を恵贈いただき、ひととおり読み終えました。これはスクラムを拡張したいと考えている人、すでに拡張に手をつけているがいまひとつしっくりきていない人が手に取るとよさそうだなーと感じたので、少しでもそういった方々に届けばよいと考え、このnoteを書くことにし

        CTO Night and Day 2023に参加してきました #ctonight

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          人を巻き込む

          周囲を巻き込むということ「巻き込み力」という言葉を使うことがあります。仕事を進める上で他者と協働するとき、この「巻き込み力」なるものが大切だと言われたりします。 では、この巻き込み力とは何なのでしょうか。 HR領域でパーソナルパワー、ポジションパワーという言葉があります。 個人がもつ人柄や経験、実績、専門性からなるパーソナルパワー。 肩書や役職から発せられるポジションパワー。 ある仕事を成し遂げるために必要な成員を確保する、という観点ではポジションパワーを使って強制的に

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          ネガティブとアジャイル〜「ネガティブ思考こそ最高のスキル」を読んで〜

          はじめに我が愛しの書店、青山ブックセンターをぶらついていたときに一冊の本が目に止まりました。その本のタイトルは「ネガティブ思考こそ最高のスキル」。 いざ手に取った本書はストア哲学からメメント・モリまでの幅広いトピックを取り扱い、過度なポジティブ思考に対する「解毒剤」として処方する痛快な一冊でした。 いつもならブクログに感想を書いて終わりなのですが、これはぜひアジャイルコミュニティの方にも読んでほしい一冊だと感じたため、それとわかりやすいタイトルでnoteとしてまとめるこ

          ネガティブとアジャイル〜「ネガティブ思考こそ最高のスキル」を読んで〜

          お盆休みに残業について考えてみる

          はじめにこれを書いているのは2023/08/12(土)。世間的にはお盆ど真ん中です。曜日としては土曜日なのでお盆と関係なく休みではあるのですが、個人的にはお盆休みに残業について考えることに意義があるため、一筆したためます。 残業についての自分の考えを言語化するためには学生時代まで遡って棚卸しする必要があるため、まず学生時代の話にお付き合いください。 土日も休日もなかった院生時代初めて研究室に所属したのは大学3年生のとき。当時、3年次での早期卒業を目指して粛々と単位取得し

          お盆休みに残業について考えてみる

          アジャイルプラクティスガイドブックはアジャイル実践を始めた現場に置いておきたい一冊

          はじめにレビュワーとして参加した「アジャイルプラクティスガイドブック チームで成果を出すための開発技術の実践知」が出版されました。ご恵贈いただいた時点で(7月中旬)すぐにでも書評noteを書こうと思っていたのですが、8月になってようやく書くことができました。 なぜ書評を書くのが遅くなったかというと、手元に届いてすぐにチームメンバー達に貸し出すことになったからです。ようやく私の手元に戻ってきて、製品版としての本書を一読することができましたので、いま書評を書いています。 ア

          アジャイルプラクティスガイドブックはアジャイル実践を始めた現場に置いておきたい一冊

          しなやかマインドセットの館

          しなやかマインドセット今回のnoteは「しなやかマインドセット」の作り方について扱います。ご存知の方も多いかと思いますが、この記事ではじめて「しなやかマインドセット」という言葉と出会った方のために簡単に解説します。 しなやかマインドセットとは、成長するために好ましいマインドセットとしてキャロル・S・ドゥエックが著作 ”マインドセット「やればできる!」の研究”で提唱している概念です。 マイクロソフトCEOのサティア・ナデラが自伝「Hit Refresh」で紹介するなど、ビ

          しなやかマインドセットの館

          俺なりの「アジャイルな見積もりと計画づくり」

          はじめにこれはシンアジャイルコミュニティが運営しているシンアジャマガジンのVol.3、「アジャイルなプランニングどうやってる?」の記事です。 タイトルはいわずもがな「アジャイルな見積もりと計画づくり」と、知る人ぞ知る「俺なりのペインキラー」のオマージュです。 前提ここで紹介する「俺なりの計画づくり」は、スクラムチームにおける計画づくりですので、スプリントプランニングのことを指しています。 なんのためにやるかスプリントで生み出す価値を明確にし、その価値を創出するためにや

