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#60 希少価値

イメージは高価なモノ

タイトルを見て「希少価値」って高価なモノのイメージがありますよね。例えば宝石とかヴィンテージ品とか、生産される数が少なくてなかなか手に入りにくいものなど様々あると思います。

ヒトってそういう誰もが持っていないモノに惹かれる習性ありますよね。いつも不思議だと思います。やはり自慢したい本能みたいなモノが湧き上がるのでしょうか?


今回の話は、宝石とか高価なモノではなく、簡単に言えば「人口が少ない」ことについてのお話です。


例えば、スポーツなどはわかりやすい例かも知れません。日本で言えば「野球」や「サッカー」の競技人口が多いと思います。昔から根強い人気があるスポーツですから、子どもの時から見る機会もそれなりに多くあり、物心ついた時には始めている子どももいるのではないでしょうか。


ただ、競技人口の多いデメリットとしてあるのが「輝ける人が少ない」ことにあると思います。どの世界でもそうかも知れませんが、大体は競争社会の中で私たちは生きています。日々、競争を繰り広げる中で勝者だけが勝ち残ることができる世界だと私は思います。

敗者は他の道を選択しなければいけない残酷なモノだと思います。実際に幼い頃からスポーツをやっていた子どもでも、プロ選手になれるのは、ほんの一握りの人だけです。始めた頃からふるいにかけられてどんどんと落とされていくのが、競争社会のあり方でもあります。


今回はその逆で、今から人口の少ない分野でしっかりとした知識を積むことでこの先、何十年と輝くことができるきっかけについて書いたのが今回のお話です。


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誰もが輝く分野がある

私たちが生活をしている中で「見えている景色」は本当にわずかなモノだと思います。一般的に情報量が多いモノがメインの情報として取り上げられることが多いのでどうしてもそれに目がいってしまいがちになります。

そのため、情報が薄い分野においては、なかなか光を浴びる機会がないのが今の現状かも知れません。日本における学者はそんなイメージになりがちです。一般の人やマスコミはノーベル賞の時期だけ騒いで、その時期が過ぎれば情報がなくなってしまう感じに思ってしまいます。


逆を言えば見えている景色が濃すぎるのかも知れません。大学を卒業して、一流の民間企業か公務員として就職するといった誰しもが憧れるレールがあり、そのような一般的なモノしか見ていない、見えていないのかも知れません。もちろんそのことを否定している訳ではありません。言いたいのは「全員が同じビジョンを見ていませんか?」ということです。

これだと上記でも書いたような競争社会です。人が多い分野で戦わないといけないことになるのです。やはりそれだと輝ける人の数が限られてしまうのです。


なので、これからの時代、もしくはもう大事になっていることかも知れませんが必要なことは「誰も見ていないモノに興味を持つ」ことです。それそこが「希少価値」なのです。

ライバルがいない環境であれば、それだけ自分にもチャンスがあるということです。しっかりと知識と技術を磨くことにより、活躍できるチャンスが生まれてくるのです。


希少価値に手を出さない、もしくは見ているかも知れないけどやらない人は今の居場所が心地良いからそうとも言えることかも知れません。

スペンサー・ジョンソン著『チーズはどこへ消えた?』という本があります。有名な本なので読まれた方もいると思います。この本は2人と2匹のネズミのお話なのですが、性格が4者4様というのが特徴で、物語の鍵を握る「チーズ」が人生で求めるモノ。例えば、仕事や財産などです。「迷路」が場所。例えば、社会などのことです。2人のうち1人はチーズを手に入れて満足します。いつしかチーズがなくなってしまいますが、その場所に入ればまたチーズが手に入ると思っているのです。そのことが問題だったりします。

このように、その環境、その状況がいつまでも続くとは限らないことも考える必要があるのです。


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チャンスを掴めるか

変な言い方かも知れませんが、ありがたいことに今の時代は昔より「変動」していることは間違いないことだと思います。また、これからも時代はより「変動」することだと思います。

今まで当たり前だったモノが当たり前じゃなくなり、今まで光を浴びることが少なかったモノが多くの光を浴びることになり、それが当たり前に変わっていくことも考えられると思います。

そのチャンスを周囲の誰よりも早く掴み、生産性や将来的展望があるのに人気がないものを調べ、始めることが必要になってくると思います。


そこで鍵になる要素が2つあります。

・誰もが嫌がる分野を知る
・自分自身に投資する

「誰もが嫌がる分野」を知る理由は、ライバル少ないことが鍵になります。その分野で知識や情報、経験を積むことによって、その先、時を遅くして気がついた人が来ても、もうすでに先行しているので、どんどんと差を引き離すことができます。

そしてそれをするためには「自分自身に投資」することが必要になってくると思います。分野によっては最初にある程度の額を投資しなければいけないこともあると思います。しかし、一度自分に投資したモノは簡単にはなくなりません。また、大きなモノになって返ってくると思います。


具体例を出せば、プログラミングや英語などの語学、デジタル通貨関係などは日本人が今でも弱く、しかし、需要があることだと思います。

あとは、芸術とかアート、デザインなどの分野も希少価値がある分野だと思います。需要はあるのに人口が少ないところにチャンスを掴み取る可能性が上がる要因になると思います。最後は自分自身を信じる気持ちが大切です。


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自分自身のために投資することはこれからの時代でも大切なことだと思いますし、より重要なことかも知れません。進んで誰もがやらない場所に飛び込むことができるかで次の人生が大きく変わってくると思います。


あなただけの新しいチャンスを掴み取りましょう!






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