目立つ行動は恥ずかしいのか?
「目立つ行動って、恥ずかしいですか?」
例えば、こう考える人もいるのではないでしょうか?
「私は恥ずかしいので、慎重に行動しています」
「注目されると、緊張してしまいます」
「穏やかにやり過ごしたい」
どちらかと言えば、ネガティブ要素。
特に、失敗した時に注目して欲しくない人は、
このように考えているのではないでしょうか?
確かに失敗したとき、
周囲にすごい目で見られるのは
とても恥ずかしいことかも知れません。
しかし、それは周囲に見られた時に「恥ずかしいというイメージ」が刷り込まれているのが問題なのかも知れません。
日本人は誰かが失敗をすると、
それに対してかなり反応するイメージです。
簡単に言えば、「失敗を認めない人」が根強くいる。
そのため、ネガティブな人が失敗したときに、
「失敗しちゃった〜。またすごい目でみられている」
と、落ち込んだ気持ちになってしまいます。
この環境って、いいものだと思いますか?
絶対に良くないですよね?
失敗した時にどのような対応を見せるかが大切になってきます。
今回は、目立つ行動が恥ずかしい理由と、
失敗してしまった時にあるべき環境について考えていきます。
・・・
■はじめに
✔︎気にし出すと止まらない
今回の記事の結論は「そんな時こそ、一緒に笑おう」ということです。
まず、目立ってしまった行動によって、
周囲の視線が気になり出したら失うものがあります。
それが「積極性」です。
今までは、積極的に行動をすることができていたのに、ひとつの失敗によって目立つ形になってしまい、それにより前まで持っていた「積極性」を失ってしまう可能性があります。
これだけはどうしても避けたいです。
積極性は行動を起こす上で大事な要素になってきます。
それを失ってしまうと、次に何かやりたいことを見つけたときに行動に移すことができなくなってしまいます。
では、人はなぜ「失敗に敏感」なのでしょうか?
それは、心のどこかに「失敗は恥ずかしいモノだ」という気持ちが隠れているからです。
しかも、その多くは行動しない人の心に隠れています。
そのため、積極的に行動をしない人の視線は冷たく、
受け取る側に伝わってしまいます。
受け取る側のメンタルが弱ければ、
それだけで戦闘不能になってしまうのです。
つまり、
「失敗」
↓
「周囲の冷たい視線」
↓
「恥ずかしい気持ちになる」
この一連の流れが良くないのです。
ここを改善しないと、明るい未来は見えてきません。
楽しく過ごすことができません。
では、なぜ人は失敗を嫌うのでしょうか?
・・・
■失敗に対する受け取り方
✔︎「悪」と捉えるDNA
失敗の反対語は「成功」だと考えるのが一般的です。
または、「失敗ではない」と答える方も考えられます。
意味はそこまで変わらないので、共通して言えるのが、
「人はミスや失敗に対する受け取り方をいいものだと思っていない」ことが大きな問題です。
つまり、常に「成功をしていないといけない精神」が働いてしまっていることにより、自己の失敗や他人の失敗に寛容になることができない。
言い換えれば、
「成功すると認められ、失敗すると認めてもらえない」
という承認欲求の部分が見え隠れして、
その部分が受け取り方に大きな影響を与えています。
人の失敗に幸福感を得るのは、
その部分から来ているのかも知れません。
他人が失敗をして、株が落ちてくれれば、自分がのし上がるチャンスが回ってきたと考えるのも不思議なことではないです。
アンチがなくならないのは、
ここが関係しているのかも知れません。
特に日本人は「失敗否定のDNA」が
強い傾向にあると考えています。
歴史を遡れば、過去は戦の時代。
戦争にも敗れています。
思い込みかも知れませんが「負けてはいけない精神」が強く根付いている文化なのかも知れません。
そのため、「成功することが正義」と勘違いをして、常に成功していないといけないという気持ちが強くなることが考えられます。
しかし、失敗を受け止めてこそ、
成功の価値を知ることできます。
・・・
■その後の対応によって寛容になれる
✔︎受け止める態度によって変わる。
人間誰しも失敗するものです。
それを経験して強くなっていくものです。
小さな失敗に対して、
細かく気にしていたらメンタルが持たないです。
もし、失敗したら、優しい言葉で自分を励ます。
誰かが失敗したら、励ましてあげれる環境を作る。
このことが大事になってきます。
・大丈夫!
・OK!OK!
・次!次!
・そんなの失敗じゃない
・前向いて行こう!
すごくシンプルで当たり前の言葉ですが、
これを瞬時にできる環境はそこまで多くないです。
最初は、ミスに対しての攻撃を入れます。
もちろん反省することも必要ですが、
追い討ちばかりかけてもいいことはないです。
最後は励ます言葉、
励ましてあげれる環境があることが、
次への挑戦につながっていきます。
一緒に笑って、次の挑戦に向かいましょう。
・・・
■まとめ
✔︎そんな時は、明るい言葉と笑顔
今回は「目立つ行動は恥ずかしいのか?」というテーマから、人の失敗に対する反応に対して考えみました。
ミスや失敗は確かに恥ずかしいものかも知れません。
しかし、それを気にしても
何も変わらないです。
失敗は、最後に成功して笑うための準備です。
仮に、誰かが失敗をして
落ち込んでいる人を見たら、
明るい言葉と笑顔で迎えてあげましょう。
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