          俺なりの「アジャイルな見積もりと計画づくり」

          マネージャーとしてのアウトプットを最大化する

          はじめに自分がマネージャーとして学び経験としてきたことをまとめてみました。新任マネージャーの方などに役立てていただけると幸いです。 もともと所属する企業内での成長サポート目的で作成したドキュメントなので、文脈が欠落している部分があるかもしれません。ご了承ください。 なお、ここでのマネージャーはエンジニアリング組織のマネージャーを想定しています。 ステークホルダーと私たちステークホルダーから私達に対しては、様々な期待が寄せられています。(X) そして、私達自身がそのミッ

          マネージャーとしてのアウトプットを最大化する

          どうしても時間で見積もっちゃうなら、思い切ってテキーラで見積もってみよう

          ストーリーポイントを使った見積もり 今回の話ではストーリーポイントでよ見積もりを是とすることを前提においています。な前提に置くかについては @ryuzee さんの以下の記事に詳しいので、「そもそもストーリーポイントの良さがわからない」という方はまずこちらをご覧ください。いってらっしゃい。 おかえりなさい。読みましたか?言わんとしてることはきっとわかってもらえたと思います。 私がストーリーポイントでの見積もりを提案する現場でもそうでした。だいたい、その意義については理解して

          どうしても時間で見積もっちゃうなら、思い切ってテキーラで見積もってみよう

          これまでの仕事 これからの仕事を読んだ #これこれ仕事

          はじめに師匠であり、盟友である市谷聡啓さんの新著「これまでの仕事 これからの仕事」が発売されました。 サブタイトルにこそ「アジャイル」が踊っていますが、一瞥してアジャイルの書籍だとは気づかない、これまでの著作とは趣の異なる佇まいの一冊。 実際、本書はパラパラと流し読みする分にはこれまででもっとも「アジャイル」色が薄く、それでいてしっかり読み込むとどの著作よりも血肉にアジャイルが宿っている、という印象を持ちました。  圧倒的読みやすさ市谷さん本人が読書家だということを反映し

          これまでの仕事 これからの仕事を読んだ #これこれ仕事

          プロポーザルネタを無限に生み出すためのみもふたもない秘訣と、いくつかの役に立つ提案

          はじめに2022年から2023年にかけては、各地のスクラムフェスを中心に多くのプロポーザルを提出し、そしてありがたいことに多くのプロポーザルがAcceptedとなり発表する機会に恵まれました。下記が2022年1月から2023年5月までの、プロポーザル提出を経て発表機会を得たものです。 ふりかえってみると月に一度に近いペースで登壇してますね。間にはプロポーザルドリブンではない登壇も何件か挟んでいることを考えると我ながらよく頑張ったな、という感想です。 2022.02 Deve

          プロポーザルネタを無限に生み出すためのみもふたもない秘訣と、いくつかの役に立つ提案

          現職に就いてから丸14年が経ちました

          またひとつ社歴を重ねた2009年6月1日、現職にジョイン。5/31をもって丸14年、6/1からは15年目に突入します。そろそろ、在籍年数が人が生まれてから義務教育を終えるまでの期間に迫ってきました。 奇跡の同期全員生存丸14年を過ぎても、同月同期(と、ほぼ同期の前月入社)は全員健在です。みんな仲良くしてくれてありがとう。みんなそれぞれの持ち場で活躍していて、その姿に触れるだけで頑張る活力が湧いてきます。 不惑だァーーーー!!入社したときには25歳の若者だった私も、今年誕生

          現職に就いてから丸14年が経ちました

          はぁ…ピーター・ドラッカー、しゅき…

          俺は本気だぞ何年か前にピーター・ドラッカー名著集を何冊か購入し、ほそぼそと読み続けています。「現代の経営 下」があまりにも琴線にふれたので、おもわずTwitterで「しゅき…」とつぶやいてしまったくらいです。 その後「非営利組織の経営」を手にとり、ますます「しゅき…」という気持ちになりました。完全にすきぴです。いや、というかめちゃめちゃ役に立つことが書かれている。「マネジメント」しか読まないのはもったいない。少しでも多くの人にドラッカーの著作に触れてほしい…そう思ってnot

          はぁ…ピーター・ドラッカー、しゅき…