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#115 エッセンシャル思考 Part2

昨日の続きです!

昨日の記事はこちら↓


今回は、グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』について書いていきます。

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孤独

考えるためのスペースをつくる

”孤独”という文字だけ見ると「ひとりぼっち」なのかなと思うかも知れないですが、そうではなく「自分だけの時間を作る」ということです。

「ひとりの時間」こそが、新たな創造、新たな発見を生み出すことだと思います。

社会で生きていれば、そのような時間は、なかなかありません。そのため、自分で意識して作り出すしかないのです。

本書でも紹介していますし、Netflixにもドキュメンタリーがあるのですが、ビル・ゲイツは年に2回ほど、「考える週」として、大量の本を読むことや、思考に費やす期間を作っています。

まさに、自分で孤独を作り出しているのです

さすがに、週単位では無理だという人もいると思います。そんな人でも、1日数分から数十分、孤独な時間を作ることが大切だと思います。

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洞察

情報の本質をつかみとる

この世の中は、情報が多すぎるあまり、本当に大切なモノを見落とすことがある。

まずは「大局」を見ることが大事になってきます。

全体を見て、本当に大切なモノにフォーカスすることが大切である。

本書では、「ジャーナリストの目を手に入れる」として4つのことを取り上げています。

1.日記をつける
2.現場を見る
3.普通を知り、逸脱を探す
4.問題を明確にする

すべては「明確」にすることが、カギになってきます。さらに、気になる方はぜひ、本書をお読みください。

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遊び

内なる子どもの声を聴く

”遊び”と聞くと、だらけて現実逃避のためにしているのかと感じるかも知れないですが、そうではなく、「実はとっても大事なこと」なのです。

大人になれば、私たちは子どもの頃のように、無邪気になって遊ぶことはなくなると思います。その”気持ち”こそが大切なのです。

遊びは、それ自体を目的とした行動だ。何かのためでなく、遊びたいから遊ぶ。凧揚げ、歌、ボール投げ。どこにもたどり着かない行動は、一見無駄なようにも思える。しかし実は、そうした遊びこそ、人間にとって不可欠な行動なのだ。 p110

本書にもある通り、”遊び”というのはそれ自体が目的である。そのため、遊ぶことに意味がある。その気持ちを殺してはいけないのです。

本書では、遊びが大切な理由を3つ述べている。

1.選択肢を広げてくれる
2.ストレス軽減
3.脳の高度な機能の活発化

自分の生活を思い返して見ると、この3つが当てはまっていると感じるのではないでしょうか。”3”は実感しづらいかも知れませんが、遊びを通じて、考える思考力や判断力を養うことにも繋がってくると思います。

”1”は、それまで自分になかった選択の可能性を広げてくれたりすると思います。”2”は、遊べばわかると思いますが、自分が遊んでストレスを抱えることはないですよね。それも、心の面では大切になってくるのです。

自分が「楽しい」のかを考えることが、人生にとっても大事なことですね。

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睡眠

1時間の眠りが数時間分の成果を生む

”睡眠”ってどうしても、「自分の時間を犠牲にしている感じがする」という人も中にはいるかも知れません。そう思うのも、寝ている間に何かをすることができないと思うからだと思います。

しかし、睡眠こそ一番に考えるべき要素だと思います。

睡眠をすることを逆算して、1日を生活する。このことが私は大切なことだと思います。睡眠はおまけではなく、メインなのです。

そして、何よりも大切な「自分自身」という資産を守ることなのです。

エッセンシャル思考の人は、睡眠を”武器”として考えている。そして、その多くが「7時間以上」必ず寝ている。もっと寝ている人もいる。

そして、昼寝をすることで、1時間あたりの効率をさらに高めている。


日本においては、今でも「寝ないで仕事をする人間が正義」みたいな風習がまだあるのかも知れないですが、時代遅れもいいところですし、誰が決めたのかわからないことを話されても意味がない。

データは「睡眠を取れ」と言っているのだから、そちらの方が明らかに根拠がある。世界の大企業のCEOたちも実践している。

いつまでも、思い込みにすがるのは辞めにしましょう。

そして、たくさん寝てください。

寝る時間が”ない”じゃなく、寝る時間を”作る”のです。それが大切です。

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選抜

もっとも激しい基準で決める

私たちは、選択肢の候補として可能性を”残そう”とする。

例えば、洋服や自分の私物などで、

「この服は、いつか着るかも知れない」
「これは、いつか使うかも知れない」
「まだ、使えそうだから残しておこう」

などと決めて残しますが、本当に使いますか?

ほとんど使わないですよね?

なんなら存在すら忘れているかも知れないですね。

そのため、曖昧な選択肢は捨ててしまって、「いる」「いらない」かの2択にするのが大切です。


本書では、「90点ルール」というものについて述べています。最重要基準を決めて、それを下回ればすべて0点とみなす方法です。

一見、雑なようにも感じますが、選択する時に必要な要素、それこそ「最重要基準」さえあればいいと思います。服とか物なら「絶対使う」が最重要だと思います。

その段階で”残そう”としている選択肢と気持ちが違いますよね。

「絶対」「かも知れない」

重要視しているのはどちらなのかは一目瞭然です。自分が求めている選択だけすればいいのです。




今回はここまで!
続きはまた明日!

それでは!



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